MXR M133
Micro Amp
Micro Amp
Released
1979
Circuit
Analog
Boost
+26dB
Bypass
Hardwired
Power
9V DC
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結論
- 音の傾向ほぼ透明なクリーンブースト。GAIN 1ノブで色付けは最小限、最大+26dBまで。ゲインを上げれば軽いクランチも作れる。
- こんな人におすすめ原音を変えずに音量とゲインだけ足したい人。ソロ用ブーストや長いチェーンの信号ロス補償が欲しい人、1ノブで完結するシンプルさを好む人に。
- 操作感つまみは1つだけ。踏んで回せば決まる。バッファードなのでチェーンの先頭でも末尾でも扱いやすい。
向かない人EQやモードで積極的に音を作りたい人。音作りの幅は無いに等しく、ウォームな色付けブーストが欲しいならEP Booster等の方が向く。
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1. 三大特徴とサウンド傾向
▼色を足さない“透明”ブースト
GAINつまみ1個のみ。原音の色を変えず、音量とゲインだけを純粋に持ち上げる。長いエフェクトチェーンやシールドでの信号ロスを補い、鳴りの芯を保つ。“あと一押し”を足す最小構成だ。
最大+26dBの余裕
約0.5〜26dBの可変ブースト。ソロで前に出るのはもちろん、チューブアンプの前段を叩けば自然なブレイクアップまで引き出せる。1ノブとは思えない懐の深さがある。
40年以上の堅牢さと定番の安心感
1979年から続くMXRの金属筐体。踏み倒しても壊れない“戦車”級のタフさ。手頃な価格と枯れた回路で、プロのボードにも入門機にも選ばれ続けている。
レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Thomann327
Sweetwater27
Audiofanzine33
Total387
2. 世界のレビュー
▼🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
音がとにかくデカい。前段に11時で置いておくだけで、音量もゲインも自然にぐっと持ち上がる。もう切れないんだ。一度この“あと一押し”を覚えたら、無いと物足りなくなる。派手なことは何ひとつしていないのに、鳴りが一段格上になる。
🇬🇧 Thomann(英)
“the MXR micro amp is a handy piece of kit.”
気の利いた小箱だよ。ずっしり厚い金属の筐体に、しっかりしたスイッチ。デカいボードを組むと信号は痩せていくが、こいつを一枚噛ませておけば芯が保てる。ソロで一瞬だけ音量を上げたい、そんな場面にすっと効く。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
暖かくて、ダイナミック。Peavey Classic 100にXoticのRC Boosterと組み合わせて、もう何年もこの構成を超えられずにいる。派手さはない。ただ、鳴らすたびに“これでいい”と思わされる、そういう相棒だ。
🇺🇸 The Gear Page(米)
“turns a lifeless flat clean tone into funky goodness, with a bit of chime.”
Guitarist誌の“オールタイム・ベスト50ペダル”に選ばれてる。踏んでみて理由が分かった。死んだように平坦なクリーンが、ほんの少しの煌めきを乗せて“ファンキー”に生き返るんだ。地味な箱だと侮っていた自分を殴りたい。
⚖️ 中立
🇩🇪 Thomann(独)
“this pedal colors the sound too much for my own taste.”
完全に透明なブーストが欲しかった。正直に言えば、こいつは少しだけ色を付ける。低域がほんのり足される。作りは文句なしに頑丈だ。でも“何も足さない”を求めていた身には、その“ほんの少し”が引っかかった。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
効果そのものは比較的トランスペアレントだと思う。ただ、常時オンで使うと、じわじわ音が均されて平板になっていく。これは“ここぞ”の一瞬に踏むためのペダルだ。使い方を選べば化けるが、選ばないと個性を溶かす。
🇩🇪 Musiker-Board(独)
“Hat alles richtig klar und frisch gemacht.”
ブースターがいらなくなるまで使い倒した。音には本当に良く効く——全部がクリアで、新鮮になる。ただ、俺の個体はポットを3時より上げると鳴き始めた。かなり深い設定のときだけだけどな。まあ、機材ごとに出方は違う。
🇺🇸 The Gear Page(米)
“I wouldn’t say it is ultra-transparent.”
“LEDなし”の古い個体を、確か1983年あたりからソロ用のブーストに使ってる。超トランスペアレントとまでは言わない。でも、こいつが足すほんの少しの“何か”は、確かに良いものだ。今は別のクリーンに移ったが——それでもMicro Ampは手放せない。
🇺🇸 The Gear Page(米)
“When you turn the gain way up it gets a bit weird.”
ゲインをぐいっと上げると、正直ちょっと妙な音になる。だが低めの設定でのブーストは——これぞ定番、と言うほかない。要は使いどころだ。無理に絞り上げず、軽く持ち上げる。それだけで長く付き合える一台になる。
🇺🇸 The Gear Page(米)
“I do prefer the Katana over the Micro Amp.”
