Yngwie
Malmsteen
イングヴェイ・マルムスティーン
プロフィール
本ページには広告を含みます。| 本名 | Lars Johan Yngve Lannerbäck (ラーシュ・ヨハン・イングヴェ・ランネルベック) |
|---|---|
| 生年月日 | 1963年6月30日 |
| 出身 | スウェーデン・ストックホルム |
| 活動歴 | 渡米(1983) Rising Force デビュー(1984) G3 参加(2003) |
© Alterna2 / CC BY 2.0, Wikimedia Commons
1963年、スウェーデン・ストックホルムの音楽一家に生まれる。幼少期はギターに関心を示さなかったが、7歳のとき、テレビで観たジミ・ヘンドリックスの訃報特番が転機となった。本人いわく「ヘンドリックスが死んだ日、ギタリストのイングヴェイが生まれた」。やがて母方の姓マルムスティーンを名乗るようになる。
バッハやパガニーニといったクラシックに傾倒し、バイオリンの技法をギターに持ち込むことで前人未到の速弾きを獲得。1982年にシュラプネル・レコーズのマイク・ヴァーニーに見出され、Guitar Player誌の連載でデモが紹介されると一夜にして注目を集めた。1984年の「Rising Force」で、ネオクラシカル・メタルという新ジャンルを切り拓く。
1988年には、クラプトンと並んでフェンダー初のシグネチャー・モデルを贈られたギタリストのひとりとなった。スキャロップド指板のストラトとマーシャルの壁を背に、今なお世界中で速弾きの代名詞として君臨し続けている。
世界の声
素晴らしいギタリストだよ。彼はおそらく、自分の土俵では誰より巧みで——言わせてもらえば、誰より速い。もう家族みたいなものだと感じているくらいさ。
— Ritchie Blackmore
彼がアメリカに来た頃から知っているけど、周りは彼の自信に気圧されているだけなんだ。本当のイングヴェイを知れば、きっと好きになる。知らないままだと、自己中心的なやつだと思われがちだけどね。
— Steve Vai
完全に信奉してたよ。おれがロックの道を選んだのは、イングヴェイがいたからなんだ。彼は“考えるエディ・ヴァン・ヘイレン”みたいな存在でさ。すごくない?
80年代半ば、世界でいちばん技術的に優れたギタリストのひとりだった。ドラマティックで、クラシックの香りがして、大きなリフにあふれてるんだよね。あのスタイルを真似しようとした人、どれだけいたことか。
ギター奏法を全部いったん窓から投げ捨てて、バイオリンの技法を当てはめたんだ——そんなこと、誰もやったことがなかった。彼のクラシック愛はバッハやパガニーニ、そっくりそのまま音に出ているよ。
ネオクラシカル・メタルというジャンルそのものを生んだ人。ポール・ギルバートをはじめ、次の世代の速弾きギタリストたちがこぞって彼に影響を受けたんだ。元をたどればブラックモアとアル・ディ・メオラ——その系譜を一気に押し上げた立役者だよ。
動画
演奏動画
代表機材
- GUITAR Fender Yngwie Malmsteen Stratocaster 本人シグネチャー・ストラト。スキャロップド・メイプル指板、Seymour Duncan YJM Furyピックアップ、真鍮ナットが特徴。ヴィンテージ・ホワイトの個体が象徴。
- AMP Marshall YJM100 本人シグネチャーの100Wバルブ・ヘッド。かつては’70年代のMarshall JMPを数十台積み上げた“アンプの壁”で知られた。
- AMP Marshall 1959 Plexi ファンから“Holy Grail(聖杯)”と呼ばれるヴィンテージ・プレキシ。飽和したマーシャル・サウンドがイングヴェイ・トーンの核。
- EFFECTOR DOD Overdrive Preamp 250 「これを見つけて、ストラトとアンプの間に挟んだら“あの音”が出た」と語る、イングヴェイ・トーンの要。歪ませるためでなく、マーシャルのプリ管を押し込むためのブースト。
- EFFECTOR MXR Dyna-Comp 現行ボードに組み込むコンプレッサー。ブルージーなパッセージで踏み込み、ピッキングのダイナミクスをならしてサステインを伸ばす。
- EFFECTOR Fender Yngwie Malmsteen Overdrive 2015年にフェンダーが贈った本人シグネチャーのオーバードライブ。「液体のように滑らかでパワフル、ファジーじゃない」とは本人の弁。


