Line 6
HX Stomp
HX Stomp
Released
2018
Type
Pedal Modeler
Effects
300+ models
Blocks
最大8
Power
9V DC
本ページには広告を含みます。
結論
- 音の傾向 フラッグシップHelixと同じHXモデリングを手のひらサイズに凝縮。アンプ・キャビ・エフェクト300以上を最大8ブロックまで自由に組める、完結したデジタルリグ。
- こんな人におすすめ ペダルボードを小型化したい人、アンプ直結とPA/録音直の両方を1台で完結させたい人、サブ/フライリグを探している人に。
- 操作感 3フットスイッチと小型画面でこのパワーを捌くのは慣れが要る。スナップショットとブロック構成を理解すれば、サイズからは想像できない自由度。
向かない人:つまみ即操作で完結する手軽さを最優先する人。多機能ゆえメニュー操作とDSP残量の管理が前提になり、シンプルな単機能ペダルの即応性とは異なる。
1. 三大特徴とサウンド傾向
▼Helix譲りのHXモデリング
フラッグシップHelixと同じSHARC DSPとHXモデリングを搭載。アンプ・キャビ・エフェクトのモデルはHelixと共通で、サウンドの質はそのまま。サードパーティIRも読み込め、音の説得力はこのサイズの常識を超える。
1台で完結する多用途リグ
アンプ直結の歪み箱、PA/録音への直アウト、4ケーブルメソッドでの実機併用、24bit/96kHzのUSBオーディオI/Fまで。フライリグにもサブ機にもなる、潰しの効く一台。
パワーゆえのDSP制約
最大8ブロックだがアンプ/キャビ/重いリバーブはDSPを多く食い、実際に積める数は構成で変わる。3フットスイッチと小画面での運用も含め、強力さと引き換えに“慣れ”を要求する設計。
レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Thomann401
Sweetwater123
Audiofanzine9
Total533
2. 世界のレビュー
▼🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“une fois noyé dans le mix, personne ne fait la différence”
最初は保険のつもりだった。それが今や——手放せない。ステージ機材は30kgから9kgになったんだ。そうとも、真空管じゃない。だがミックスに沈めてみろ。誰ひとり、違いになんか気づきゃしない。ひとりもだ。
🇪🇸 guitarristas.info(西)
“EL MISMO SONIDO que sus hermanas mayores”
Eleven Rackも真空管も渡り歩いた。行き着いた先がこれだ。人生で初めて——欲しかった音が、そのまま出た。疑って上位機のLTまで買って並べたさ。鳴りは、完全に同じ。安いのに妥協がひとつも無い。
🇺🇸 The Gear Forum(米)
“Overall, best guitar pedal ever made, IMHO.”
言い切るぞ。今まで世に出たギターペダルで、これが最高だ。機能と音質を、この筐体サイズで割ってみろ。——並ぶ相手がいない。Stompは“名機”の称号に、とっくに値してる。
🇺🇸 Reddit(米)
“Quantity, quality, price, and pedalboard real estate. It checks all the boxes.”
