MXR M82 Bass

MXR
M82
Bass Envelope Filter
Released
2010
Circuit
Analog
Controls
5-Knob
Bypass
True Hardwire
Power
9V DC
本ページには広告を含みます。
結論
  • 音の傾向ピッキングの強弱に追従して「キュワン」と鳴るオールアナログのエンベロープフィルター。Dry/FXの独立ブレンドで低域を残したまま効果をかけられる、ベース専用設計。
  • こんな人におすすめファンク/R&Bのオートワウ的な飛び道具が欲しいベーシスト、原音を痩せさせず効果を足したい人、Phase 90サイズの省スペースを重視する人に。
  • 操作感5ノブで追い込みは効くが、プリセット保存はできない。ライブで使う設定を決め込むまでに時間がかかる、一発勝負のアナログ機。
向かない人バンドパス方式ゆえに音がやや細くなりがち。ローパス系の太い飛び道具(Maxon AF-9等)や、1台で多彩なフィルターを切り替えたい人には物足りない。
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1. 三大特徴とサウンド傾向

▼

Dry/FX独立ブレンド

原音(Dry)とエフェクト音(FX)を別々のノブで混ぜられる。効果を深くかけても低域の芯が残るため、ベースの土台を失わずにファンキーなうねりを足せる。ベース専用設計の核心。

ピッキング追従のオートワウ

Sensitivityで入力の強弱への反応を調整し、弾く力でフィルターが開閉する。Decay・Qと組み合わせれば、ゆるい揺れから鋭いキュワンまで追い込める。

オールアナログ&堅牢筐体

デジタル臭のない温かいアナログ回路。逆接・過電圧対策の電源保護回路を備え、Phase 90サイズのアルミ筐体でボードに省スペースで収まる。True Hardwireバイパス。

レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
※本機は星評価の母数が少なく、専門誌評とフォーラムの定性評価から編集部が総合したスコアです。

2. 世界のレビュー

▼
🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“je l’ai branche et directe j’avais un son… il est transparent il applique juste l’effet a votre son sans pour autant le changer”
これこそ究極のエンベロープフィルターだ。繋いだ瞬間、もう音が出てた。いじり回さなくても、いい音がいくつも選べる。山ほど他のを試したけど、ここまで納得できたのは初めてだ。しかも原音を一切変えずに、効果だけをきれいに乗せてくる。これは一目惚れだよ。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“Super Groovy, créative, palettes de sons infinies”
2本のベースで使ってる。グルーヴィーで、創造的で、音のパレットは無限だ。Bootsy CollinsやJamiroquaiみたいなあの太い音——これひとつで一日中遊べる。欠点を挙げるなら、出力が高すぎるのと、青いLEDが眩しすぎることくらいかな。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“la MXR Bass Envelope Filter procure l’un des meilleur son de sa catégorie”
5ノブをいじって、音を見つける。見つからなくてもマニュアルの基本設定が助けてくれる。FleaだろうがLes ClaypoolだろうがTM Stevensだろうが、このカテゴリで最高クラスの音が出る。効果が繊細でも強烈でも、決してベースの音を侵食しない。何時間弾いても飽きない。
⚖️ 中立
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“à la maison juste moi avec ma basse, là cette pédale elle s’appelle 100 % fun”
正直、ステージでは扱いが難しい。周りの楽器の帯域に平気で突っ込んでいくから、ソロ以外では使いどころが限られる。俺が納得いく設定を見つけるのに半年かかった。でも家で一人、ベースと二人きりなら——こいつの名前は「100% fun」だ。何を弾いても楽しくしてくれる。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“elle peut être un peu plus ardue que d’autres pédales à la prise en main”
これはプラグ&プレイじゃない。特にFXとDecay、Qの組み合わせは他のペダルより手こずる。アナログだから設定の保存もできない。でも一度手懐ければ本当にクールだ。作りも一級で、6年使ってトラブルゼロ。覚悟して追い込めば応えてくれる一台だ。
🇺🇸 TalkBass(米)
“Not a very versatile filter, but it does get one very good tone”
多芸なフィルターではない。でも、ひとつだけ本当に良い音をちゃんと出してくれる。繋いですぐ使えるのはありがたい。正直に言うと、マニュアルに載ってる3つのサンプル設定は全く使い物にならないから、あれは忘れて自分で詰めた方がいい。
🌶️ 激辛
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“ça un peu manque de corps, de présence, c’est transparent… elle fait très studio c’est chirurgical, droit limite numérique”
体も存在感も、ちょっと足りない。すごくスタジオ的で、外科手術みたいに正確で、ほとんどデジタルっぽい音だ。みんなが騒ぐから「Q-Tronを埋葬する後継が来た」と期待してた。……結局そうはならなかった。丸く太いアナログが欲しい奴には勧めない。
🇩🇪 Musiker-Board(独)
“Hat mir gar nicht getaugt und wurde gleich wieder verkauft”
何でMXR M82なんか探してるんだ? 俺には全く合わなかったぞ。期待して買ったが、音にも使い勝手にも引っかかるものが何もなくてな。結局すぐにまた売っ払った。悪いけど、俺は薦められない。
🇩🇪 Musiker-Board(独)
“was mir aber zu dünn und quakig klang. Weil eben Bandpass-Filter, wie bei vielen Wah-Pedalen”
俺もM82を試した。でも音が細くて、鼻にかかったような「クワッ」とした音に聞こえた。要はバンドパスフィルターだからだ——多くの(というかほぼ全部の)ワウペダルと同じでな。ベースにはローパスの方が太くていい。Maxon AF-9やEarthQuaker Spatial Deliveryを薦めるよ。
👍 🇫🇷Q-Tron、FX25、Bassballsと渡り歩いたが、これは別格だった。このカテゴリでは敵なしだと思う。
😐 🇦🇺FX25で満足してるから、同系で一芸のこれは正直悩む。別方向の音が欲しいなら微妙かも。
👍 🇫🇷エンベロープフィルターの中では必携の一台。音も品質も堅牢さも、そして最小サイズなのがいい。
😐 🇺🇸デモ動画を見た限りでは、正直あまりピンとこなかったんだよな。
👍 🇺🇸ちょっと弾いただけで気に入った。まさに俺が探してたエンベロープフィルターだ。
👎 🇩🇪音が無機質で、汚れが足りない。バンドの中ではすぐに切ってしまった。結局Agent 00 Funkに乗り換えたよ。

