Les Paul

Les
Paul

レス・ポール

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プロフィール

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本名Lester William Polsfuss
(レスター・ウィリアム・ポルフス)
生年月日1915年6月9日 – 2009年8月13日
出身アメリカ・ウィスコンシン州ワキショー
活動歴Les Paul Trio(1930年代〜)
Les Paul & Mary Ford(1950年代)
Gibson Les Paul 発売(1952)
Les Paul

© didi46 / CC BY-SA 3.0, Wikimedia Commons

1915年、アメリカ・ウィスコンシン州ワキショーに生まれる。13歳で半ばプロとしてカントリーを演奏し始め、やがてステージネーム“レス・ポール”を名乗る。“ワキショーの魔法使い”と呼ばれるほどの腕前で、ジャズとカントリーを行き来しながら、電気仕掛けの実験にのめり込んでいった。

1940年代初頭、箱が鳴らないほうが良い音がすると考えた彼は、4インチ角の松材にピックアップを載せたソリッドボディの試作機「The Log(丸太)」を自作。これがのちの名器の原型となる。1952年、ギブソンと組んで「レス・ポール・モデル」を世に送り出し、エレキギターの歴史を決定づけた。妻メアリー・フォードとのデュオ「How High the Moon」などのヒットも放っている。

さらに彼は多重録音(マルチトラック・レコーディング)、テープ・ディレイ、オーバーダビングといった録音技術の父でもあった。ギターと録音、その両輪で現代のポピュラー音楽の礎を築いた“偉大な発明家にして名手”。90歳を超えてなおニューヨークのクラブで演奏を続け、2009年に94歳で世を去った。

ゴン太 Eita! レス・ポールは1948年の交通事故で右ひじを粉々にしてしまったんだ。医師は曲がらない角度で固定しようとしたけど、彼は「ギターを弾ける角度にしてくれ」と頼んだんだって。音楽への執念がすごいよね!
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世界の声

Mail & Guardian

認めなきゃいけないよ。レス・ポールがいなかったら、僕らみたいな生意気な小僧どもは、みんな刑務所行きかトイレ掃除でもしていたはずさ。それくらい、彼は大きな存在なんだ。

— Keith Richards

Reuters

彼は元祖ギターヒーローであり、そしてこのうえなく優しい魂の持ち主だった。音楽性と革新の基準を打ち立て、それは今なお誰にも超えられていないんだ。

— Joe Satriani

Reuters / Slash

レス・ポールは、人生がどれだけ豊かになりうるかの、まさに輝く見本だった。いつも生き生きしていて、ポジティブなエネルギーに満ちていてね。僕にとっては友人であり、師でもあったんだ。

— Slash

clivejames.com / B.B. King

レス・ポールは、あのチャーリー・クリスチャンよりも良いトーンを持っていた——B.B.キングはそう言っていた。ギタリストとしての腕前も、本物中の本物だったんだよ。

La Jornada

20世紀で最も影響力のあるミュージシャンのひとり。ソリッドボディ・ギターの設計が、彼の名を冠した“ギブソン・レス・ポール”の土台になった。子どもの頃から電気製品を分解しては組み立てる、根っからの“作り手”だったんだ。

teclasap

多重録音、テープ・エコー、そして自分の名を冠したソリッドギター——その発明のどれもが、ロックンロールを含む現代のポピュラー音楽を生み出す土台になった。まさに“go-to(頼れる)ギター”の生みの親だよね。すごくない?

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動画

演奏動画

ゴン太 実はレス・ポール、1961年にギブソンが薄型の新デザイン(のちの“SG”)に作り変えたとき、あんまり気に入らなかったんだって。「ネックが弱くて引っ張れちゃうし、サステインも落ちる」ってぼやいてね。結局1962年に自分の名前を外してもらって、むしろホッとしたらしいよ。
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代表機材

  • GUITAR The Log(自作ソリッドボディ試作機) 4インチ角の松材にピックアップとテイルピースを載せた、最初期のソリッドボディ・エレキのひとつ。のちのレス・ポール・モデルの原点で、現在は博物館に所蔵されている。
  • GUITAR Gibson Les Paul Goldtop(1952) ギブソンと共同開発した本人モデルの第一号。以後、Custom(Black Beauty)、Junior、そして名機Standardへと発展し、世界で最も有名なエレキギターのひとつとなった。
  • GUITAR Gibson Les Paul Recording / Personal 晩年に愛用した本人仕様のモデル。市販のレス・ポールにも自ら巻いたピックアップを載せるなど、生涯“改造”をやめなかった発明家らしい一本。
  • INVENTION Sound-on-Sound Recording 1948〜49年頃、テープ・レコーダーにヘッドを追加改造し、録音済みの音に重ねて録る“多重録音”の原点を生んだ手法。重ねるほど音は劣化したが、のちの8トラック機へと発展する第一歩となった。
  • INVENTION Ampex 8-Track(Sel-Sync) 1953年に構想を持ち込み、約2年後に完成した世界初の1インチ8トラック実機。各トラックを独立して録音・モニターでき、劣化のない多重録音を初めて実用化。現代のマルチトラック録音の礎となった。
  • INVENTION Les Paulverizer ステージ上で音を重ねて鳴らす、ルーパー/多重再生装置の元祖。ラジオ番組で“魔法の装置”として紹介した、遊び心あふれる発明。
最終更新:2026年10月