物量、音質、価格、ボードの専有面積。全部のマスにチェックが入る。価格に文句を言う奴? こいつが何をくれるか見えてないだけだ。俺なんか新品同様を、下取り込みの実質$434で持って帰ったぞ。
⚖️ 中立
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“que 6 blocs !!! Pas un de plus”
音は文句なし。コンパクトで4ケーブルもばっちり決まる。だが——ブロックが6個!それ以上はただの1個も無いんだ。「透明だ」と言われるが、俺の耳には違う。ライブはスイッチが過敏で、正直まだ未知数だ。星は3つ。
🇪🇸 guitarristas.info(西)
“Como unidad todo-en-uno para directo le faltan cosas”
アンプの歪み、とくにクランチとクリーンは、時間をかければ見事に鳴ってくれる。IRも接続性も上等だ。ただ直の一体型としては足りない——スイッチ3つ、DSP制限。本領を発揮するのは、ボードの中核に据えたときだ。
🇩🇪 Warwick Forum(独)
“It still has that digital vibe to it, a small tiny latency”
買うつもりなんて無かった。試しにプロデューサーへ3つ音源を送ったら、実機のDIを外して、HXのキャビシムの方を選んだんだ。デジタル特有の質感とごく僅かなレイテンシーはある。学習曲線も。だが返品寸前から一転、PCエディタで詰めればどんな音でも出せると分かった。
🇺🇸 Sweetwater(米)
“the calibration knob for the tuner is way too close to the pedals”
イヤモニ運用ならこれがベストだ。アンプ+キャビ+ODだけで、FOHが喜ぶ音が出る。唯一にして強烈な不満は——チューナーの較正ノブが足元に近すぎること。踏むと436や449Hzに化ける。半セット気持ち悪いまま弾いて、やっと気づくんだ。それで星を一つ落とした。
🌶️ 激辛
🇺🇸 Sweetwater(米)
“it reduced the brightness, clarity, and power of my signal to lifeless mush”
Mesa Mark V:35に4ケーブル。ペダルを全部これ一台に畳む——そのはずだった。なのにどうだ。バッファ付きループでさえ、明瞭さもパワーも根こそぎ死んだ。残ったのは生気のないマッシュだけ。FRFRやPA直なら良かろうよ。だがこれだけは言わせろ。真空管に挿す機材じゃない。断じて、違う。
🇪🇸 guitarristas.info(西)
“el bicho consume de media entre 800 y 1000mA”
サードのIRを積めば、こいつは化け物だ。本当に化ける。——なのに、電源が地雷ときた。on/offスイッチは小さすぎ、L字ジャックは干渉する。消費電流は平均800〜1000mA、盛れば1200mAだぞ?? 結局CIOKS DC7に230€だ。音は、最高なんだ。最高なのに——惜しい。本当に、惜しい。
👍 🇩🇪何でも屋だ。普通のSennheiserのヘッドホンでもよく鳴って、アクティブSPを買うのをやめた。
👍 🇺🇸アンプもキャビもオーディオI/Fも全部入り。手持ちペダルの大半を売り払ったよ。
👍 🇪🇸30年前なら夢だった音と可能性が、この小さな箱にまるごと収まってる。
👍 🇺🇸ファームで毎年良くなる。使うほど、買った後悔が消えていく珍しい機材だ。
😐 🇺🇸学習曲線は急だ。YouTubeとマニュアルは必須——箱から出してすぐ弾けるタイプじゃない。
👎 🇺🇸音は良かった。でも信頼性が最悪だ。常時UPS越しでスタジオから一歩も出さず、26ヶ月で突然死んだ。修理代は新品と同額ときた。
3. 競合比較
▼| 機種 | アンプ数 | エフェクト | フットSW | IR対応 | 駆動電源 | オーディオI/F |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Line 6 HX Stomp (本機) | 70種以上 | 200種以上 | 3 | ○128スロット | 9V DC3A・付属DC-3 | ○24bit/96k |
| HeadRush Flex Prime | 97 | 109 | 3+Exp内蔵 | ○3rd party対応 | 12V DC3A・専用AC | ○24bit/96k |
| Hotone Ampero II Stomp | 87 | 400種以上 | 3 | ○50スロット | 9V DC | ○8in/8out |
| BOSS GX-100 | 32 | 170種以上 | 8+Exp内蔵 | ○WAV読込 | 9V DC1.2A・付属PSB-1U | ○48kHz |
