Iridium

Strymon
Iridium
Released
2019
Type
Amp + IR Cab
Amps
3 Models
IR Cabs
9 (24/96)
Power
9V DC 500mA
本ページには広告を含みます。
結論
  • 音の傾向 Fender/Vox/Marshall系の3アンプを実機と紛うレベルで再現。アナログJFET前段が弾き心地を支え、繋いだ瞬間から鳴る。
  • こんな人におすすめ アンプレスで宅録したい人、PA直結のフライリグを組みたい人、ドライブペダルの土台となるクリーンアンプが欲しい人に。
  • 操作感 メニューなし、ノブだけで即完結。ただし本体プリセットは実質1つで、複数音色のフット切替はMIDI前提になる。
向かない人:多数のアンプやモダンハイゲインを1台で網羅したい人、オーディオI/F一体型を求める人。XLR出力はなくUSBはIR管理専用。
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1. 三大特徴とサウンド傾向

3アンプを「極める」設計

Round(Fender Deluxe Reverb系)/Chime(Vox AC30系)/Punch(Marshall Plexi系)の3種。数を競わず、実機と紛う質感に集中したStrymon初のアンプモデラー。

24bit/96kHz/500msの高解像度IR

アンプごとに3種、計9キャビIRを搭載。当時のアウトボードでは前例のない解像度で、Impulse ManagerによるカスタムIRのロードにも対応する。

アナログJFET前段のハイブリッド

最大22dBのディスクリートJFET入力段とDSPを組み合わせ、デジタルの精度とアナログの弾き心地を両立。前段のドライブペダルの個性も自然に受け取る。

レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Sweetwater170
Thomann158
Reverb113
Total441

2. 世界のレビュー

🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇬🇧 Gearspace(英)
“The only modeler that made me stop tweaking and actually play guitar.”
HelixもKemperもQuad Cortexも通ってきた。どれもメニューの中で迷い続けた。Iridiumを繋いだ日は気づいたら弾いていた。ルームを少し足すと録音に空間が出る。この感覚を探していた。
🇺🇸 Reddit(米)
“The Round amp reacts incredibly well to picking dynamics.”
宅録用に買った。Roundのピッキングへの反応が信じられないほどリアルだ。York AudioのIRを足せばほぼEQなしでミックスに馴染む。チューブアンプの出番が減った。
🇩🇪 Thomann(独)
“Der Chime-Modus mit einer Telecaster fühlt sich wie ein echter AC30 an.”
スタジオモニターで鳴らすと驚くほど有機的だ。他のアンプシミュのような無機質さがない。ChimeにTelecasterを繋ぐと、あの軽いコンプ感も含めて本物のVox AC30が部屋にいる感じがした。
⚖️ 中立
🇦🇺 Reddit(豪)
“That same huge sound gets congested with a full band.”
Punchを限界まで上げるとモデラーとは思えない反応が返る。ただ単体で大きく聞こえるその音がバンドに入ると詰まる。良い機材だが「そのまま使える」ではなくEQで居場所を作る機材だった。
🌍 The Gear Forum
“I just wish they’d add an 800, 5150, Dual Rec.”
Iridiumの音は良い。ただこの小さな筐体のままで800や5150、Dual Recも入れてほしかった。プレゼンスやデプス、キャブ切替、リバーブがあと数種あれば言うことなしだ。3アンプに絞った潔さは認める。もう少し選択肢が欲しくなるのが本音だ。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“Dans un mix chargé, difficile de trouver une vraie présence sans EQ.”
5分でデモに使える音が出た。ただバンドのミックスに入るとEQをかなり足さないと存在感が出ない。ひとりで弾く印象とバンドでの印象がかなり違う機材だ。
🌶️ 激辛
🇬🇧 Reddit(英)
“The lack of presets became frustrating very quickly in live situations.”
ライブの限界はすぐ来た。同じセットでFenderのクリーンとMarshallの歪みが要るのにプリセットは1つだけ。毎回かがんでノブを回す動作が積み重なり便利さが消えた。MIDIで足せるのは分かるが最初からそう設計してほしかった。
🇺🇸 Sweetwater(米)
“The headphone output felt weak and noisy compared to newer modelers.”
深夜練習用に買った。ヘッドフォン出力が弱くノイズも乗る。HX Stompと比べると没入感がまるで違う。「最高のアンプシミュ」の評判で買ったのにヘッドフォンだと普通のモデラーだ。本体の音が良いだけに詰めの甘さが惜しい。
🇩🇪 Thomann(独)
“Für den Preis hätte ich mindestens MIDI oder mehr Speicher erwartet.”
この価格ならせめてMIDIか追加メモリーは欲しかった。音は良い。ただ機能面は今の競合と並べると見劣りする。2019年の割り切り設計が2026年も同じままだ。音質は陳腐化しないが機能の少なさは年々目立つ。
👍 🇧🇷教会のPAに直刺しで1年、音色トラブルはゼロ。Fenderに外部リバーブを足すと途方もなく広い音になる。
👍 🇰🇷ヘッドフォン練習でこの自然さは初めてだった。Marshall系のドライブが本物のアンプみたいに反応する。
👍 🇫🇷他のモデラーでメニューと格闘していた時間が全部消えた。5分で録音できる音が出る。これが正解だった。
😐 🇺🇸音は最高。ただ本質は”箱の中のアンプ”で、モニター環境をきちんと組んで初めて真価が出る。
😐 🌍複数プリセットのライブ切替はMIDI必須。最初からその前提で設計してほしかった。
👎 🇰🇷音はいいが、USBオーディオI/F機能がない。録音のたびに別機材を繋ぐ必要があってセットが増える。

