GE-7

BOSS
GE-7
Released
1981
Type
Graphic EQ
Bands
7-Band
Bypass
Buffered
Power
9V DC
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結論
  • 音の傾向 100Hz〜6.4kHzを7バンド・各±15dBで補正できる定番グラフィックEQ。スライダーを動かした分だけ素直に効き、ブースターとしても使える万能型。
  • こんな人におすすめ アンプやギターの帯域を細かく整えたい人、ソロ用のブースト/ミッド足しが欲しい人、初めてのEQに迷っている人に。
  • 操作感 スライダー式で直感的。効きは素直で、上げ下げした帯域がそのまま音に出る。詰めるほど応えてくれる。
注意したい点:スライダーを大きく動かすとノイズ(ヒス)が乗りやすい、という評価が世界的に根強い。現行のSMD基板は個体差もあり、賛否が分かれる。
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1. 三大特徴とサウンド傾向

7バンド・各±15dBの補正力

100Hz〜6.4kHzをオクターブ間隔の7バンドでブースト/カット。各±15dBと可変幅も広く、テレキャスを太く「化けさせる」ほど積極的な音づくりができる。

スライダー式の直感操作+ブースター運用

8本のスライダーで視覚的に音を彫れる。Levelスライダーでクリーンブースト、歪みの前後どちらに置くかで役割が変わる二刀流。

ノイズ評価の二極化

スライダーを動かすとヒスが乗る、という声は世界的に根強い。一方で「神話だ」「現行は静か」とする擁護派もおり、評価がはっきり割れるのも特徴。

レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Audiofanzine46
zikinf17
フォーラム多数
Total63+

2. 世界のレビュー

🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
“la Telecaster se convierte casi en una Les Paul”
テレキャスがほぼレスポールになる。マジで。この設定を入れた瞬間、音が太く・力強く化けた。EQ一台でギターのキャラごと持ち上がるとは思わなかった。これは手放せない。
“el mejor boost para solos que existe”
ソロ用ブースターとしてこれより上は知らない。色々試したけど結局いつもこれに戻ってくる。しかもソロだけじゃない。使い道は無限にある。一家に一台、それくらいの価値はある。
🇺🇸 The Gear Page(米)
“How have I lived so long without an equalizer?”
なんで何年も買わなかったんだ俺は!! EQなしでどうやって生きてきたんだ!? 初心者に「最初に買うべき2台」を聞かれたら即答する——チューナーと、EQだ!! 順番を間違えるな。EQは早く買え!!
“on peut sculpter le son”
音を彫れる。彫刻みたいに。「彫れる」なんて言葉じゃ足りないくらいだ!!! 欠点? ひとつだけある——一台じゃ足りなくなる。気づけばもう一台欲しくなってるんだ。
⚖️ 中立
“puede inducir cierta cantidad de ruido”
ちゃんと働くし作りは頑丈で長持ちする。そこは信頼していい。ただ設定によってはそれなりにノイズが乗る。出る時は出る——そこは正直に言っておく。
“la smd moderna suena más chillona que las antiguas”
「GE-7はノイズが乗る」——これ、ネットで擦られすぎた決まり文句だと思う。実際はそこまでじゃない。ただ正直、現行のSMD基板は昔の個体より少し硬くて耳に刺さる鳴り方をする。そこだけは旧型に分がある。
🇺🇸 The Gear Page(米)
“the GE-7 just sounds so much more natural, organic and full”
デジタルのSA EQ2と弾き比べた。便利なのはEQ2だ。でも音——GE-7の方がずっと自然で有機的で太い。友人の新しめの個体は例のノイズ問題もなかった。結局、音で選ぶならGE-7に手が伸びる。
🇺🇸 The Gear Page(米)
“it was quite noisy, so I sold it”
いいEQが欲しい。前に旧型のGE-7を持ってたけど、けっこうノイジーで手放してMXRの10バンドに替えた。……今度は帯域が多すぎた。多けりゃいいってもんじゃない。結局7バンドがちょうどよかったのかもな。今になってそう思う。
“меня он порадовал”
MT-2とRoland Cube 15Xの組み合わせで使ってみた。結論、悪くない。むしろ気に入った。派手な機材じゃないけど、組み合わせ次第でちゃんと応えてくれる一台だ。
🌶️ 激辛
“metía mucho ruido. Lo vendí de inmediato”
持ってた。日本製の由緒正しいやつ。それでもノイズがひどかった。「MIJなら静か」なんて幻想だ。我慢できずに即売った。それが俺の答えだ。
“ça souffle dés qu’on déplace une barrette”
速攻で売り払った。スライダーを一本動かした瞬間、「サーッ」とヒスが乗る。補正する以前の問題だ。少なくとも俺の用途では——何の役にも立たなかった。
🇺🇸 PedalPCB(米)
“so annoyingly noisy that I ended up selling it”
去年GE-7を買った。EQペダルってアイデアは大好きだ。でも現実は——とにかくノイズがうるさい。我慢できなくて結局売った。あんまり腹が立ったから自分で静かなEQを自作することにしたよ。
👍 🇪🇸ブースターとして常用してる。設定さえ詰めれば、どこにもノイズなんて感じない。
👍 🇫🇷品質・堅牢さ・価格、このバランスは無敵。自分の環境ではノイズもゼロ。全ギタリストが一台持つべきだ。
👍 🇫🇷日本製の個体を使ってる。5150のループでもAC30の前でも、ノイズに悩まされたことは一度もない。
😐 🇫🇷最初の一台としては完璧なEQ。ただ慣れてくると、もっと上が欲しくなってくるのも事実。
😐 🇫🇷唯一の弱点はノイズ。とはいえ安価なICとコンデンサを替えれば直せる範囲だ。
👎 🇫🇷レベルを上げていくと、無視できないノイズが乗ってくる。そこだけは擁護できない。

