TC Electronic
MojoMojoOVERDRIVE
MojoMojoOVERDRIVE
Released
2011
Type
Analog
Controls
4 knobs + Voice
Bypass
True
Power
9V DC
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結論
- 音の傾向 アンプライクで太い、ブーミーなオーバードライブ。2バンドEQとVoiceで積極的に音を作る、トゥイード系の飽和感を持つ一台。
- こんな人におすすめ 真空管アンプを押すブースターが欲しい人、ブルース〜ロックで温かく図太い歪みを求める人、この価格帯で作りの良さを重視する人に。
- 操作感 ピッキングやギター側ボリュームへの反応が良く、絞ればクリーンに近づく。Bass/Trebleの効きは素直で扱いやすい。
向かない人:原音を極力壊さないトランスペアレント系や、TS的な中域の押し出しを求める人。低域が強めで音は色付けされるため、澄んだ歪みが目当てなら別系統を。
1. 三大特徴とサウンド傾向
▼アンプライクなタッチ反応
平均的な歪みペダルより高いヘッドルームを持ち、ピッキングの強弱やギター側ボリュームに素直に反応する。ボリュームを絞れば音が晴れていく、真空管アンプのような弾き心地が最大の魅力。
2バンドEQ+Voiceトグル
単一のトーンではなくBass/Trebleを独立して調整でき、緑系ODで痩せがちな低域も残せる。Voiceトグルで低域のニュアンスを切り替え、シングル/ハムどちらのギターにも寄せられる。
ブーミーで図太いキャラ
透明系とは逆の、低域を強調した男臭い飽和感が持ち味。トゥイードアンプを押し上げたようなクランチから、ボリューム操作でジャジーなフレーズまで、色付けを楽しむペダル。
レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Thomann613
Sweetwater179
Audiofanzine17
Total809
2. 世界のレビュー
▼🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇪🇸 guitarristas.info(スペイン)
“su sonido me parecce genial en especial por lo limpio y acuerpado que es… muy muy buena para su precio”
音の抜けが本当にいい。クリーンさと図太さが両立してるんだ。特にそこが気に入ってる。この値段を考えたら——めちゃくちゃ、いい買い物だ。
🇪🇸 guitarristas.info(スペイン)
“el Mojo Mojo es genial. Muy definido, con una voz muy especial… es uno de mis overdrives favoritos”
Mojo Mojoは最高だ。輪郭がくっきりしていて、独特の“声”を持ってる。この個性は他じゃ出ない。俺のお気に入りのオーバードライブの一台だよ。
🇩🇪 Thomann(ドイツ)
“it has proven itself a real jack of all trades… It is built like a tank, great casing, great switch”
使い込むほど分かる。こいつは何でもこなす万能選手だ。そして筐体はまさに戦車。ケースの作りも、スイッチの感触も一級品ときてる。文句なしだ。
🇩🇪 Thomann(ドイツ)
“For around 50? this pedal produces a lot… more than a lot of boutique pedals”
たった五十ユーロそこそこで、このペダルはとんでもない仕事をする。そのへんのブティック・ペダルより——ずっと、ずっと働いてくれるんだ。信じられるか?
⚖️ 中立
🇪🇸 guitarristas.info(スペイン)
“es un pedal blusero con el cual tener una buena ganancia pero con una cremosidad que para estilos ‘afilados’ no lo veo yo”
ブルース向きの一台だ。ゲインは十分あるし、クリーミーな歪みが気持ちいい。ただ——その甘さゆえに、鋭くエッジの立ったスタイルには、正直向かない気がするんだよな。
🇩🇪 Thomann(ドイツ)
“the MojoMojo offers a good level of overdrive that is not over-the-top… the mini-toggle switch is fairly subtle in its effect”
やり過ぎない、程よい歪み具合。そこは気に入っている。ただ、あのミニトグルの効きはわりと控えめだ。劇的に音が変わるのを期待すると、ちょっと肩透かしを食うぞ。
🇫🇷 Audiofanzine(フランス)
“En tant que pur Overdrive, le son n’est pas vraiment satisfaisant, il manque de densité… Si on reste dans un Drive faible, les résultats sont assez agréables”
純粋なオーバードライブとして見ると、正直、音は物足りない。密度が足りないんだ。——ただ、Driveを低めに抑えて使うぶんには、なかなか気持ちのいい結果が返ってくる。使いどころ次第だな。
🌶️ 激辛
🇫🇷 Audiofanzine(フランス)
“Si vous voulez un son encore pire que le Marshall MG, cette pédale est faite pour vous… aucune chaleur, aucune présence, brouillon comme pas permis”
Marshall MGよりひどい音が欲しいって? なら、このペダルはあんたのためにある。温かみゼロ。プレゼンスもゼロ。ただただ、許されないレベルで雑然としてる。TCがMGをペダルに封じ込めたんだ。
🇫🇷 Audiofanzine(フランス)
“L’égalisation est minable. Le switch sert à rien… le son est brouillon… Trop de basses! … La TC n’a aucun caractère”
TSファンは、悪いことは言わない、通り過ぎてくれ。イコライジングは貧弱。スイッチは何の役にも立たない。音は雑然。そして低音が出過ぎだ。要するに——このTCには、個性ってものがまるでない。
🇺🇸 Sweetwater(アメリカ)
“the drive on this pedal sounds really cheap… a pretty bad sounding overdrive pedal”
このペダルの歪み、正直かなり安っぽい。中学の頃に持ってた、あのオレンジ色のBOSSディストーションを思い出す音だ。はっきり言おう。——音の良くない、ダメなオーバードライブだよ。
🇺🇸 Sweetwater(アメリカ)
“Don’t bother with this pedal, it’s too bassy. I really don’t understand the rave reviews”
このペダルに手を出すのはやめておけ。とにかく低音が出過ぎる。世に溢れてるあの絶賛レビューの数々——俺には、本当に意味が分からない。何をそんなに褒めてるんだ?
