BF-3

BOSS BF-3
Flanger
Released
2002
Modes
4
Bypass
Buffered
Power
9V DC
本ページには広告を含みます。
結論
  • 音の傾向抜けの良い明快なうねりが持ち味の、多機能デジタル・フランジャー。王道のSTANDARD/ULTRAに加え、GATE/PANやMOMENTARYといった飛び道具モードまで1台で網羅する。
  • こんな人におすすめギター/ベース両対応・ステレオ出力で、1台で幅広いモジュレーションを賄いたい人。定番から実験的な音まで遊びたい人に。
  • 操作感RES/MANUAL・DEPTH・RATEで詰める。ただしオン時に音量が持ち上がりやすく、レベルノブが無い点は運用で割り切る必要がある。
向かない人アナログ独特の温かみや原音の質感を最優先する人。「デジタル的で冷たい」と感じる声もあり、ミックス/レベルの微調整ができない点も相性が分かれる。
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1. 三大特徴とサウンド傾向

▼

4モードで広がる守備範囲

王道のSTANDARD/ULTRAに加え、踏んでいる間だけ効くMOMENTARY、トレモロ的な左右パンとフランジを融合したGATE/PANを搭載。定番のジェットサウンドから飛び道具まで、これ1台でこなす音作りの幅が最大の武器。

ギター/ベース両対応+ステレオ

専用のGUITAR IN/BASS INを備え、OUTPUT A/Bのステレオ出力で左右に広がるうねりを作れる。ベースでも痩せにくい設計で、ボード内での汎用性が高い一台。

明快さと、好き嫌いの分かれ目

抜けが良く、はっきりと前に出るデジタルらしいうねり。一方で「デジタル的・やや冷たい」と評されることもあり、アナログの温かみや原音の質感を求める層とは相性が割れる。

レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Thomann156
Sweetwater32
Audiofanzine19
Total207

2. 世界のレビュー

▼
🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇺🇸 TalkBass(米)
“I thought it was amazing! Totally different beast than the BF2”
すごい、の一言だ! 正直ナメてた。前のBF-2とは——もう完全に別モノ。次元が違う。デジタルだなんだと言う奴がいても関係ない。俺はこいつのうねりに完全にやられた。
🇪🇸 Guitarristas(スペイン)
“…me vale por 3 y estoy encantado con él”
これ1台で、3台ぶんの働きをしてくれる。もう完全に惚れ込んでる。フランジャーが欲しいなら、あれこれ買い足す前に、まずこいつを試してみろ。後悔はさせない。
🇺🇸 The Gear Page(米)
“The BF-3 is criminally underrated.”
BF-3は不当に低く見られてる。デジタルってだけで敬遠されがちだけど、俺にはいつだって最高の音に聞こえた。バラクーダの“ヒュー”からアンディ・サマーズ風の揺れまで、とにかく多才。MOMENTARYも殺し文句だ。
🌍 The Gear Page
“This is my #1 reason for using the Boss BF3.”
BF-3が特別な理由? ディレイタイムをほぼ0msまで詰められることだ。だから他のBBDフランジャーのように低域が濁らず、コムフィルターが高域に寄って、あの空気感のある“ウィスピー”なうねりが出る。俺がこいつを使う一番の理由はこれだ。
⚖️ 中立
🇨🇴 TalkBass(コロンビア)
“it was great live, nothing subtle, excellent if you want cool atmospheric sounds”
ライブでは最高だった。繊細さ? そんなものはない。ガツンと来る。ただ、ひんやりした空間系の音が欲しいときには、これがよく効くんだ。用途がハマれば、いい相棒になる。
🇺🇸 Sweetwater(米)
“this pedal can be a bit loud when engaged”
音は気に入ってる。でも一つだけ言わせてくれ。踏むと、音量がちょっと上がるんだ。レベルノブがあればなあ、と何度思ったことか。そこさえ割り切れれば、いいペダルだよ。
🇺🇸 Sweetwater(米)
“like most Boss pedals, it really eats up batteries quickly”
BOSSらしく、作りは頑丈。音も文句なし。ただ——他のBOSSと同じで、電池の減りがとにかく早い。電池運用は正直きつい。アダプターは必須だと思っておいた方がいい。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“un son assez froid avec cette pédale boss, un peu «plastique». Donc avis mitigé”
このBOSSの音は、正直ちょっと冷たい。どこか「プラスチックっぽい」というか。悪くはない。効きも十分ある。でも心から惚れたかと聞かれると——微妙、というのが本音だ。
🌶️ 激辛
🇳🇱 TalkBass(オランダ)
“when using it the volume always goes up and destroys my overall sound”
使うたびに、音量が勝手に上がる。そして全体のサウンドをぶち壊しにする。毎回だ。フランジの効きがどうこう以前の問題だろ、これは。レベルを合わせる術がないのが、致命的なんだよ。
🇺🇸 Sweetwater(米)
“it has no value control, so its over powering”
レベルを調整するノブが無い。ただそれだけのことで、音が前に出すぎる。バランスが取れないんだ。なんでこれを付けなかった。使うたびに、その一点でストレスが溜まっていく。
🇪🇸 Guitarristas(スペイン)
“el BF3 lo descartaria totalmente, ya que es muy muy digital”
BF-3は——俺なら、完全に候補から外す。とにかくデジタル臭い。音があまりに人工的で、温かみのかけらもない。アナログのうねりを一度知ってしまうと、これはもう戻れない類の音だ。
👍 🇺🇸クリーンでも歪みでも、これが一番いい音のするフランジャーだ。文句なし。
👍 🇫🇷10/10。さすがBOSS、いい仕事をしてる。
👍 🇺🇸大人しめから飛び道具まで、フランジで欲しい音は全部こいつで出せる。
😐 🇦🇺Toolのコピーで使ったけど、それ以外の場面では結局コーラスに戻っちゃったな。
😐 🇺🇸いいペダルだよ。ただ、俺のやる音楽では出番が無かった、それだけの話だ。
👎 🇫🇷音は明らかに冷たくてデジタル的。全体的に、どこか安っぽい響きだ。

