Bass D.I.+

MXR M80
Bass D.I.+
Released
2007
Type
Preamp / DI
EQ
3-Band +Color
Bypass
Buffered
Power
9V / 48V
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結論
  • 音の傾向 プリアンプ/DI/歪みを頑丈な金属筐体に1台へ。3バンドEQ+Colorで音を整え、Blendでローを残したまま歪ませられる、ベース向けの「全部入り」。
  • こんな人におすすめ アンプを持ち込まず卓直結でライブしたい人、ローを残した歪みを常時オンで使いたい人、頑丈で信頼できるバックアップDI/プリを1台持っておきたい人。
  • 操作感 独立2チャンネルで迷いが少なく、Colorは踏むだけで即戦力のプリセットEQ。歪みch専用のノイズゲートも実戦的。
向かない人:強力なコンプや深いパラメータ編集、ヴィンテージ寄りの歪みを求める人。XLR出力レベルが低めという指摘も複数あり、卓側でゲインを足す前提の現場もある。
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1. 三大特徴とサウンド傾向

独立2ch+Colorスイッチ

クリーンとディストーションの独立2チャンネル構成。3バンドEQ(Bass/Mid/Treble)に加え、踏むだけで中域を削るプリセットEQが乗るColorスイッチを搭載。素の音の底上げから積極的な音作りまで、これ一台でこなせる。

ローを残す歪み+専用ゲート

歪みチャンネルはGain・Volumeに加え、原音と歪みを混ぜるBlendを装備。低域を失いがちなベース歪みでもコシを残せる。歪みch専用のノイズゲート(Gate Trigger)でヒスも抑えられ、薄掛けから本格ディストーションまで対応する。

実戦的な3出力+頑丈な筐体

卓やインターフェースへ送るXLR DIアウト(Phantom/Ground切替)、分岐用パラレルアウト、通常の1/4″アウトを装備。9V電池/DC/ファンタム(+48V)の3電源に対応し、金属筐体は”built like a tank”と評される堅牢さ。

レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Thomann140
Sweetwater33
Total173

