BOSS
GX‑100
GX‑100
Released
2022
Type
Floor Modeler
Amps
32
Effects
170+
Power
専用AC
本ページには広告を含みます。
結論
- 音の傾向 GT-1000譲りのAIRDアンプ32種+エフェクト170+。タッチパネルでチェーンを組み替えられる自由度の高さが軸。実機アンプ通しでは相性の出る場面がある。
- こんな人におすすめ FRFR運用やライン直送・宅録中心で、量と自由度を重視する人。Kemper/Helix級の予算は出せないが本格的な音作りをしたい人に。
- 操作感 タッチ+4ノブの併用で迷いにくい。フリーアサインのエフェクトチェーンとデュアルアンプ構成が強み。
向かない人:手持ちの実機アンプに直結してオーバードライブ/ディストーション中心の音作りをしたい人。パワー段シミュレーションとの干渉でクセが出ることがある。
1. 三大特徴とサウンド傾向
▼32アンプ+170+エフェクトの物量
フラッグシップGT-1000譲りのAIRDアンプ32種(ギター23・ベース9)とエフェクト170+種を搭載。最大15ブロックを自由に並べ替えられるフリーアサインのエフェクトチェーンで、デュアルアンプ構成も組める。
タッチパネル×4ノブの操作性
カラータッチディスプレイで信号チェーンをドラッグ&ドロップ、細部のパラメータは4ノブで詰める。マニュアル本も読まずに音作りできる導線が評価される一方、タッチ反応の鈍さを指摘する声もある。
USBオーディオIF+ルーパー+IR対応の総合力
USB接続でオーディオインターフェースとして機能し、宅録・配信にも対応。16スロットのIRローダー、ルーパー、エクスプレッションペダル内蔵と単体完結の機能を一通り備える。
レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Thomann109
Sweetwater58
Audiofanzine7
Total174
2. 世界のレビュー
▼🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇺🇸 The Gear Forum
“This thing ‘feels’ like a real amp when you touch the strings…”
レイテンシーがほぼゼロ。それだけでここまで変わるとはな。弦に触れた瞬間これは「本物」だと分かった。タッチへの反応もダイナミクスもここしばらく弾いた中で最高だ。
🇪🇸 guitarristas.info
“las primeras impresiones son muy buenas…no tengo la sensación de ‘digital’ tan exagerada que tenía con la GT 100”
数分でタッチ画面に慣れた。専門家じゃないが第一印象は上々。チューブアンプにも通してみたがGT-100で感じてた大げさな「デジタル臭さ」がない。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“très loin de rougir face à des machines comme Kemper, Fractal, Neural DSP qui coutent au moins le double !”
クリーンもクランチも歪みも十分に使える出来だ。値段が倍以上するKemperやFractal・Neural DSPと比べてもまったく見劣りしない。ミックスの中じゃ違いなんて分かりゃしない。3年使い続けてるがいまだに不満はないね。
🇪🇸 guitarristas.info
“me parece un cacharro impresionante”
バンド仲間はKemperを持ってて、正直負ける気がしてた。でも触ってみたら——とんでもない代物だった。
⚖️ 中立
🇺🇸 The Gear Forum
“…it’s the overdrives and comps. I don’t care for most of them.”
この値段でこの物量は文句なしだ。……強いて言うならオーバードライブとコンプ系だけはイマイチで好みじゃない。それ以外のエフェクトは上等でスイッチングの自由度も高い。
🇺🇸 The Gear Forum
“There is a compressed and almost ‘fake’ sound to a lot of the tones, but in a weird good way…”
圧縮された、ちょっと「作り物」っぽい音が多い。でも——変な言い方だがそれが悪くない。ただFM9やAF3みたいな本物の機材の代わりになるかと言われたらそれは無理だ。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“même si vous désactivez les simus de HP, il reste l’étage de puissance qui est simulé…ça coince”
実機アンプに通す時は要注意だ。スピーカーのシミュレーションを切ってもパワー段のシミュレーションは生きたまま——別系統の出力管を積んだアンプに通すと噛み合わない。最悪な音になることもある。FRFRで使えば話は別だ。9ヶ月かけて検証した結論として最終的には実用域に持っていけた。
🌶️ 激辛
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“tout sonne mortellement hifi, plat, lisse, absolument aucun relief !”
