Darkglass
Anagram
Anagram
Released
2025
DSP
Hexacore
Resolution
32-bit / 48kHz
Effects
50+
Power
9V DC
本ページには広告を含みます。
結論
- 音の傾向 Darkglassの歪みライブラリを丸ごと搭載し、NAM/AIDA-Xで外部アンプモデルも読める。ベース専用にキュレートされた、太くて現代的な音。
- こんな人におすすめ XLRでFOH直結しつつボードを最小化したいベーシスト。NAMコミュニティと一緒に「育てる機材」を求める人に。
- 操作感 7インチのタッチ+6ノブは直感的だが、フットスイッチは3基。曲間の切り替えを詰めるならMIDIコントローラーが現実解。
向かない人:踏むだけで完結するオールインワンを求める人。フットスイッチ3基の制約と設定の作り込みは避けて通れず、プリセットを触りたくない人には重い。
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1. 三大特徴とサウンド傾向
▼Darkglassの歪みが全部入る
B3K系からMicrotubes Xまで、看板のドライブをオンボードで呼び出せる。コンパクトを3〜4台並べていた歪みの棚が、そのまま一台に収まる。
NAM/AIDA-X ネイティブ対応
オープンソースのニューラルアンプモデルとIRを直接ロードできる。ヴィンテージSVT系から現代ハイゲインまで、外部の資産がそのまま音源になる。
ハードは完成、ソフトは道半ば
踏み替えは3基のみでフル運用にはMIDIが要る。加えてスクロールの誤爆、パッチ切替の間、Suiteの不安定さ——音への評価は高いが、周辺のソフトはまだ育っている最中だ。
レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Thomann43
Sweetwater26
Audiofanzine2
Total71
2. 世界のレビュー
▼🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇺🇸 Sweetwater(米)
“I’m stil shocked by how great this box sounds after six months of use.”
半年使って、いまだにこの箱の音の良さに驚かされている。B3KもDuality Fuzzも実機で持っている俺が言うんだ。ブロックの再現度が、どれだけ本気かってことだよ。
🇩🇪 Thomann(独)
“Es ist sein Geld mehr als wert und ich würde es jederzeit wiederkaufen.”
値段以上の価値がある。いつでもまた買う。処理能力、6バンドのパラメトリックEQ、IRを0〜100%で好きに混ぜられる自由、そしてENTROPIA。アンプ間のキャラ差が思ったより小さいことも、リバーブがRoomとHallだけなことも、全部わかった上で——満点だ。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“Excellent produit qui sonne d’enfer !”
最高の製品だ。鬼のように鳴る! 1週間で覚えた。軽い。そして他のペダルは全部処分した。全部だ。次はMIDIフットスイッチを足すつもりでいる。
🇩🇪 Musiker-Board(独)
“Absolut ebenbürtig, da gibt’s gar nichts!”
ギターで使ってるが——FM3と比べてどうかって? 絶対的に同等だ。文句のつけようがない。Drums & Tonesのキャプチャは、Fractalで弾くよりも指の下で”本物”に感じる。
⚖️ 中立
🇺🇸 Sweetwater(米)
“the portal software is the weakest part of the system”
必要な音は全部ここにある。ベースアンプを担いで行くのはやめた。DIで完結する。USBインターフェースもCubaseとmacOSで安定している。ただ——プリセットを配るポータルのソフトが、このシステムで一番弱い部分だ。
🇩🇪 Thomann(独)
“Das Gerät ist toll und kostet weniger als ein analoges Pedalboard.”
素晴らしい機材だ。しかもアナログのペダルボードを組むより安い。バンドで実戦テストして動作は良好、音はペダルと同等。はっきり薦める、買え。——そう書いた上で、俺は返品した。ポップとソウルをやる俺には、ベース1本と音ひとつで足りるからだ。機材のせいじゃない。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“les autres effets (reverb, delay, chorus…) vraiment pas terribles et super basiques”
4つの出力を好きに割り振れるのが最高だ。クリーン、アンプの後、実験用——全部別々に出せる。Sceneもbindingもアンプの音もNAMライブラリもいい。ただその他のエフェクト(リバーブ、ディレイ、コーラス…)は本当に大したことがなくて、超ベーシックだ。それでも後悔はしていない。今のままで十分だから。
🇺🇸 TalkBass(米)
“Sometimes it feels 50/50 that you will scroll vs move a block.”
