TC Electronic
Spark BoosterStandard / Mini
Spark BoosterStandard / Mini
Released
2012
Circuit
Analog
Boost
+26dB
Bypass
True Bypass
Power
9V DC
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結論
- 音の傾向“色を足せる”ブースター。CLEANでは透明に音量を持ち上げ、FAT/MIDとGainを使えば軽い歪みや帯域の色付けまで一台でこなす。標準機はEQ付きの多機能ブースト、Miniは1ノブの透明ブーストと、同じSparkでも性格が対照的。
- こんな人におすすめブースト+EQ+軽い歪みを1台にまとめたい人は標準機。ボードの省スペースで、音を色付けしない純粋なクリーンブーストが欲しい人はMini。コスパ重視で”万能な保険”を1つ持っておきたい人にも。
- 操作感標準機はLevel / Gain / Bass / Treble+FAT/CLEAN/MIDの3モードで作り込める。MiniはLevelノブ1つと、踏み方でラッチ/モメンタリーが切り替わるPrimeTimeのみ。どちらもトゥルーバイパス。
向かない人徹底した無色透明だけを求める人。標準機はモードによって”エアリー”な色が乗るという声があり(CLEAN+各ノブ12時で最小化・Miniなら回避可)、モード間で音量差が出る点も知っておきたい。
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1. 三大特徴とサウンド傾向
▼1台で”3つのブースト”を切り替え
FAT/CLEAN/MIDの3モード(ボイスセレクター)を核に、CLEANは全帯域を素直に持ち上げる純ブースト、FATはBass/Trebleが効いて低〜高域を調整、MIDは中域を押し出してバンドで抜けるソロ向き。用途ごとに1台で切り替えられる懐の深さが身上。
Gainで”軽い歪み”まで踏み込める
純粋なブーストに留まらず、Gainノブでサチュレーションとコンプ感を付加できる。踏めば歪む定番ODほど濃くはないが、クリーンアンプに枯れたドライブを足したり、前段の歪みをさらにプッシュしたりと、色を足す使い方に強い。最大+26dB。
標準機とMini、対照的な2バージョン
標準機は2バンドEQ+3モード+Gainの”作り込めるブースト”。Miniは1ノブで音を色付けしない”透明ブースト”に、踏み分けできるPrimeTimeを搭載。中身はどちらもフルアナログのディスクリート回路で、目的に合わせて選べる。
レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース(標準機)
Sweetwater142
Thomann601
Audiofanzine10
Total753
2. 世界のレビュー
▼🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇨🇦 TalkBass(カナダ)|Standard
“it gives you that ‘your tone + more’ vibe”
CLEAN設定では実に透明で、音を濁さない。”自分の音そのまま、そこにプラスα”という感覚をくれるんだ。ブースターに何か”もう一歩”を求めていたが、これはまさにその一台だよ。
🇭🇷 TalkBass(クロアチア)|Standard
“preserved core bass tone and added a little bit of grit”
軽くブーストするだけで、芯の音はきちんと保ったまま、ほんの少しザラつきを足してくれる。やり過ぎないさじ加減がちょうどいい。使いどころを選ばない、頼れる一台だ。
🇺🇸 Sweetwater(米)|Standard
“It’s simply the best one I’ve ever used”
これまで使ったブースターの中で、文句なしに一番だ。Maxon OD808と比べても出力もEQも上を行く。ソロで前に出したいときも、アンプを一段プッシュしたいときも、これ一台で足りてしまう。
🇪🇸 guitarristas.info(スペイン)|Mini
“sencillez en un sólo botón”
届いたばかりのSpark Miniを試したが、こいつは文句なしに最高だ。手放す気はない、すっかり気に入ったよ。ノブ1つで完結するこのシンプルさがまたいい。難しいことは考えず、踏めば良い音になる。
🌐 Thomann|Mini
