Marcus
Miller
マーカス・ミラー
プロフィール
本ページには広告を含みます。| 本名 | William Henry Marcus Miller Jr. (ウィリアム・ヘンリー・マーカス・ミラー・ジュニア) |
|---|---|
| 生年月日 | 1959年6月14日 |
| 出身 | アメリカ・ニューヨーク市ブルックリン |
| 活動歴 | Miles Davis バンド(1981〜82) 「Tutu」作曲・制作(1986) ソロ活動(1993〜) |
© Nikita / CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons
1959年、アメリカ・ニューヨーク市ブルックリンに生まれ、クイーンズ区ジャマイカで育つ。父は教会のオルガニスト兼聖歌隊指揮者で、親戚にはマイルス・デイヴィスのピアニストだったウィントン・ケリーもいる音楽一家。幼少期にクラリネット、ピアノ、ベースを学び、15歳でニューヨークのプロの現場に立っていた。
70年代後半には引く手あまたのスタジオ・ミュージシャンとなり、生涯で400枚とも500枚ともいわれるレコーディングに参加。1981年には憧れのマイルス・デイヴィスのバンドに加入し、1986年の名盤「Tutu」ではほぼ全曲の作曲・プロデュースを手がけ、その名を世界に知らしめた。
親指で弦を叩く“スラップ”奏法の第一人者として知られ、ファンクのグルーヴとジャズの叙情を併せ持つプレイで後進に多大な影響を与えた。ソロ、プロデューサー、映画音楽、そしてユネスコ平和芸術家としても活躍。ベースを「主役の楽器」として鳴らし続ける現役の巨匠である。
世界の声
“驚異のマーカス・ミラー”——もうその呼び名がすべてを語ってるよね。ベースをここまで表現力ゆたかな楽器にした人は、そういない。どのアルバムも外れがないんだ。
マイルスが見出した数多の若き才能のなかでも、彼はとびきりの逸材だった。エレクトリック・ベースをリード楽器として操り、師と同じように商業的な壁も軽々と越えてみせたんだ。
ジャズ・ベースとライブ・ファンクの超絶名手が帰ってくる、って紹介されるんだ。スラップもメロディも自在で、ステージに立てば会場まるごと彼のグルーヴに持っていかれるんだよね。
ジャズでいちばんファンキーなベーシスト。マイルスともルーサー・ヴァンドロスとも対等に渡り合えて、どの一音もくっきり粒立っている。ファンキーなのに、延々と繰り返さず常に創造的なんだよね。すごくない?
70年代のジャズベースを愛し、ブリッジやピックアップを徹底的に手を入れて“スクープ・サウンド”を作り上げた。強烈な低音、抜けた中域、超クリスピーな高音——あの音は一聴して彼だと分かる。
ユネスコから平和芸術家に任命された彼は、マリやブラジル、カリブの響きを編み込んだ音楽を携えて世界を旅している。それでも音は紛れもなくミラー——スラップ&ポップが、やみつきの旋律を駆動していくんだ。
動画
演奏動画
代表機材
- BASS 1977 Fender Jazz Bass(改造) トランスペアレント・ブロンドの愛器。ルシアーのロジャー・サドウスキーが手を入れ、Badassブリッジとバルトリーニのアクティブ回路を搭載。強烈な低音と抜けた高音の“スクープ・サウンド”の源。
- BASS Fender Marcus Miller Signature Jazz Bass 愛器をもとにフェンダーが’90年代後半に製品化した本人シグネチャー。4弦・5弦があり、スラップ・トーンを求める世界中のベーシストの定番となった。
- BASS Sire Marcus Miller V7 2015年以降エンドースする手頃な価格帯のシグネチャー。クラシックなジャズベースに現代的な装備を盛り込み、入門層にも“あの音”を届ける狙い。
- AMP SWR Marcus Miller preamp 本人シグネチャーのプリアンプ。SWRのパワーアンプやキャビネットと組み合わせ、太く明瞭な低音でスラップの粒立ちを支える。
- EFFECTOR EBS BassIQ(エンベロープ・フィルター) 踏むと“ワウ”のように開くオートワウ系。ファンキーなソロやキメに表情を加える、マーカスの足元の定番。
- STRINGS DR “Fat Beams” Signature Strings 本人シグネチャーのラウンドワウンド弦(.045〜.130)。スラップでの明るくパンチのある立ち上がりが、ミラー・トーンの要となる。