Micro Ampも良かった。良かったんだが、俺は結局KeeleyのKatanaに戻ってしまう。クリーンブーストを取っ替え引っ替えしても、あの言葉にできない質感につい手が伸びるんだ。Micro Ampが悪いわけじゃない。ただ、俺の“最後の一台”にはならなかった。
👍 🇺🇸30年、どのボードにも必ず載せてる。音色は一切変えず、ただ持ち上げるだけ。しかも驚くほど静かだ。
👍 🇫🇷高域にほんの少し艶を足してくれる。ほぼ常時オン。Blues Juniorのクランチが、ひと足し分だけ神々しくなる。
👍 🇬🇧2007年に買って、今も現役。1ノブで全部こなす。戦車みたいに頑丈で、壊れる気がしない。
👍 🇩🇪1ノブ、これ以上ないほど簡単。100WのHiwattでも30WのOrangeでも、Les PaulでもSGでも完璧に働く。3年間、一度も裏切られてない。
😐 🇺🇸ハイゲインでガツンと音量を稼ぎたい人には向かない。増分がやや物足りない。クリーン〜中ゲインなら最高なんだけどな。
😐 🇺🇸電池交換のたびに底板の4本ネジを外すのが地味に面倒。だから俺は9Vアダプター運用に落ち着いた。
3. 競合比較
▼| 機種 | キャラクター | コントロール | 最大ブースト | バイパス |
|---|---|---|---|---|
| MXR M133 Micro Amp (本機) | ほぼ透明〜わずかに色付き | Gain×1 | +26dB | ハードワイヤード (バッファード) |
| Xotic EP Booster | ウォーム(色付き) | Gain×1 (内部DIP×2) | +20dB | True Bypass |
| TC Spark Booster | 可変 (2バンドEQ+3モード) | Level/Gain/Bass/Treble | +26dB | True Bypass |
| Fender Engager Boost | 可変 (3バンドEQ+Freq) | Level/Bass/Mid/Treble | +20dB | True/Buffered切替 |
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:透明に音量だけ足したいなら本機。少しウォームな色付けが欲しいならEP Booster。ブースト+簡単なEQ・モードで手早く決めたいならSpark Booster。3バンドEQ+ミッド周波数まで積極的にトーンを作り込みたいならEngager Boost。
現在の取扱・価格
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4. 使い方Tips
▼常時ONの“下地”に ALWAYS ON
9時前後の低めの設定で常時オン。長いボードやシールドで痩せた信号を補い、鳴りの密度と存在感を底上げする。音は変えず、“聞こえ”だけを整える使い方だ。
歪みの前でプッシュ PUSH
アンプやODの前に置いてGainを上げる。前段を強く叩き、自然なブレイクアップや飽和を引き出す。歪みを“足す”のではなく、すでにある歪みを“深く”する狙い。
ソロ用の音量ブースト SOLO
歪みセクションの最後に置き、ソロで踏む。音色はそのままに音量だけひと段上げ、バンドの中でリードを前へ押し出す。増分は12時以上で好みに合わせて調整。
2本のギターの出力合わせ LEVEL
出力の小さいシングルコイル機を、ハムバッカー機と同じ音量帯へ引き上げる。持ち替えても音量差が出ない“レベル合わせ”として使える。
5. 価格と相場
▼GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥14,300
国内実売・2026/9
🇯🇵 国内中古
約 ¥9,000
中古市場の参考値・2026/9
🌍 海外新品 USD
約 $106
海外実売・2026/9
Gear Wise Diagnosis
中古相場:長年の定番で流通量が多く、国内中古は約 ¥9,000前後と手頃。玉数が豊富で状態の良い個体を選びやすく、入門にもサブボード用にも向く。
長期トレンド:原型は1979年登場の超ロングセラー。1987年にJim Dunlopがブランドを引き継ぎ、現行のリイシューを継続生産している。近年の価格改定と円安で国内新品は上昇し、約 ¥14,300の水準に。廃番の気配はなく、供給は安定している。
為替の影響:海外 約 $106に対し、国内 約 ¥14,300は円安を反映した水準。中古は為替の影響を受けにくく、コストを抑えたい場合の現実的な選択肢になる。
現在の取扱・価格
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6. Echo Notes
— さらに知るMEDIA/ メディア評価
🇺🇸 Guitar World
別のドライブにスタックしたり、チューブアンプを直接叩く用途に、昔からこの音の虜だ。Big Muffから飽和を引き出すのも、バンドの中でリードをぐっと前に出すのも見事にこなす。ただ正直に言えば、これだけ手頃で優秀な選択肢が増えた今、コスパの面では一歩譲るようになった——それでも手が伸びてしまう一台だ。
🇬🇧 Guitar.com
おそらく世界で最もありふれたブーストで、それには理由がある。手頃で、簡単で、ブースト幅は申し分ない。+26dB、いじるのは音量つまみひとつだけ。よほど耳が鋭くなければ気づかない程度に高域がほんの少し乗るが、それ以外はこれ以上ないほどクリーンだ。£100を切る価格でこの完成度は素直に強い。
PLAYERS/ 使用プロ
John Frusciante
Red Hot Chili Peppersのギタリスト。クリーンにわずかなクランチを足す用途で長年愛用し、近年のペダルボードにも継続して搭載しているのが確認されている。
Adam Jones
Toolのギタリスト。ライブ用ボードに本機(M133)を搭載。※スタジオ作『Fear Inoculum』ではEQ付きの上位機Micro Amp+(M233)を使用したとプロデューサーが明かしており、ライブと録音で使い分けている。
Josh Klinghoffer
Red Hot Chili Peppers在籍時。ギターテックがRig Rundown動画で本機を「ダーティドライブの一つ」と紹介し、軽い歪みを足す役割で使っていた。
TRIVIA/ 豆知識・トリビア
- 回路は、同じMXRのDistortion+(M-104)を“歪ませずに”設計し直したもの。オペアンプ1個のごくシンプルな構成で、色付けの少ないクリーンブーストとして仕上げられている。
- 原型は1979年頃のMXR初期モデル。当時はLEDも電源ジャックも持たない電池駆動だった。1984年にMXRが一度事業を畳んだ後、1987年にJim Dunlopがブランドを取得し、LEDと電源ジャックを備えた現行リイシューを継続生産している。
- 派生モデルとして、2バンドEQを足したMicro Amp+(M233)、Echoplexプリアンプのグリットをまとった小型のBooster Mini(M293)などがある。1ノブの原機は今も“最小構成”の定番として残り続けている。
VIDEO/ 動画
DEMO①
DEMO②
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最終更新:2026年9月|価格・在庫は変動します。