“One of the smartest additions I have ever made to my pedalboard”
ブースターの世界に遅れて目覚めた口だが、使い込むほど”愛”に変わっていった。新鮮さが薄れるどころか、透明感と1ノブの守備範囲、この小ささがますます効いてくる。ボードに足した中でも屈指の、賢い一台だよ。
⚖️ 中立
🇺🇸 TalkBass(米)|Standard・Mini
“The regular one does color the sound”
Miniはブーストに徹する純粋な一台。対して標準機のほうは、はっきり音を色付けする。どちらが良い悪いではなく、性格が違う。透明さが欲しいならMini、EQで積極的に音を作りたいなら標準機、と使い分けたい。
🇺🇸 Sweetwater(米)|Standard
“It can sound a bit clinical or cold”
バランスは良く、versatileな一台なのは間違いない。ただ、ややクリニカルで冷たく感じる瞬間がある。前段にEP系のペダルを一つ挟んでやると、その素っ気なさは解消できた。使いこなせば化ける。
🇺🇸 Sweetwater(米)|Standard
“Great Clean Boost; Mediocre Fat/Mid Boost”
クリーンブーストとしては優秀だ。ただFAT/MIDモードは正直、平凡に感じた。ここぞという色付けを期待すると物足りない。純粋な音量ブースト機として割り切って使うなら、コスパは十分に納得できる。
🌶️ 激辛
🇺🇸 Sweetwater(米)|Standard
“Brittle. Adds harsh high frequencies”
音が硬く、耳につく高域が乗ってしまう。中古市場にこれだけ安く大量に流れているのには理由がある、と言いたくなった。透明なブーストを期待して買ったが、俺の耳には刺さり過ぎて合わなかった。
🇺🇸 Sweetwater(米)|Standard
“It changed the sound of the guitar”
AMラジオみたいな音になってしまった。ギター本来のトーンが変わってしまい、透明どころではない。俺が欲しかったのはこれじゃない。結局、別のブースターを探すことにしたよ。
3. 競合比較
▼| 機種 | キャラクター | コントロール | 最大ブースト | バイパス |
|---|---|---|---|---|
| TC Spark Booster (本機・標準機) | 色付け〜軽歪みEQ/Gain可 | 4ノブ+3モード | +26dB | True Bypass |
| Fender Engager Boost | 素直なクリーンブースト3バンドEQ | 4ノブ+周波数SW | +20dB | True/Buffered切替 |
| Xotic EP Booster | EP系の”音圧”・微色付け | 1ノブ+内部DIP | +20dB | True Bypass |
| MXR M133 Micro Amp | 素直なクリーンブースト | 1ノブGain | +26dB | バッファード |
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:EQと軽い歪みまで一台で作り込む多機能ブーストなら本機Spark。3バンドEQとTrue/Buffered切替で、素直に音量とEQを整えたいならEngager Boost。EP-3系の”音圧”と僅かな色付けが欲しいならEP Booster。ノブ1つの素直なクリーンブースト定番ならMicro Amp。
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4. 標準機 / Mini の選び方
▼| 機種 | コントロール | トーン整形 | 最大ブースト | 特殊機能 | 電源・サイズ |
|---|---|---|---|---|---|
| Spark Booster (標準機・主機) |
Level / Gain / Bass / Treble+FAT/CLEAN/MIDスイッチ | 2バンドEQ+3モード色付け〜軽歪み | +26dB | — | 9V DC電池も可 72×122×50mm |
| Spark Mini Booster | Level1ノブ | なし色付けしない透明ブースト | +20dB | PrimeTimeラッチ/モメンタリー | 9V DC専用電池不可 48×48×93mm |
