Jeff
Beck
ジェフ・ベック
プロフィール
本ページには広告を含みます。| 本名 | Geoffrey Arnold Beck (ジェフリー・アーノルド・ベック) |
|---|---|
| 生年月日 | 1944年6月24日 – 2023年1月10日 |
| 出身 | イギリス・サリー州ウォリントン |
| 活動歴 | The Yardbirds 加入(1965) The Jeff Beck Group 結成(1967) Beck, Bogert & Appice(1972) |
© Mandy Hall / CC BY 2.0, Wikimedia Commons
1944年、イギリス・サリー州ウォリントンに生まれる。6歳のとき、レス・ポールの「How High the Moon」を聴いて電気ギターの音色に魅せられた。葉巻の箱とフェンスの柱で自作を試みるほど夢中になり、やがて姉の紹介で同郷の少年ジミー・ペイジと出会う。
1965年、クラプトンの後任としてヤードバーズに加入。ディストーションやフィードバックを大胆に取り入れ、エレキギターの可能性を押し広げた。脱退後はロッド・スチュワートらとジェフ・ベック・グループを結成。1975年の「Blow by Blow」でブルースやロックの枠を超えたインスト・フュージョンへと踏み込み、唯一無二の表現者として確立していく。
指とボリューム、アーミングだけで歌うように弾くスタイルは“ギタリストのためのギタリスト”と讃えられた。グラミー賞8度受賞、ロックの殿堂に2度入り。2023年1月、細菌性髄膜炎により78歳で急逝した。
世界の声
ジェフのすごさは、全部あの“手”に宿ってるんだ。ペダルでも機械でもない、指先そのものから音が生まれてくる。あんな弾き手は、他にいないよ。
— Eric Clapton
ジェフ・ベックは、この惑星で最高のギタープレイヤーだよ。あいつの音には、他の誰にもない何かがある。
— Joe Perry
クラプトンはブルースの人だった。でもベックは、次に何を弾くのかまるで読めないんだ。とんでもない天才だよね。rhythm & bluesからフュージョンまで、どこにも落ち着かない人だった。
六本の弦の戦士が、もうその魔法を見せてくれないなんて。ジェフは“かなた”から音楽を引き寄せられる人だった。何百万ものファンと一緒に、その不在を惜しむよ。
ブルースもジャズもロックも、全部の境界を押し広げた“ギタリストのためのギタリスト”。世代をまたいでどれだけの弾き手が彼に影響を受けたか——もう二人目は現れないよ。
ベックの指にかかると、神様がギターを弾いてるみたいに聴こえる——ルカサーがそう言ってたけど、本当にその通り。派手に速いわけじゃない、ただ“もっと遠く”まで連れて行ってくれるんだ。
動画
演奏動画
代表機材
- GUITAR Fender Jeff Beck Stratocaster 本人シグネチャー・ストラト。太いCシェイプ・ネック、ローラーナット、ノイズレス・ピックアップを備える。白いボディの個体が晩年のトレードマークだった。
- AMP Marshall JTM45 ジェフ・ベック・グループ期を支えたマーシャルの名機。後年はJCM2000なども併用し、“マーシャル寄り”の図太いトーンを作った。
- EFFECTOR Pro Co RAT 1990年代のステージでは、ボードがこのRATとA/Bスイッチだけ、という潔いセットも見られた。基本は指とアンプで作る音だが、歪みが欲しい場面でRATを選んだ。
- EFFECTOR Klon Centaur リグで使用が確認されるトランスペアレント系オーバードライブ。マーシャルを軽く押し出すブースト的な使い方で、素の音を活かしたまま前に出す。
- EFFECTOR Hughes & Kettner Rotosphere レスリー(回転スピーカー)をシミュレートする真空管入りモジュレーション。指の表現に揺れの“彩り”を足す、ベックらしい使い方で知られる。
- EFFECTOR Boss BF-2 Flanger ライブのペダルボードに組み込まれていた定番フランジャー。限られた足元の一角を担い、ここぞという場面でうねりを加えた。