3. 競合比較

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機種方式ノブステレオバイパス
BOSS BF-3
(本機)
デジタル4+4モード○OUT A/BBuffered
MXR M117R FlangerアナログBBD4×True Bypass
EHX Deluxe Electric Mistressアナログ3+Filter Matrix×MonoTrue Bypass
TC Electronic Vortexデジタル4+TonePrint○True/Buff.切替
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:4モード+ステレオで1台の守備範囲が広いのは本機。ヴィンテージなアナログのうねりならMXR M117R、ジェット感の効いた定番アナログ+Filter Matrixの浮遊感ならDeluxe Electric Mistress。TonePrintで音を追い込みたいならTC Vortex。
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4. 使い方Tips

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王道のジェット・フランジング STANDARD

MANUAL
11時
DEPTH
2時
RATE
10時
RATEをゆっくりめ、DEPTHを深めにすると、ジェット機のような王道のうねりに。RES/MANUALつまみでうねりの芯となる帯域とクセ(レゾナンス)を調整でき、強めるほど金属的なピークが際立つ。まずはこの設定を基準に。

飛び道具モードで遊ぶ GATE/PAN

MANUAL
12時
DEPTH
3時
RATE
1時
MODEをGATE/PANにすると、ステレオ出力で音が左右に飛び交うトレモロ的パン+フランジの演出に。MOMENTARYは踏んでいる間だけ効果がかかるので、決めの一発だけ飛び道具を挟みたい場面で使える。

5. 価格と相場

▼
GEAR ECHO
※発売初期〜近年の価格は定番機の価格傾向にもとづく編集部推定です。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥16,800
国内実売・2026/9
🇯🇵 国内中古
約 ¥9,000
中古市場の参考値・2026/9
🌍 海外新品 USD
約 $139
海外実売・2026/9

Gear Wise Diagnosis

中古相場:長年の定番で流通量が多く、国内中古は約 ¥8,000〜10,000で安定している。海外レビューでも「新品はやや割高だが、中古なら十分に安い」という声が目立つ。状態の良い個体を選びやすく、コストを抑えたい人の現実的な選択肢になる。

長期トレンド:2002年発売のロングセラー現行機。長らく ¥12,000台で推移してきたが、近年の円安とBOSSの価格改定により新品実勢は ¥16,800前後まで上昇した。値動き自体が緩やかな定番機のため、慌てて買う必要はない。

為替の影響:海外 約 $139に対し、国内 約 ¥16,800は円安を反映した水準。中古は為替の影響を受けにくく、新品価格の上昇局面ではとくに中古の割安感が際立つ。

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6. Echo Notes

— さらに知る
▼
MEDIA
🇺🇸 Guitar World
過小評価された現代の定番だ。STANDARDとULTRAは期待通りだが、真価は副モードにある。踏んでいる間だけ効くMOMENTARYはヴァン・ヘイレン“Ain’t Talkin’ ‘Bout Love”風のスウィープに最適だし、GATE/PANは往年のPN-2的な左右パンにフランジを混ぜた飛び道具だ。この独自モードが生む音の変化の幅は計り知れず、本当にインスパイアされるペダルに仕上がっている。惜しむらくはトゥルーバイパスでないことくらいだろう。
🇺🇸 Guitar Chalk
手持ちのモジュレーションの中でも、屈指の完成度と実用性を備えた一台だと感じている。音質は驚くほど良く、クリーンに薄くかけたレイヤーとして最高に映える。ULTRAや高強度の設定にも、ちゃんと居場所がある。惜しいのはミックス/ウェット・ドライのノブが無いこと。新品はどの市場でもやや割高だが、そこは安く出回る中古が救ってくれる。シンプルで、良い音で、手頃——BOSSらしさが詰まった一台だ。
PLAYERS
Robert Smith — The Cure
The Cureの重層的なモジュレーションサウンドの核。オールBOSSで組んだペダルボード上にBF-3を複数台搭載しているのが確認されている。かつて愛用したアナログのBF-2から、現行リグではBF-3へと受け継いでいる。
TRIVIA
  • 2002年発売。GUITAR IN/BASS INの独立入力とOUTPUT A/Bのステレオ出力を備え、ギターにもベースにも対応する数少ないコンパクト・フランジャー。
  • STANDARD/ULTRAに加え、踏んでいる間だけ効くMOMENTARY、トレモロ的な左右パンとフランジを融合したGATE/PANの計4モードを搭載。ペダルスイッチの長押し(2秒以上)でタップテンポ的にレイトを設定できる。
  • 2002年、1980年発売のアナログBF-2の後継として登場したデジタル世代。息の長い「BOSSフランジャー」の系統を受け継ぎ、現行ラインの一台として定着している。
VIDEO
公式
DEMO
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最終更新:2026年9月|価格・在庫は変動します。