2. 世界のレビュー

🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇦🇺 REDDIT(豪)
“The distortion is on its own channel — more tank-built than the BDDI.”
歪みが独立したチャンネルに乗ってる。これがでかい。手に取った瞬間わかった——BDDIよりタンクだ。頑丈さの種類が違う。10年使って、薄く歪ませた常時オンの汚し役に育てた。今はこれ無しで音が作れない。SansAmpと迷うって? 俺の一票はM80に入れる。
🇺🇸 REDDIT(米)
“The color switch is worth the cost of entry alone.”
Colorスイッチ。これだけで元が取れる。本気で言ってる。Colorを切ったM80は——ほぼ完全に透明だ。素の音がそのまま素通りする。そこにColorと歪みが乗る。つまり独立スイッチ付きのチャンネルが二つ増えるのと同じだ。一個の箱で何役こなすつもりなんだ、こいつは。
🇬🇧 MUSICRADAR(英)
“The colour switch providing a tasteful preset EQ, and loads of warmth too.”
ナチュラルなクリーンの追い込みが、よくできてる。Colorスイッチを踏めば、品のいいプリセットEQが一発で乗る。やりすぎない。そして温かみがたっぷりある。さらにフルの歪みは、細かく追い込んで足し算ができる。派手じゃない。でも要るところに、ちゃんと効くんだ。
🇨🇦 REDDIT(加)
“I finally got the tone I’ve been searching for. I love this thing.”
少しいじって——ようやく見つけた。ずっと探してた音が、ここにあった。心底気に入ってる。ついでにコンプも足した。もう、ほかに要るものがない。これだ。俺の完璧な音は、ここにあったんだ。
⚖️ 中立
🇫🇷 AUDIOFANZINE(仏)
“En disto ça bouffe vachement les basses.”
歪ませるとローをごっそり持っていかれる。だからクリーンchと混ぜて埋める。歪み自体は粒が揃ってる——ただ、少し合成くさい。それでも、なんだかんだ言って——これが俺の基本の歪みになった。文句を言いながら、結局これを踏んでるんだ。
🇫🇷 AUDIOFANZINE(仏)
“Un vrai couteau suisse. Seul bémol : absence du switch ‘mute’.”
器用なヤツだよ、確かに。唯一の不満は——ミュートスイッチが無いこと。地味に困る。あと、筐体はこんなに頑丈なのに、電池蓋だけプラスチックなんだ。そこだけ。もう割れた。なんでそこをケチった。
🇺🇸 TALKBASS(米)
“Small footprint, reasonable price, reliable, good overdrive, quality DI.”
Tone Hammerは歪みが好みじゃない。Hartkeはデカすぎる。B7Kは高い。VT Bassは音はいいがDIが無い。消去法だ。最後に残ったのがM80だった。小さい。値段は妥当。ブランドは信用できる。歪みも悪くない。DIの質もいい。情熱で選んだわけじゃない。でも、間違ってはいなかった。
🇺🇸 SWEETWATER(米)
“The M80 is a well rounded, budget friendly solution.”
アンプを毎週運ぶのは無理だった。だから卓(M32)に直で挿せるプリアンプ兼DIを探してた。M80は——派手じゃないが、バランスのいい安上がりな答えだ。狙ってた音に、ちゃんと近づける。最高の買い物とまでは言わない。でも、いい判断だったと思う。
🌶️ 激辛
🇺🇸 SWEETWATER(米)
“The distortion is terrible to be honest.”
正直に言う。歪みはひどい。期待した俺がバカだった。しかもゲートが歪みチャンネル専用ときた。なんでだ?! クリーンには効かせてくれない。DIとしては——文句なしに素晴らしいよ。卓にもインターフェースにも、まっすぐ綺麗な音が飛ぶ。でも歪みのセクションは、ほとんど触らない。半分しか使ってない箱を、俺は買ったわけだ。
🇺🇸 REDDIT(米)
“The levels are always so low, the sound guys never want to use it.”
ずっと持ってる。ずっとだ。なのに——DIとして一度も成功したことがない。出力レベルがいつも低すぎる。PAの人間は決まって嫌な顔をする。そして結局、別のDIに挿し直される。毎回だ。俺の目の前で、こいつのXLRはスルーされていく。名前にDIって入ってるのにな——DI+って。
🇺🇸 REDDIT(米)
“He had to add around twenty decibels of gain from the desk.”
エンジニアに言われた。「お前のMXR、XLRの信号がありえないくらい低い」と。卓で20dBくらい持ち上げる羽目になったらしい。20だぞ。上げればノイズも一緒に持ち上がる。本番前のサウンドチェックで、毎回この話をしてる気がする。音は気に入ってるんだ。だからこそ——なんでここだけ…
🇬🇧 MUSICRADAR(英)
“A useful albeit expensive tool to carry to gigs just in case.”
頑丈だ。配置もよく練られてる。それは認める。でも結局これは——出番が来ないことを祈りながらギグへ持っていく、ちょっと高い予備機なんだ。来たら来たで助かる。来なければ、ただ重い。この値段で、その役回りか。便利なのは間違いない。だからこそ、財布を開くたびに少し悩むんだよ。
👍 🇺🇸ライブのリグをガッツリ簡略化したくてDIを探してた。完璧に仕事した。ヘッドとキャビ引きずるより卓に直挿しのが百倍ラク。家でもリハでもアンプに足してる——音にキャラがドッと乗るんだよなぁ。
👍 🇺🇸何年も持ってる。友達はみんなSansAmpだけど、歪みはこっちのが好み。PAに直で行くアンプ代わりにもなる。この値段でこの選択肢——勝てる小箱、他にないだろ。
👍 🇨🇦いじってたらある日ピタッとハマった。探してた音、これだった。コンプ足して、もう何も要らない。これで終わり。俺の音、完成!!
👎 🇺🇸いいペダルだよ、ホント。volブーストとDIは最高。でもさ——ハイエンドのプリにあるコンプが無い。これだけ。これだけが惜しい。値段を考えりゃ文句は言えないんだけど……言っちゃうよなぁ。
👎 🇺🇸音を太くしたくて買うなら、これは違う。volブーストとDIは別だ。昔のTech 21 VT Bass持ってるけど——あっちが完全に勝ってる。煙にして消すレベルで。期待の方向を間違えたのは、俺だ。
👎 🇬🇧EQとColorは使う。問題ない。けど歪みのキャラがモダンすぎる。古い感じが欲しいのに、出てくるのは今っぽい歪み。スタイルを選ぶよ、これは。合う人には合う。俺には合わなかった。

