Distortion+

MXR
Distortion+
Released
1970s
Type
Distortion
Clipping
Germanium
Controls
2-Knob
Power
9V DC
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結論
  • 音の傾向 軽いクランチからファズ寸前まで、粒の粗いジャリッとした歪み。トーン回路がなく、ギターとアンプの素性がそのまま出る。
  • こんな人におすすめ 真空管アンプに軽く挿してブースト、あるいは荒々しい70〜80年代ロックの歪みが欲しい人。1音1音の生々しさを重視する人に。
  • 操作感 Output と Distortion の2ノブのみ。迷う余地がなく、ギター側とアンプ側で音を作る潔い設計。
向かない人:細かいEQで音を追い込みたい人、低ノイズ・多機能を求める人。トーン回路がないぶん、音作りはアンプ依存になる。
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1. 三大特徴とサウンド傾向

粒の粗い生々しい歪み

ゲルマニウム・クリッピングによる、ジャリッとした荒い歪み。軽いクランチからファズ寸前まで、1音1音の生々しさがそのまま前に出る。

2ノブの潔い設計

Output と Distortion のみ。トーン回路がなく、ギターとアンプの素性が直に出る。迷う余地のないシンプルさが逆に武器になる。

アンプを前に押し出すブースト

Distortionを絞りOutputを上げれば、真空管アンプの頭を叩くブースターに。歪みを足しつつ音を前に出す使い方が定番。

レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Sweetwater24
Audiofanzine28
Total52

2. 世界のレビュー

🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“Comment ai je pu me passer de cette pédale avant.”
ボードに組み込んだ瞬間——まさに天啓だった。今までコイツなしでどうやってやってたんだ、俺は。手放せないよ、もう。
🇺🇸 Sweetwater(米)
“Does what it’s supposed to do. Simple controls. Great as a boost when stacking peadsls”
やるべき仕事をきっちりやる。コントロールはシンプルそのもの。ペダルを重ねるときのブースターとして最高だ。余計なことは何もしない、それがいい。
⚖️ 中立
🇺🇸 Sweetwater(米)
“You do get alot of feedback noise when both the pedal and your amp are cranked.”
RRの使い方で歪ませた真空管アンプに突っ込むと最高だ。ただしペダルもアンプも両方フルにするとフィードバックノイズがかなり乗る。そこは覚悟しとけ。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“Toute seule dans un son clair, le son n’est pas terrible, très criard.”
正直に言おう。クリーンにコイツ単体だと音は大したことない。かなり耳障りだ。ただし歪んだ音を押し出すブースターとして使うと恐ろしく効く。RandyやMalmsteenの使い方だな。そこは認める。
🇪🇸 Guitarristas.info(スペイン)
“Me moló mucho aunque tiene una textura un poco chillona en los agudos.”
始めたばかりの頃に試してかなり気に入った。ただ高音にちょっとキンキンした質感があってな。そこだけは引っかかる。トランジスタのコンボで使ってたけど悪くなかったよ。
🌶️ 激辛
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“Tout les boutons a fonds, n’arrive pas au niveau de la guitare clean désactivée.”
このペダル、ノブを全部フルにしても、バイパス時のクリーンの音量にすら届かない。歪みペダルでこれは致命的だろ? 結局、音量不足で返品したよ。
🇺🇸 Sweetwater(米)
“This pedal will NOT make you have randy rhoads tone. it leans more toward a fuzz.”
言っておく。これを買ってもRandy Rhoadsのトーンにはならないぞ。キャラはどっちかというとファズ寄りで、ディストーションじゃない。その幻想を抱いて買うと、確実にがっかりする。
🇩🇪 Musiker-Board(独)
“Der Sound war immer zu beschränkt und keines hat mich irgendwie überzeugt.”
音がいつだって物足りない。考えうる限りのバージョンをほぼ全部試したが、どれ一つ俺を納得させちゃくれなかった。むしろDOD 250の方がよっぽど好きだ。
👍 🇨🇦ユニティやブーストで音量が落ちる、なんてネットの噂は嘘。細くもならない。トーンノブが無いのに、驚くほど良く鳴るよう作られてる。OD-3やTS-9とも綺麗に混ざった。
👍 🇧🇪アコギに軽いクランチを足す用途で探し当てた。ノブ2つだけなのに、狙った音にちゃんと微調整できる。
👍 🇺🇸1979年から43年、同じ個体を使い続けてる。買った日の音のまま、今も鳴ってるよ。
😐 🇺🇸Distを上げるほど低音が削れる。俺はVolumeを上げてDistは12時以下。ギター側のVolを絞るとファズフェイスみたいに艶が乗る。現行M104も同じ1N270ゲルマダイオードだった。
😐 🇺🇸過小評価されてる名機だと思う。ディストーションとしてよく効くが、自分の設定を掴むまで少し時間がいる。
👎 🇫🇷ゲインを2/3以上に上げると盛大にバズる。それ以外は全部好きなんだけどな。