3. 競合比較

機種アンプ数IR自ロードプリセットMIDIステレオフットSW
Strymon Iridium
(本機)
31(MIDI時300)△ 別売ケーブル2
Walrus Audio ACS1 MKII63(MIDI128)2
BOSS IR-20081282
UAFX Dream ’651×4(MIDI128)○ USB2
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:3アンプの質と弾き心地を最優先し、シンプルに完結させたいなら本機。フット切替で複数プリセットを使うならACS1やIR-200。アンプ1種を突き詰めた質感ならUAFX。本機はプリセット・MIDI・I/Fで劣るが、アナログJFET前段とIR解像度は固有の強みだ。
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4. 使い方Tips

サイレント宅録 / アンプレス録音 REC

深夜でもヘッドフォンで本格的なアンプ音を録れる。ステレオアウトをオーディオI/Fへ直結しDAWへ。サードパーティIRを読み込めば音作りの幅がさらに広がる。マイクもアンプも不要な完全ダイレクト録音の定番構成だ。

PA直結 / フライリグ LIVE

アンプを持ち込めない会場や小規模ライブの切り札。ボード末尾に置き、ステレオアウトをDIを介してPAへ。MIDIコントローラーを足せば300プリセットをフット切替でき、コンパクトさが最大限に活きる。

ペダルの土台(プラットフォーム) BASE

クリーンアンプとして使い、手持ちのドライブで歪みを作るスタイルに好適。アナログJFET前段がファズやオーバードライブの個性を殺さず受け取る。3アンプ×3キャビの組合せが、同じペダルの表情を変える。

5. 価格と相場

GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥67,000
国内実売・2026/7(円安で上昇)
🇯🇵 国内中古
約 ¥47,000
中古市場の参考値・2026/7
🌍 海外新品 USD
$399
海外実売・据え置き

Gear Wise Diagnosis

中古相場:音質が陳腐化しにくく手放す人が少ないため、中古の玉数はやや少なめ。相場は約 ¥47,000前後で値落ちが小さく、状態の良い個体は早く動く傾向がある。

長期トレンド:2019年発売のロングセラー。海外定価 $399は据え置きだが、国内実売は円安で発売時の約 ¥53,800から ¥67,000前後へ上昇。仕様据え置きのまま定番の座を保っている。

為替の影響:海外 $399に対し国内 約 ¥67,000は円安を色濃く反映した水準。新品の割高感が気になる場合、値落ちの小さい中古が現実的な選択肢になる。

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6. Echo Notes

— さらに知る
MEDIA
🇺🇸 Premier Guitar
我々が驚かされたのは、モデリングの真正性とダイナミクスへの反応だ。アップストリームのペダルにもアンプらしく応え、$399でこの水準は市場を再定義しうる。惜しいのはXLR出力の不在——クラブでDIなしにPAへ送れれば、完璧に近かった。
🇬🇧 MusicRadar
3つのアンプ古典と驚異的なキャビシミュを束ねた、ステージでもスタジオでも通用する万能コンパクトリグと評価したい。アーキテクチャはデジタルだが、アナログJFET入力のおかげで弾き心地はアンプそのもの。ただし500mAの消費電力には注意が要る。
PLAYERS
Mark Bowen(IDLES)
ポストパンクIDLESのギタリスト。Premier Guitarの「Rig Rundown」(2021・2024)で、2台のIridiumをキャビ・エミュレーションとして使用しているのが確認されている。アンプレスのライブ運用を象徴する例。
Larkin Poe(Rebecca & Megan Lovell)
米ルーツロックデュオ。姉妹ともボードにIridiumを搭載(Premier Guitar Rig Rundown)。Rebeccaは「フェスでどのアンプが来るか分からない時に、一貫した音の保険になる」と語り、ライブの安全網として実戦投入している。
TRIVIA
  • 2019年発売、Strymon初のアンプモデラー。Round/Chime/Punchは、それぞれFender Deluxe Reverb/Vox AC30(Brilliant)/Marshall Plexi(Super Lead 1959)を基にした3種のモデリングだ。
  • 9種のキャビIRはOwnHammer・Celestion・cabIR・Valhallirといったトップベンダー製。24bit/96kHz/500msはアウトボードでは前例のない解像度で、Impulse ManagerでカスタムIRも読み込める。
  • 入力段は最大22dBのディスクリートJFETアナログ回路で、DSPと協調して真空管的な入力を作る。ROOMは256msのIRとリバーブアルゴリズムのハイブリッドで、Small/Medium/Largeを選べる。
VIDEO
公式デモ
使い方
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最終更新:2026年7月|価格・在庫は変動します。