3. 競合比較

機種歪みEQノイズゲートDI出力
MXR M80 Bass D.I.+
(本機)
独立chBlend3バンド+Color歪みch専用Phantom/Ground
Tech 21 SansAmp Bass Driver DI常時系Blend3バンド+PresenceGround Lift
Darkglass Microtubes B7K Ultra v2常時系Blend4バンド中域スイープ+Cab Sim
Aguilar Tone HammerAGSドライブ3バンド可変ミッドGround Lift
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:独立した歪みチャンネルと専用ノイズゲートを1台に持つのがM80の個性。SansAmp・B7K・Tone Hammerの歪みは常時系(クリーンとブレンド)でゲートは持たない。歪みを常時オンで薄掛けし、ゲートでヒスも抑えたいならM80。キャビシムまで欲しいならB7K Ultra、可変ミッドで音を細かく作るならTone Hammer、定番の質感で選ぶなら最大のライバルSansAmp。
現在の取扱・価格
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4. 使い方Tips

卓直結のクリーンDI/プリ DI

設定:Bass/Mid/Treble を各12時、歪みオフ。XLRから卓へ直結すれば、アンプ無しでライブを完結できる。低域を足したい時はColorスイッチをオン(中域が締まりドンシャリ寄りに)。Phantom/Groundでハム対策も可能。

ローを残す常時オンの歪み DIRT

設定:Gain 1時前後、Blend 11時(原音多め)、Dist Vol 適量。歪みチャンネルでGainを上げ、Blendを低めに保って原音を残すとローを失わずコシのある歪みになる。薄掛けの常時オンなら歪みは控えめに。歪みch専用ゲートでヒスを抑えられる。

5. 価格と相場

GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥30,000
実勢価格・2026/6
🇯🇵 国内中古
¥16,000〜¥23,000
状態・付属品による・2026/6
🌍 海外新品 USD
約 $199.99
海外実売・2026/6

Gear Wise Diagnosis

中古相場:20年以上売られている超ロングセラーでタマ数が非常に多く、中古は概ね¥16,000〜¥23,000で安定している。状態の良い個体や付属品(アダプター・箱)付きが選びやすく、コストを抑えたい場合の現実的な選択肢。

長期トレンド:新品実勢は長らく手頃な価格帯にあったが、近年の価格改定と円安を受けて国内では約¥30,000まで上昇。定番ゆえモデルチェンジの気配は薄く、当面はこの価格帯での取引が続く見込み。

為替の影響:海外新品 約$199.99に対し、国内実勢 約¥30,000は円安を反映した水準。新品の割安感は薄れており、中古や為替動向を見ながらの購入が現実的になっている。

現在の取扱・価格
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6. Echo Notes

— さらに知る
MEDIA
🇺🇸 Premier Guitar
ギグでDIに泣かされた末、ベース専用のアクティブDIを何台も並べて比べた。M80はよくできた箱だ。マニュアル通り頑丈で操作系は論理的、EQは音楽的に効く。クリーンに独立した音量つまみがあるからソロのひと押しにも使え、歪みを内蔵するぶん現場に持ち込むペダルを一つ減らせる。難点を一つ挙げるなら——太い低域を出すColorスイッチが足で踏めず、しゃがんで切り替えるしかないことだ。
🇺🇸 Tape Op Magazine
本当はSansAmpを買うつもりが、気づけばこのMXRをレジに持っていた。値段はほぼ同じ、弾いた感触も近く、おまけに歪みチャンネルまで付く。とにかくいい音だ。Colorは中域を抜くスイッチで、Jazz BassはEQ全部12時+Colorオンがちょうどよかった。歪みは「人生最高」とは言わないが十分使えるし、ダイレクトよりアンプの前で鳴らすほうが楽しい。タンクみたいに頑丈で、出力の選択肢も多い。
PLAYERS
Johnny Christ
— Avenged Sevenfoldのベーシスト。公開された機材写真で、ペダルボードにM80 Bass D.I.+を2台並べて使用しているのが確認できる。
Jeff Matz
— High on Fireのベーシスト。Bass Player誌のインタビューで、DIに歪みを足したものをメインの音としてそのままSVTへ送ると語っている。
TRIVIA
  • MXRは1972年にKeith BarrとTerry Sherwoodが創業し、1987年にJim Dunlop傘下へ。M80 Bass D.I.+はDunlop期に展開されたベース・ラインを代表する定番機として、20年以上支持されている。
  • Colorスイッチはワンタッチで中域を削るプリセットEQ(いわゆるドンシャリ寄り)で、常時オンで使う愛用者が多い。ただし本体スイッチのため足では踏み替えられない。
  • XLR DIアウトはPhantom/Ground切替を備え、ミキサーからの+48Vファンタム電源でも駆動できる。電源は9V電池/DCアダプター/ファンタムの3通りに対応する。
VIDEO
DEMO
音作り解説
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最終更新:2026年6月|価格・在庫は変動します。