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:Helix譲りの音質と完成度・拡張性なら本機。同等サイズで圧倒的なエフェクト数とコスパならHotone Ampero II Stomp。タッチ画面とアンプ・キャプチャーまで一台で欲しいならHeadRush Flex Prime。8フットスイッチでライブの足元操作を重視し、BOSS AIRDの実機感を求めるならGX-100。なお本機は付属DC-3(9V 3A)前提で、一般的なペダルボード電源では給電できない点が導入時の分かれ目になる。
現在の取扱・価格
4. 使い方Tips
▼DSP残量を見てブロックを組む DSP
アンプ+キャビ+IRは重く、最大8ブロックでも実際に積める数は構成次第。歪みや空間を足す前にDSPメーターを確認し、重いリバーブは1つに絞る、キャビは2つ使いを避けるなど、残量から逆算して設計すると詰まりにくい。
4ケーブルメソッドで実機と併用 4CM
FXループ経由で手持ちアンプのプリ前後にHX Stompを割り込ませ、歪みやワウはアンプ前、ディレイ/リバーブはループ(プリ後)に配置。アンプの色は活かしつつ、空間系だけデジタルで足すハイブリッド運用ができる。
スナップショットで音色を切り替える SNAPSHOT
3フットスイッチでも、スナップショットを使えば1プリセット内で複数ブロックのON/OFFやパラメータを音切れなく同時に切り替えられる。曲中のバッキング→ソロ移行などは、プリセット切替よりスナップショットで組む方が滑らか。
5. 価格と相場
▼GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥96,800
国内実売・2026/7
🇯🇵 国内中古
約 ¥80,000
中古市場の参考値・2026/7
🌍 海外新品 USD
約 $600
海外実売・2026/7
Gear Wise Diagnosis
中古相場:2018年発売以来の定番コンパクトモデラーで流通量が多く、中古は約 ¥70,000〜90,000で安定している。状態の良い個体を選びやすく、人気ゆえ値落ちは緩やか。付属電源(DC-3)や箱の有無で相場に幅が出る。
長期トレンド:発売後、円安と価格改定が重なり新品実勢は上昇し、現在は約 ¥96,800の水準。海外では希望小売が一度$699台まで上がった後、現在は$599台まで下げ戻している。8フットスイッチのHX Stomp XLや上位Helix、さらに新世代のHelix Stadiumが加わった今も、最小構成のHX系として需要は底堅く、中古市場も活発。
為替の影響:海外実勢 約 $600に対し、国内 約 ¥96,800は円安を反映した水準。USD建てが基準の輸入機のため、為替次第で国内価格は動きやすい。コストを抑えるなら状態の良い中古が現実的な選択肢になる。
現在の取扱・価格
6. Echo Notes
— さらに知るMEDIA/ メディア評価
🇬🇧 MusicRadar
ボードに馴染む筐体に、これだけのトーンを詰め込んだのは見事だと評価。静電容量式フットスイッチのおかげでアサインや編集はミスが起きにくく、マニュアルいらずで扱えるという。歪みではOCD・RAT・DS-1のモデルが好印象。一方で、サイズと小画面ゆえ上位Helixほど即座に設定を追い込めない点を弱点として挙げている。
🇺🇸 Guitar World
何でもこなす点で“スイスアーミーナイフ”という比喩がこれほど似合う機材はない、と評する。Helixのアンプ・キャビ・エフェクトへ最も安価にアクセスできる一台であり、単なるストンプ箱として使うのは、フェラーリを25mphで走らせるようなもの、とも。FXループやFRFR/PA直で鳴らした時にこそ、モデルのダイナミクスとリアルさが本領を発揮するという。
PLAYERS/ 使用プロ
Nancy Wilson
— Heartのリードギタリスト。Royal FlushツアーのペダルボードにHX Stompを搭載しているのが、Premier GuitarのRig Rundownで確認できる。
Andrew Stockdale
— Wolfmotherのフロントマン。従来のアンプを持たない軽量リグへ移行し、HX Stompに音作りの中核を任せているのが、Premier GuitarのRig Rundownで確認できる。
TRIVIA/ 豆知識・トリビア
- フラッグシップHelixと同じSHARC DSPとHXモデリングを搭載。ただしHelixがDSPを2基積むのに対しHX Stompは1基構成で、これが同時使用ブロック数の上限差につながっている。
- 発売当初は同時最大6ブロックだったが、後のファームウェア更新で最大8ブロック(DSP許容範囲内)まで拡張された。アンプ/キャビ/IR/エフェクトをこの枠内で自由に組める。
- 123dBのダイナミックレンジを持つ24bit/96kHzのUSBオーディオI/Fを内蔵し、リアンプにも対応。本体は約800gで、フライ/トラベルリグとして設計されている。
VIDEO/ 動画
公式クイックスタート
海外デモ
最終更新:2026年7月|価格・在庫は変動します。