どんな繋ぎ方をしても——全部が薄っぺらく平坦で恐ろしくhifiな音しかしない! 立体感がまるで無い! YouTubeの猛者たちが「生々しいタッチレスポンス」とか言ってたのを思い出して呆然とした。嘘だ! タッチパネルも反応が鈍くてドラッグ&ドロップひとつに苦労する。
🇺🇸 Sweetwater
“the GX-100 was a total bust for me”
期待してたのにはっきり言って大外れだった。アンプシミュレーションを切ってもオーバードライブもディストーションも一向に良い音にならない。デジタル臭くて硬くて痛い。BOSS Katanaのアンプの方がまだマシだ。
👍 🇩🇪単体ペダル群を全部売却して一台に集約。結果的に手元にお金が残った。
👍 🇺🇸本番中にアンプが故障し急遽これに切り替えて窮地を救われた。
👍 🇪🇸Katana 100 MKIIを使ってるがGXの音作りには素直に驚かされた。
😐 🇺🇸選択肢が多くドラッグ&ドロップで簡単だが使いこなすにはまだ時間がかかりそう。
👎 🇺🇸どのアンプに通しても自分はいまいち好きになれなかった。ただユーザー側の問題かもしれないし人によると思う。
👎 🇺🇸用途を考えるとZoom CDR70+を薦めたい。完結型の強みはあるがGX-100はZoomより500ドルも高い。
3. 競合比較
▼| 機種 | アンプ数 | エフェクト | フットSW | IR対応 | 駆動電源 | オーディオI/F |
|---|---|---|---|---|---|---|
| BOSS GX-100 (本機) | 32 | 170種以上 | 8+Exp内蔵 | ○16スロット | 専用AC | USB |
| Blackstar ID:X Floor Three | ギター12+ベース3+アコ2 | 35種以上 | 6+Exp内蔵 | ○CabRig | 9V DCペダルボード電源 | USB-C |
| Line 6 POD Go | 70種以上 | 200種以上 | 8+Exp内蔵 (Mode/Tap含む) | ○128スロット | 専用AC | USB 4in/4out |
| HeadRush MX5 | 46 | 63種 | 3+Exp内蔵 | ○無制限 (300+収録) | 専用AC12V | USB4in/4out |
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:アンプ実機への直結を前提に歪みも作り込みたいなら本機。9V電源で手持ちのペダルボードに組み込みたいならFXループも備えるID:X Floor Three。アンプ・エフェクト数の物量で選ぶならPOD Go。とにかく小型軽量を優先するならMX5。
現在の取扱・価格
4. 使い方Tips
▼実機アンプに通す時はパワー段を確認 AMP IN
実機アンプのインプットやリターンに繋ぐ場合、スピーカーのシミュレーションだけでなくパワー段(出力管)のシミュレーションも生きたままになりがちな点に注意。AIRD Output Selectで「JC-120 RETURN」「KATANA RETURN」等、接続先に合わせた出力タイプを選ぶと相性問題を避けやすい。FRFRやライン直結なら気にしなくてよい。
Send/Returnで手持ちのドライブ系を活かす SR
エフェクトブロックにSend/Returnを挟めば、お気に入りのアナログ歪みペダルをチェーンの好きな位置に割り込ませられる。歪み系の評価が分かれやすい本機では、ドライブだけ外部ペダルに任せてアンプ・空間系はGX-100側で組む、という運用も有効。
DIVでデュアルアンプ構成を組む DIV/MIX
信号を2系統に分割するDIVブロックを使えば、異なるアンプ・エフェクトを左右で鳴らし分けたり、ブレンドして音圧を稼いだりできる。音切れなく2系統を切り替えられるため、クリーンchと歪みchを瞬時に行き来するライブ用途で効果的。