3. 競合比較

▼
機種方式コントロールキャラバイパス
MXR M82
(本機)
バンドパス◎ Dry/FX独立+5ノブモダン・透明・追従性高True Hardwire
EHX Q-Tron+LP/BP/HP切替◎ 多モード+Boost太い・ヴィンテージ寄りTrue Bypass
Maxon AF-9ローパス△ 3ノブ太い・ファンク定番True Bypass
EQD Spatial DeliveryLP/BP/HP切替○ 3モード+S&H多彩・現代的True Bypass
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:原音を残したまま追従性の高いキュワンを出すなら本機。モード切替で太いローパスも欲しいならQ-Tron+。ベースらしい太い飛び道具に絞るならローパス専用のAF-9。サンプル&ホールドなど多彩な現代機能ならSpatial Delivery。
現在の取扱・価格
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4. 使い方Tips

▼

低域を残したファンク FUNK

DRY
12時
FX
1時
DECAY
12時
Q
11時
SENS
2時
Dryを12時で原音の芯を残しつつFXをやや上げる。Qは控えめにして、Sensをピッキングに合わせて追い込むと、低域を失わないままキュワンが乗る。M82らしい王道のファンクセッティング。

鋭いシンセベース風 SYNTH

DRY
9時
FX
3時
DECAY
11時
Q
2時
SENS
1時
Dryを絞りFXを前に出し、Qを上げて効果を尖らせる。Decayで帯域を狭め、Sensを強めの入力に合わせると、シンセベース風の鋭いうねりに。飛び道具としてソロで映える設定。

5. 価格と相場

▼
GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥25,300
国内実売・2026/10
🇯🇵 国内中古
約 ¥18,000
中古市場の参考値・2026/10
🌍 海外新品 USD
約 $149
海外実売・2026/10

Gear Wise Diagnosis

中古相場:2010年発売のロングセラーで球数は安定。中古は約 ¥18,000前後で、ベース用フィルターとしては値崩れしにくい部類。状態の良い個体を選びやすく、新品との差を考えると中古も現実的な選択肢になる。

長期トレンド:海外定価はほぼ据え置きだが、国内新品は円安の進行で発売当初から大きく上昇し、現在は約 ¥25,300の水準。アナログ回路の定番機として現行ラインに在籍し続けている。

為替の影響:海外 約 $149に対し、国内 約 ¥25,300は円安を強く反映した水準。中古は為替の影響を受けにくいため、コストを抑えたい場合は中古が有利に働く。

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6. Echo Notes

— さらに知る
▼
TRIVIA
  • 2010年発売。ベース専用に設計されたオールアナログのエンベロープフィルターで、Dry(原音)とFX(効果音)を独立して混ぜられるのが最大の特徴。効果を深くかけても低域の芯を残せるため、ベースの土台を失わない。
  • フィルター方式はバンドパス。独レビューでも「多くのワウと同じバンドパスだから音が細くなりがち」と指摘される一方、Dryノブで原音を足すことでMXRはその弱点を補っている。ローパス系(Maxon AF-9等)とは太さの方向性が異なる。
  • Phase 90と同じコンパクトなアルミ筐体を採用し、省スペース。逆接続や過電圧に備えた電源保護回路を内蔵し、消費電流は6mAと省電力。黒筐体限定のM82B Blackoutは同回路の色違い。
VIDEO
公式デモ
デモ
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最終更新:2026年10月|価格・在庫は変動します。