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び分け:音を積極的に作り込みたい・EQや軽い歪みも1台で欲しいなら 標準機(主機)。2バンドEQと3モード、Gainまで備えた”多機能ブースト”の入口だ。ペダルボードの省スペースと”色付けしない透明ブースト”が目的で、ソロ時だけ踏むFXループ用途やPrimeTimeの踏み分けが刺さるなら Mini。ただしMiniは電池が使えず電源アダプターが必須。両機とも中身はフルアナログ・トゥルーバイパスで素性は同じ。まず入口は在庫の潤沢な標準機になる。
Mini
Sound House›
Sound House›
5. 価格と相場
▼🇯🇵 標準機(主機)
約 ¥10,000
国内価格帯・在庫あり・2026/9
🇯🇵 Spark Mini
約 ¥8,000
国内価格帯・入荷未定・2026/9
🌏 海外(標準機)
約 $54
Thomann・2026/9
Gear Wise Diagnosis
版と価格:中心は標準機(約1万円・在庫は潤沢)。単ノブのMiniは約8千円とやや安いが、国内は入荷未定で流通が細っている局面。EQ/Gainで作り込む標準機を採るか、透明・省スペースのMiniを採るかは価格差より用途で決めたい。
中古相場:どちらも長く定番として売れてきたぶん中古のタマ数は多め。特に標準機は状態の良い出物が見つけやすい。Miniは新品が入りにくい時期ほど中古の存在感が増す。
為替の影響:海外はThomannで標準$54前後/Mini$43前後。国内新品は輸入・円安を反映した水準で、並行輸入と国内正規(保証付き)を天秤にかけて選ぶ形になる。
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6. Echo Notes
— さらに知るMEDIA/ メディア評価
🇺🇸 Premier Guitar|Standard
4つのノブ——Gain・Level・Bass・Treble——がもたらす自由度は、この価格帯では出色だ。最大26dBという飛び道具的な余裕を持ち、しかもトゥルーバイパス。FATに切り替えれば音は丸く太くなり、CLEANは全帯域を均等に持ち上げる純粋なブースト、MIDは中域にフォーカスしてソロを前へ押し出す。純ブーストから軽い音作りまで、1台で幅広くこなす懐の深いブースターだ。
🇬🇧 MusicRadar|Mini
どう設定してもSpark Miniはトーン的に透明で、ただ信号を持ち上げてアンプをプッシュする。クリーンなアンプに挿せば、軽い音量ブースト+低域の太さと高域の艶付けから、フルテンでのガリッとした歪みまで守備範囲は広い。すでに歪んだアンプやペダルを一段押すのにも向く。標準機のトーン調整が無いぶんを、踏み方でラッチ/モメンタリーが切り替わるPrimeTimeが補い、同クラスのライバルに対する一歩の差になっている。
PLAYERS/ 使用プロ
Ben Weinman
The Dillinger Escape Planのギタリスト。TC Electronicの公式アーティストとして、Spark Boosterの使用が挙げられている。
Steven Drozd
The Flaming Lipsのマルチプレイヤー。Premier Guitarのペダルボード紹介で、ボード上にSpark Boosterが確認できる。
TRIVIA/ 豆知識・トリビア
- 2012年、TC ElectronicがSpark Boosterを発表。前年に出したMojoMojo/Dark Matter/Röttweilerに続く”歪み系”ラインの一台で、コインでネジ1本を外すと電池交換できる独特の低背筐体を採用した。パネルの意匠と名前は自動車の点火プラグ(spark plug)から来ている。
- 2013年、単ノブのSpark Mini Boosterが登場。新設計の回路に加え「PrimeTime」を搭載——フットスイッチを一瞬踏めばラッチ(通常のオン/オフ)、長く踏み続ければモメンタリー(踏んでいる間だけオン)と、踏み方で自動的に切り替わる。ミニ筐体のため電池は非搭載になった。
- 標準機・Miniともに中身はフルアナログのディスクリート回路。標準機はEQ+Gain+3モードで積極的に音を作れる”多機能ブースト”、Miniは1ノブで音を色付けしない”透明ブースト”と、同じ「Spark」でも設計思想が対照的なのが面白い。
VIDEO/ 動画
公式
mini DEMO
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最終更新:2026年9月|価格・在庫は変動します。