EXPペダルはトゥスイッチで2役 EXP
内蔵エクスプレッションペダルはトゥスイッチでワウ/ボリュームなど2系統を切り替え可能。マニュアルモードに切り替えれば、プリセット内のエフェクトON/OFFを個別のフットスイッチへ自由に割り当てられ、コンパクトエフェクター感覚での運用もできる。
5. 価格と相場
▼GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥60,500
サウンドハウス実売・2026/7
🇯🇵 国内中古
約 ¥45,000
中古市場の参考値・2026/7
🌍 海外新品 USD
約 $549
海外実売・2026/7
Gear Wise Diagnosis
中古相場:2022年発売でまだ流通歴は浅いが、中古は約 ¥45,000前後で動いており値崩れは緩やか。状態次第で4万円台〜8万円台と幅があり、付属品(箱・アダプター・取説)の有無で差が出やすい。
長期トレンド:発売時はオープン価格、現行のサウンドハウス実売は約 ¥60,500。2024年のV2.0アップデートでアンプ・エフェクトが増量され、実質的な価値は上昇している。上位機GT-1000・GT-1000COREとは依然価格差があり、廉価版という立ち位置は変わらない。
為替の影響:海外 約 $549に対し、国内 約 ¥60,500は円安を反映した水準。Sweetwater等のセール時はさらに安値が出ることもあり、海外価格は変動が大きめ。
現在の取扱・価格
6. Echo Notes
— さらに知るMEDIA/ メディア評価
🇬🇧 Guitar World
アンプの数こそ競合より少ないが、ここに収録された分は粒が揃っている。フラッグシップGT-1000譲りのモデリングは生々しく反応も良い。本領はエフェクトにあり、ディレイやリバーブ、モジュレーションは単体の500シリーズに引けを取らない。チェーンの組み替えはまだ競合に一歩譲るが、これまでで最高のBOSSマルチエフェクト・アンププロセッサーだと我々は見ている。
🇬🇧 MusicRadar
無骨さすら感じる金属筐体、約3.6kgの重さ。だが弾けばその印象は変わる——AIRD技術によるアンプエミュレーションは生命感と立体感を伴って鳴り、ダイナミクスの不足を感じる場面はない。タッチスクリーンが加える操作の自由度はBOSSとして新しい挑戦であり、エフェクト/アンプモデラーの市場で再び存在感を示した一台だと評価している。
PLAYERS/ 使用プロ
John Browne
— Monuments。ソロプロジェクトFlux Conductでも活動するプログレッシブメタル・ギタリスト。GX-100純正プリセット「Chunk Town」「Ancient Dream」「Proud Dad」を提供している。
Jack Gardiner
英国リヴァプール出身、スイス在住のソロギタリスト。GX-100純正プリセット「Fusion Swells」等を提供している。
TRIVIA/ 豆知識・トリビア
- 2022年3月発売。フラッグシップGT-1000譲りのAIRD(Augmented Impulse Response Dynamics)プリアンプを搭載しつつ、BOSSのマルチエフェクトとして初めてカラータッチディスプレイを採用した。
- 2024年9月のVersion 2.0アップデートで、発売時23アンプ/150+エフェクトから32アンプ(ギター23+ベース9)/170+エフェクトに増強。X-Ultra・X-Optima・X-Titan等のハイゲインアンプやSD-1・DS-1モデルが追加された。
- 「GX」の名はライブ重視のGTシリーズと一線を画し、宅録・配信を含む現代的な制作ワークフローに寄り添う狙いでBOSSが新設したライン。下位機GX-10・GX-1/GX-1Bへとシリーズが広がっている。
VIDEO/ 動画
公式
DEMO
最終更新:2026年7月|価格・在庫は変動します。