スクロールしようとするとブロックをドラッグしてしまう。成功するかは体感50/50、くじ引きだ。あの電源ケーブルもだ——タップで3スロットを強制占有させる絶妙な幅。それでもコア機能は信じられないほどで、Darkglassのトーンが好きなら迷う余地はない。
🌶️ 激辛
🇺🇸 Sweetwater(米)
“There is a noticeable delay when switching between patches”
パッチを切り替えると、はっきり分かる間がある。ライブ30年、元PC技術者だ。ファームを更新してSuiteに繋いだら工場出荷のプリセットが消えた。全部だ。リセットの手段もない。音とコンセプトは素晴らしい。だが今のこれは、ライブで信頼できない。
🇩🇪 Thomann(独)
“Leider sehr viele Störgeräusche, vielleicht ganz schlecht geerdet?”
造りはいい。機能もいい。だがノイズがひどい。残念ながら、あまりにも多い。アースがまともに取れていないんじゃないか? ノイズゲートでも抑えきれない。ベースを替えた。ケーブルも替えた。何ひとつ変わらなかった。
👍 🇫🇷手放してしまったけど、あれは名機だった。Marketplace解禁のニュースを見て、また買う金を作る気になってきた。
👍 🇮🇹イタリアから。Anagramの幸せなオーナーです。
😐 🇫🇷Darkglass印の現代的な歪みに寄りすぎだと感じる人もいる。Aguilarのアンプとキャブが載れば一気に化けるはず。
😐 🇺🇸面白い機材だし、これからもっと良くなる。ただフットSW3つと兼用ジャックでこの値段は、さすがに強気だと思う。
😐 🇺🇸ユーザーの評判はかなり良い。でも自分には、IN/OUTの数が足りない。
👎 🇺🇸画面の縦横比が窮屈で、タッチの反応も少し重そう。載ってるDarkglass歪みは各シリーズの下位版ばかりで、Photonのようなマルチバンドは入っていない。
3. 競合比較
▼| 機種 | NAM対応 | ベース特化 | タッチ操作 | フットSW |
|---|---|---|---|---|
| Darkglass Anagram (本機) | ○ネイティブ | ○ベース専用設計 | ○7インチ | 3 |
| Line 6 HX Stomp | × | △ギター主体 | × | 3 |
| Neural DSP Quad Cortex | ×独自Neural Capture | △ギター主体 | ○7インチ | 8 |
| BOSS ME-90B | × | ○ベース専用 | × | 8 |
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:NAMをネイティブで回しつつDarkglassの歪みを本家の音で使いたいなら本機。踏み替えの本数と完成度重視ならQuad Cortex。同じ3スイッチでも安価に幅広く揃えたいならHX Stomp。ベース専用機を手頃に、ならME-90B。
現在の取扱・価格
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4. 使い方Tips
▼Preset Modeでライブを回す LIVE
曲ごとにシグナルチェーンを丸ごと切り替える運用が最も強力。ゲインステージ・コンプ・EQ・空間系まで一括で保存されるため、セット内の音色の一貫性が上がる。飛び番のプリセットを踏みたいなら、MIDIフットスイッチの追加が現実的な解になる。
XLR→FOH/フォーン→アンプの分割 ROUTING
XLR側はキャビシムを通した音をPAへ、1/4インチ側はキャビシムを外した音を背面のアンプへ返す。ステージ上はアンプをモニターとして使いながら、客席には完成した音だけを届けられる。XLRはソフトウェアからグランドリフトを掛けられる。
NAMプロファイルを足す NAM
Darkglass Suite経由でNAM/AIDA-XのモデルとキャビネットIRをロードできる。ヴィンテージSVT系から現代のハイゲインまで、コミュニティに公開された資産をそのまま持ち込める。Hexacoreは最大3つのNAMモデルを同時に走らせられる。
USB-Cで練習からDAWまで REC