3. 競合比較

機種タイプ回路帯域数可変幅バイパス
BOSS GE-7
(本機)
グラフィックアナログ7バンド±15dBBuffered
BOSS EQ-200グラフィックデジタル10バンド×2ch±15dBBuffered
MXR M108S Ten Bandグラフィックアナログ10バンド±12dBTrue Bypass
Source Audio EQ2グラ+パラデジタル10バンド±18dBTrue/Buffered
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:シンプルで素直な定番グラフィックなら本機。プリセット記憶・デュアルch・低ノイズが欲しいならBOSSの上位機EQ-200。帯域を増やしたいならMXR Ten Band。周波数もQも追い込みたい多機能派はSource Audio EQ2。
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4. 使い方Tips

歪みの後ろで音質を整える POST

歪み系エフェクターの後段に接続するのが基本の使い方。耳障りな6.4kHz付近を少し下げ、痩せた100〜200Hzを軽く持ち上げると、ペダルの歪みが見違えるほど扱いやすくなる。アンプのトーンでは届かない帯域までピンポイントで補正できるのが、グラフィックEQ最大の強み。ハウリング対策にも効く。

ソロ用ブースター/ミッド足し BOOST

全バンドを0(フラット)にしてLevelスライダーだけ上げれば、音質を変えずに音量だけを稼ぐクリーンブースト。ソロで前に出したいときは、さらに800Hz〜1.6kHz付近を+3〜+5すると、歪み量はそのままにミッドが張り出してバンドを抜ける。歪みの前に置けば、帯域ごとの歪み量そのものをコントロールできる。

5. 価格と相場

GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥14,850
最安実売・2026/6
🇯🇵 国内中古
約 ¥9,500
中古市場の参考値・2026/6
🌍 海外新品 USD
約 $130
海外実売・2026/6

Gear Wise Diagnosis

中古相場:1981年発売の超ロングセラーで、中古の流通量が極めて多い。相場は安価で安定しており、状態の良い個体を選びやすい。入門用にもモッド素体にも向く、買いやすい一台。

長期トレンド:40年以上にわたり生産が続く定番中の定番。近年のBOSS価格改定で新品実勢はじわりと上昇しているが、それでもEQペダルとしては手頃な水準を保つ。デジタル上位のEQ-200が併売される今も、シンプルな定番として確固たる地位を保っている。

為替の影響:海外と国内の価格差には円安が反映される。中古は為替の影響を受けにくいため、コストを抑えたい場合は現実的な選択肢になる。

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6. Echo Notes

— さらに知る
MEDIA
🇬🇧 Andertons
市場で最もシンプルかつ効果的なイコライザーのひとつ。嵩張るEQの仕事を、半分のサイズ、しかもほぼ半額でこなしてしまう。歪みを重ねたときに不要な帯域を削るのも、狙った帯域を彫り込むのも自在。7バンドというシンプルさが、ほぼあらゆるライブの現場で武器になる一台だ。
🌍 Reverb
「おそらく最も広く使われているEQペダル」と評される定番。1981年から作り続けられ、100Hz〜6.4kHzをカバーするシンプルなEQながら、痩せた音の補正からハウリング対策まで幅広く効く。Made in Japanの初期個体はコレクター人気も高い、息の長い一台だ。
PLAYERS
David Gilmour
— Pink Floyd。ラックに複数のGE-7を常備し、Pete Cornishの改造を施して運用したことで知られる。帯域別に設定した個体を曲ごとに切り替える使い方は、彼のサウンドの土台のひとつ。
The Edge
— U2。長年その機材を管理するギター・テックのリグ解説で、膨大なラックの中にGE-7が確認されている。緻密なトーンメイクで知られる彼の、EQの一翼。
TRIVIA
  • 1981年に発売されて以来、一度も生産が途切れていないBOSS屈指のロングセラー。100Hz〜6.4kHzの7バンドを各±15dBで補正でき、Levelスライダーで全体の音量も調整できる。
  • 「スライダーを動かすとノイズ(ヒス)が乗る」という評価が世界的に有名で、安価なオペアンプやコンデンサを交換して静音化する“モッド文化”が根強い。XTS等による改造版も流通する。
  • David Gilmourは80〜90年代のリグで、最大5台ものBOSSグラフィックEQを同時に組み込んでいたことが機材アーカイブに記録されている。1台では足りないほど、EQを音作りの核に据えていた。
VIDEO
公式デモ
操作・セッティング
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最終更新:2026年6月|価格・在庫は変動します。