3. 競合比較

機種ゲイン音作りの幅キャラコントロール
MXR Distortion+
(本機)
中〜大△ 2ノブ・トーン無し粒が粗く生々しいOutput / Distortion
BOSS DS-1○ Tone 1ノブ定番・素直で明るいTone / Level / Dist
ProCo RAT2○ Filter 1ノブザラついた図太い歪みDistortion / Filter / Volume
DOD 250中〜大△ 2ノブ・トーン無し同系回路・やや荒めLevel / Gain
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:アンプを前に押し出す粒の粗い歪みなら本機。素直で扱いやすい定番の万能さならDS-1。図太くザラついたロックの質感ならRAT2。Distortion+と同系回路で近いキャラを別ブランドで狙うならDOD 250。
現在の取扱・価格
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4. 使い方Tips

アンプを叩くブースター BOOST

OUTPUT
3時
DIST
9時
Distortionを絞り、Outputを上げて真空管アンプの頭を叩く。歪みを足しつつ音を前に押し出す定番の使い方。クリーン寄りのクランチが一段濃くなる。

単体で歪ませる DRIVE

OUTPUT
12時
DIST
2時
Distortionを上げれば単体でも荒い歪みが得られる。トーン回路がないぶん、音の明るさ・太さはギターのトーンとアンプ側で作るのが基本。

5. 価格と相場

GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥15,800
国内実売・2026/7
🇯🇵 国内中古
約 ¥8,000
中古市場の参考値・2026/7
🌍 海外新品 USD
約 $99
海外実売・2026/7

Gear Wise Diagnosis

中古相場:1970年代から続く定番で流通量が多く、中古は約 ¥8,000前後が目安。状態の良い個体を選びやすく、入門にもモッド素体にも向く。

長期トレンド:半世紀近く生産が続く超ロングセラー。近年の輸入価格・円安を反映して新品実勢は上昇し、国内は約 ¥15,800の水準に。回路がシンプルなぶん個体差が少なく、相場は安定している。

為替の影響:海外 約 $99に対し、国内 約 ¥15,800は円安と輸入コストを反映した水準。中古は為替の影響を受けにくく、コストを抑えたい場合の現実的な選択肢になる。

現在の取扱・価格
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6. Echo Notes

— さらに知る
MEDIA
🇺🇸 Premier Guitar
“ちっぽけで、意地の悪いダート・ボックス”——そう呼びたくなる一台。トーン回路すら持たないシンプルな箱が、なぜ半世紀も愛されるのか。答えはそのざらついた質感と、アンプの前段を押し込んだときの生々しい迫力にある。派手さはないが、鳴らせば分かる種類の名機だ。
PLAYERS
Randy Rhoads
Ozzy Osbourneのギタリスト。Distortion+ を代表的名機として広く知られる存在にした象徴的ユーザー。Blizzard of Ozz期、Marshallをこのペダルで押し込む音作りが「Crazy Train」等の代名詞になった。MXR/Dunlop公式が本人個体を実測しシグネチャーモデルを製品化している。
Dave Murray
Iron Maidenのギタリスト。Guitar World誌1983年のインタビューで、CryBaby・MXR Distortion+・Phase 90を含むボード構成を本人が明言。NWOBHM黄金期のMaidenサウンドを支えた一台。
TRIVIA
  • MXRは1972年、ニューヨーク州ロチェスターでKeith BarrとTerry Sherwoodが創業。Distortion+ は最初のPhase 90に続く初期ラインの一台で、鮮やかな黄色い筐体が識別の目印になっている。
  • ゲルマニウム・ダイオードによるハードクリッピングと、トーン回路を持たないシンプルな設計が音のキャラを決めている。トーンをあえて省いたことが、アンプ依存の潔い音作りにつながっている。
  • 1987年にJim Dunlopがブランドを取得し、現行モデルはLEDインジケーターと9V DCアダプター端子を備えたリイシュー。同系回路の親戚として、DOD 250がしばしば引き合いに出される。
VIDEO
DEMO ①
DEMO ②
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最終更新:2026年7月|価格・在庫は変動します。