USB-Cオーディオインターフェース機能を内蔵し、そのままDAWへ録れる。ヘッドフォン出力は3段階のゲイン切替を持ち、インピーダンスの違うヘッドフォンでも音量を確保できる。ただしUSBバスパワーだけでは動かず、電源アダプターの接続は必要。
5. 価格と相場
▼GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
¥169,400
税込・国内価格改定後・2026/7
🇯🇵 国内中古
約 ¥146,000
中古市場の参考値・2026/7
🌍 海外新品 USD
$1,199
米国実売・2026/7
Gear Wise Diagnosis
中古相場:2025年4月発売とまだ新しく、中古の玉数は少ない。状態の良い個体で 約 ¥146,000 と、値上げ前の新品在庫(¥140,800〜¥154,000)と価格が接近・逆転している場面もある。今は「中古を探すより、旧価格の新品在庫を探す」ほうが実利が出やすい局面だ。
長期トレンド:国内価格は改定で ¥154,000 → ¥169,400 へ。NAMエコシステムの拡張とファームウェアの継続更新で機能が増え続ける構造のため、後継機が出るまでは相場が大きく崩れにくい。2026年6月には海外限定の派生「Anagram Guitar Essentials」も登場している。
為替の影響:米国実売 $1,199(Thomannは $1,044)に対し、国内 ¥169,400 は円安と国内価格改定を反映した水準。フィンランド製だが北米・欧州との価格差は小さくなく、保証・サポートを取るなら国内正規品が無難。
現在の取扱・価格
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6. Echo Notes
— さらに知るMEDIA/ メディア評価
🇺🇸 Premier Guitar
Darkglassはベーシストの会社だ。そしてベース中心のブランドの例に漏れず、楽しい思いをするのはギタリストだけじゃないと証明しにかかる——Anagramは、その最も鮮やかな仕返しかもしれない。音も素晴らしいが、この機材が本当に光るのはプログラムのしやすさと、切り替えの精度だ。パッシブのJ系ベースを繋いでハーモニック・ブースターのプリセットを呼んだ瞬間、それがわかる。
🇺🇸 Guitar World
近年の機材業界は、リグをより手軽に、より強力にする方向へ進んできた。Anagramはその流れへのDarkglassの一歩——いや跳躍だ。質の高いアンプ/プリアンプ/ゲイン系に、膨大なキャビの選択肢と定番エフェクトが揃う。ルーティングと接続性の自由度が、練習・録音・ライブのすべてに効く万能機にしている。この領域はHX Stompが支配してきたが、あれがギタリストを念頭に設計されたことは否定しようがない。
PLAYERS/ 使用プロ
Felipe Andreoli
ブラジルのメタルバンドAngraのベーシスト。Temple of Shadowsツアーの機材としてAnagramの使用が確認されている。
TRIVIA/ 豆知識・トリビア
- 中身はLinuxベースの独自OS「KosmOS」。JACK2やLV2プラグインといったオープンソースの土台の上に組まれている。Darkglassは活動を終えたMOD Devices(MOD Dwarf)の知的財産を取得しており、元MODの開発者Filipe Coelhoが開発に関わっている。
- Darkglassは2009年創業のフィンランドのブランドで、2022年からKorg傘下。Anagramもフィンランド製で、210×105×62mm・815g。電源は9V DC(電池は使えず、純正電源が同梱)だが、USB-C PDからの給電にも対応する。
- 2026年、Sweetwater/Andertons限定の派生「Anagram Guitar Essentials」が登場した。ギター向けのアンプモデルとエフェクトを追加した別SKUで、本機とは混同しやすい。※派生モデルのため比較表には含めていない。
VIDEO/ 動画
公式
使い方
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最終更新:2026年7月|価格・在庫は変動します。