👍 🇺🇸常時オンでボードから外せない。これを掛けると、音全体の底が一段持ち上がるんだ。
👍 🇺🇸Fulltone OCDの9割5分、いや、それ以上かもしれない。この値段は正直、反則だと思う。
👍 🇺🇸手持ちのTSもGreen Rhinoも超えてきた。あの“Kid Charlemagne”のリードトーンが出るんだ。
👍 🇦🇺料理の隠し味みたいに、いつも掛けっぱなし。もう手放せない一台だよ。
😐 🇺🇸ちょっと期待しすぎたかもしれない。“これだ”という音に辿り着くまで、まだ調整が要る。
👎 🇺🇸ブザブザした、フェイクっぽい音だ。まあ——値段なりってところか。
3. 競合比較
▼| 機種 | ゲイン | 音作りの幅 | キャラ | バイパス |
|---|---|---|---|---|
| TC Electronic MojoMojo (本機) | 中〜高 | ◎ 2バンドEQ+Voice | アンプライク・図太い | True Bypass |
| BOSS BD-2 | 中〜高 | △ Tone 1ノブ | ブルース定番・王道 | Buffered |
| Fulltone OCD | 低〜高 | ○ Tone+HP/LP | 万能・ロックも対応 | True Bypass |
| Way Huge Green Rhino MkIV | 中 | ◎ Tone+100/500Hz | TS系拡張・多機能 | True Bypass |
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:アンプライクな反応と図太い低域なら本機。ブルースの王道でどこでも手に入る定番ならBD-2。クリーンブーストから高ゲインまで万能に振れるならOCD。EQを細かく追い込みたいならGreen Rhino。
現在の取扱・価格
4. 使い方Tips
▼アンプを押すブースター BOOST
DRIVE
9時
LEVEL
2時
BASS
12時
TREBLE
12時
Driveを絞りLevelで前段を押す。高いヘッドルームを活かし、真空管アンプを一段飽和させるブースターに。歪みを足さず音圧と密度だけを稼げる、本機の得意技。
単体で図太いクランチ CRUNCH
DRIVE
1時
LEVEL
12時
BASS
1時
TREBLE
12時
クリーンアンプへ単体で。低域が出過ぎると感じたらVoiceトグルとBassで整える。ギター側ボリュームを絞ると音が晴れるので、手元で歪み量をコントロールするのがコツ。
5. 価格と相場
▼GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥14,000
国内実売・2026/8
🇯🇵 国内中古
約 ¥7,000
中古市場の参考値・2026/8
🌍 海外新品 USD
約 $45
海外実売・2026/8
Gear Wise Diagnosis
中古相場:長年の人気機で流通量は多く、中古は約 ¥7,000前後で安定している。新品との価格差はそれなりにあり、コストを抑えたいなら状態の良い中古も現実的な選択肢になる。
長期トレンド:2011年の発売当初は ¥6,500前後で買えた手頃な一台だったが、その後の円安と価格改定を受けて国内新品は右肩上がりに推移し、現在は ¥14,000前後の水準に。一方で海外実売は約 $45とむしろ下がっており、通貨によって値動きが逆を向いているのが面白いところ。
為替の影響:海外 約 $45に対し、国内 約 ¥14,000は輸入・流通コストと円安を色濃く反映した水準。海外との価格差は大きめだが、国内正規流通の保証・サポートを含めた実売として捉えたい。
現在の取扱・価格
6. Echo Notes
— さらに知るMEDIA/ メディア評価
🇬🇧 MusicRadar
MojoMojoが担うのは、よく働くアンプの中で真空管が飽和する、あの音だ。TCが狙ったのはヴィンテージ・トゥイードの風味——出発点として悪くない。弾き手のダイナミクスに素直に反応し、コードを鳴らしても一音一音の輪郭がちゃんと残る明瞭さがある。トグルは低域の量感を保つか、少し引き締めるかの選択。トーン各コントロールも音を汚さず、常識的な範囲で効いてくれる。
🇺🇸 Premier Guitar
ヴィンテージ志向の弾き手にとって、この明瞭さは魅力的だと感じた。特にストラトのシングルコイルとの相性が抜群で、フェンダーにテキサス・ブルースらしい押し出しを与えてくれる。ギター側ボリュームをひと回しすれば、ジャジーなフレーズから刺さるようなリードまで幅広く応えてくれた。トゥルーバイパスのポップ音さえ許容できるなら、この作りの良さは価格以上だ。
PLAYERS/ 使用プロ
Paul Gilbert
Mr. Big/Racer Xのギタリスト。標準版のMojoMojoを長年愛用してきたことをTCが公式に認めており、本人のデモ動画が本機の人気を大きく後押しした。のちに彼の名を冠したPG Editionも生まれている。
TRIVIA/ 豆知識・トリビア
- 2011年発売。Drive/Level/Bass/Trebleの4ノブに加え、低域のニュアンスを切り替えるVoiceトグルを備える。単一トーンではなく2バンドの独立EQを持つのが、同価格帯のODの中では特徴的。
- 回路が平均的なドライブペダルより高い電圧で動作するよう設計されており、これが高いヘッドルームとアンプライクなダイナミクスの源になっていると説明されている。
- のちにPaul Gilbertのシグネチャー版「MojoMojo Paul Gilbert Edition」が登場。標準版のVoiceトグルを、通常モードと高ゲイン・ブーストを切り替える“11”スイッチに置き換えた別モデルとして展開されている。
VIDEO/ 動画
公式
DEMO
最終更新:2026年8月|価格・在庫は変動します。

