Electro-Harmonix
Canyon
Canyon
Released
2017
Circuit
Digital
Modes
10 +Looper
Bypass
Buffered
Power
9.6V DC
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結論
- 音の傾向クリーンなデジタル・ディレイからテープ、DMM、シマー、リバースまで10種を小型筐体に凝縮。最長62秒のルーパーも内蔵した「万能ナイフ」型。
- こんな人におすすめボードの省スペースで多彩なディレイを1台でまかないたい人、飛び道具のモードも気軽に試したい人に。
- 操作感1ノブ2役+Secondary Knobで奥は深い。Delayノブ1つで5ms〜3秒を扱うため、狙った値へ追い込むのは少しシビア。
向かない人大きな画面でのプリセット保存やステレオ出力が要る人。それらは上位の Grand Canyon が担当する領域。
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1. 三大特徴とサウンド傾向
▼10種のディレイ+ルーパー
ECHO/MOD/MULTI/REVRS/DMM/TAPE/VERB/OCT/SHIM/S&H の10モードに、最長62秒のルーパーを追加。小型筐体で定番から飛び道具まで一気にカバーする。
名機DMMのデジタル再現
EHXの伝説的アナログ・ディレイ「Deluxe Memory Man」を再現したDMMモードを核に、テープやシマーまで”EHXらしい音”を1台に収めている。
1ノブ2役+隠しパラメーター
Secondary Knob Modeで各モードの細部を追い込める。省スペースと引き換えに、長押しやツマミの兼用など操作はやや覚える必要がある。
レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Thomann182
Audiofanzine5
Total187
2. 世界のレビュー
▼🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“Je trouve le son incroyablement chaud et organique pour un effet numérique”
デジタルなのに、この温かさと有機的な響きはなんだ。数字で作った音とは思えない。小さな箱から、こんなに豊かなディレイが出てくるとは思わなかった。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“c’est LA CLAQUE ! Le TOP ! … Le Shimmer est un vrai régal.”
衝撃だ。文句なしに最高──とくにShimmerはごちそうみたいな音がする。これ一台でいつまでも遊んでいられる。
🇺🇸 The Gear Forum(米)
“It has so many different sounds packed into such a small enclosure, I don’t know if anything else can really compare.”
この小さな筐体に、よくこれだけの音を詰め込んだものだ。正直、ほかに比べられる機種が思い当たらない。1台でここまでやれる。
🇪🇺 Thomann(欧州)
“Almost all of the sounds are excellent … it’s quite on par with the TC Flashback (minus stereo in/outs).”
ほぼすべてのモードが上質だ。ステレオ入出力こそ無いが、音の良さはTC Flashbackと張り合える。価格を思えば大したものだよ。
⚖️ 中立
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“Le rapport qualité/prix est tout bonnement incroyable pour un tel couteau suisse.”
これだけの万能ナイフでこのコスパは、正直ありえないレベルだ。ただ5msから3秒までを1つのツマミで扱うから、狙った値にピタッと合わせるのは難しい。そこは割り切りがいる。
🇺🇸 The Gear Forum(米)
“the reverse algo on it is fantastic … I hate those EHX knobs and the adjustment range on the secondary controls are too broad”
リバースのアルゴリズムは本当に見事だ。不満は2つだけ──EHXのあのツマミが好きになれないのと、隠しパラメーターの可変幅が広すぎて追い込みにくいこと。音そのものに文句はない。
🇪🇺 Thomann(欧州)
“Delays sound awesome, octaver too.”
ディレイもオクターバーも文句なしにいい音。ただ、ごくたまに挙動がおかしくなって、電源を抜き差しして「再起動」しないと戻らないことがある。音は最高なだけに惜しい。
🇬🇧 Offset Guitars(英)
“they do see a lot of gig and studio rehearsal time.”
ライブでもスタジオのリハでも出番が多い、頼れる相棒だ。ひとつだけ──ツマミの黒い目印がすぐ擦れて消えるのは何とかしてほしい。音と実用性は折り紙つき。
🌶️ 激辛
🇪🇺 Thomann(欧州)
“my the tap button stopped working so I only have the red color … the shimmering and the octave delay are a bit to digital; not very user friendly to me”
タップボタンが効かなくなって、赤の分割しか使えない。シマーとオクターブはいかにもデジタル臭くて好みじゃない。正直、俺には使いやすい相棒とは言えなかった。
🇺🇸 Rig-Talk(米)
“I didn’t care for it either. Too many options with too small printing on the pedal made it a chore to use.”
俺もダメだった。機能を詰め込みすぎで、しかも本体の印字が小さすぎる。使うたびに目を凝らすのが面倒で、結局はBOSSのディレイに乗り換えたよ。
👍 🇺🇸ライブでShimmerを出すと「オルガン奏者がいるの?」と聞かれる。これ1台で、探していた以上の音が手に入った。
👍 🇫🇷隠しパラメーターを使えばChorusとしても優秀。もちろんディレイとしても十分で、思わぬ掘り出し物だった。
👍 🇵🇹最初のメインディレイに最適。多彩なモードで実験的な音も作れて、いかにもEHXらしい1台だと思う。
👍 🇪🇺高価なGrand Canyonの、手頃で優秀な代替。ステレオやプリセットが要らないなら、これで十分まかなえる。
😐 🇪🇺機能は満載だがどちらかといえばスタジオ向き。文字が小さすぎて立って弾くと読めず、tap tempoも不安定なことがある。
😐 🇪🇺小さな箱に詰め込みすぎな感はある。予算重視なら買いだが、外部のtap tempoスイッチは別途ほしくなる。
3. 競合比較
▼| 機種 | 方式 | モード数 | 最大ディレイ | ステレオ | ルーパー |
|---|---|---|---|---|---|
| EHX Canyon (本機) | デジタル | 10 | 3秒 | モノ | 62秒 |
| BOSS DD-8 | デジタル | 11 | 10秒 | ステレオ | 40秒 |
| TC Flashback 2 | デジタル | 10+TonePrint | 7秒 | ステレオ | 40秒 |
| MXR Carbon Copy (M169) | アナログ | 1+Mod | 600ms | モノ | — |
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:省スペースで10種のディレイを1台にまとめたいなら本機。ステレオ出力・プリセット保存・長時間ルーパーが要るなら、より多機能なBOSS DD-8や上位のGrand Canyon。TonePrintで音色を差し替えて育てたいならFlashback 2。純アナログの温かい短ディレイならCarbon Copy。ディレイで最も差が出る「方式」を見ると、本機の立ち位置が分かりやすい。
現在の取扱・価格
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4. ファミリー比較
▼| 機種 | 方式 | モード | 最大ディレイ | ステレオ | ルーパー | サイズ(mm) | 国内実売 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Grand Canyon 上位機 (2019) | デジタル | 12+Looper | 3秒 | ステレオ | 16分13プリセット | 121×102×57 | 約¥54,000 |
| Canyon (本機) |
デジタル | 10 | 3秒 | モノ | 62秒 | 70×115×54 | 約¥23,800 |
| Pico Canyon Echo 小型版 (2023) | デジタル | 1エコーのみ | 3秒 | モノ | —無限リピート | 93×51×51 | 約¥19,300 |
→ 横スクロールできます
選び方:省スペースで多彩なディレイを1台でまかなうなら本機 Canyon。ステレオ・13プリセット保存・最長16分ルーパー・第2フットスイッチまで欲しい発展形は Grand Canyon。デジタルディレイ1種をさらに小さく、ボードの隙間に挿したいだけなら Pico Canyon Echo。3機とも最大3秒・バッファード(Tails切替)は共通で、声の素性は同じ家系だ。
各機の取扱・価格
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5. 価格と相場
▼GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
¥23,800
国内実売・2026/10
🇯🇵 国内中古
約 ¥15,000
中古市場の参考値・2026/10
🌍 海外新品 USD
約 $155
海外実売・2026/10
Gear Wise Diagnosis
中古相場:多機能デジタルの定番として流通量は安定しており、中古は約 ¥15,000前後。新品との差がさほど大きくないため、数千円差なら新品保証を取るのも現実的な選択になる。
長期トレンド:2017年発売のロングセラー。発売当初は実売 ¥18,000前後だったが、近年の円安とEHX全体の価格改定で新品実勢は ¥23,800前後まで上昇した。基本設計は変わらず、現行ラインとして併売が続いている。
為替の影響:海外実売は約 $155で据え置き傾向。対して国内 ¥23,800は円安を反映した水準で、為替が落ち着けば割高感は縮む。中古は為替の影響を受けにくく、コストを抑えたい場合の受け皿になる。
現在の取扱・価格
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6. Echo Notes
— さらに知るTRIVIA/ 豆知識・トリビア
- DMMモードは、EHXの名機アナログ・ディレイ「Deluxe Memory Man」の音をデジタルで再現したもの。小型筐体に名機の系譜を1台で宿している。
- EHXは1968年のブースター「LPB-1」から続く老舗。創業者 Mike Matthews が率い、名機 Deluxe Memory Man の系譜を受け継ぐ多彩なエフェクトを、この小型筐体に凝縮した。
- 上位機「Grand Canyon」(2019)はステレオ出力・13プリセット・最長16分ルーパー・第2フットスイッチを備える発展形。さらに小型の「Pico Canyon Echo」(2023)も登場し、Canyonは一つのファミリーへと広がった。
VIDEO/ 動画
公式デモ
海外デモ
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最終更新:2026年10月|価格・在庫は変動します。

