Keeley
Compressor Plus
Compressor Plus
Released
2017
Circuit
Ross系
Bypass
True Bypass
Power
9V DC
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結論
- 音の傾向 Ross系アナログの流れを汲む、音を潰さず整えるナチュラル系。スタジオ録音のような艶と、低ノイズの静けさが持ち味。
- こんな人におすすめ 常時掛けで音を前に出したい人、Blendで原音を残しつつ自然にサステインを足したい人、シングルとハムを持ち替える人に。
- 操作感 Sustain / Level / Blend / Tone の4ノブは効きが素直。まず全ツマミ12時前後から詰めると迷いにくい。
向かない人:ガッツリ潰した派手なスクイーズやパキパキの飛び道具的コンプ感を積極的に求める人。あくまで「自然に整える」方向のペダル。価格も入門用としては高め。
1. 三大特徴とサウンド傾向
▼ナチュラルな透明系コンプ
名機Ross Compressor / Dyna Comp譲りのアナログ回路を継承。音を無理に潰さず整える方向で、スタジオ録音のような艶と伸びを足す。高精度パーツによる低ノイズ設計も持ち味。
Blend+Toneで音作り自在
原音とコンプ音を混ぜるBlendでパラレルコンプが可能。アタックを残しつつ自然な掛かりに。さらにToneで高域を補正し、コンプで埋もれがちな抜けとキラめきを取り戻せる。
SC / HB トグルで持ち替え即応
Single Coil / Humbucker のモードスイッチがリリースを最適化。出力の高いハムでも各音のアタックと解像度を保ち、現場でギターを持ち替えても細かな再調整が要らない。
レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Thomann296
Sweetwater154
Audiofanzine7
Total457
2. 世界のレビュー
▼🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇪🇸 Guitarristas.info
“sí que me parece el mejor que he tocado. Sonido sin estridencias.”
これまで弾いた中で最高だと思う。耳障りな尖りがまるでない音で、やるべき仕事をきっちりこなしてくれる。文句のつけようがない。
🇫🇷 Audiofanzine
“adieu la coloration du boss cs3, adieu l’effet pompage adieu le souffle.”
BOSS CS-3の色付けよ、さらば。あのポンピングも「サー」というノイズも全部消えた。もう前のには戻れない。
🇩🇪 Thomann
“richtig viel Luft zum Atmen und er kann ordentlich zupacken.”
40年やってきて5ペダル+2ルーパー、コンプは今回が初めて。これで音にたっぷり呼吸する余裕ができて、しっかり掴んでもくれる。最高だ。
🇪🇸 Guitarristas.info
“he adquirido el Keeley Plus y estoy encantado.”
BossやDyna Comp、Xoticを渡り歩いて、これが一番だと思う。Toneつまみで明るさも微調整できる。文句なしの名機だ。
⚖️ 中立
🇫🇷 Audiofanzine
“elle coupait mes basses et produisait un surplus d’aigus désagréable.”
音を照らしてくれる良さはある。ただ低域が痩せて、耳につく高域が出る瞬間があった。バッファを足して、どうにか折り合った。
🇺🇸 Sweetwater
“when the sustain was above 50%, the signal was getting clipped.”
サスティンを50%より上げると信号がクリップした。交換品でも同じで、Keeleyは仕様だと言う。40%で最高の音は見つかったが、それは説明書に書いておいてほしかった。
🇩🇪 Thomann
“Ein Regler für die Attack fehlt mir ein Wenig.”
2台を比べて、正直B6Kの方が好みだった。Sustainの効きは良い。ただアタックのツマミが無いのが少し物足りず、In-Outが側面なのも気になる。
🌶️ 激辛
🇺🇸 Sweetwater
“even with the knobs turned down and bypass engaged, the noise floor was elevated.”
音そのものは良かった。だがノブを絞ってバイパスにしても、ノイズフロアが持ち上がったままだった。電源はVoodoo Labsで別。結局一日で返品した。
🇺🇸 The Gear Page
“I couldn’t bond with it and sold it.”
どうにも馴染めず売った。一番低い設定でも潰れすぎで、しかも明るすぎる。BlendもToneもゼロにしても上が出すぎた。結局Egoに、次いでCali76へ移った。
👍 🇺🇸常時ONでTS前に置いてる。全部12時、Blendだけ3時。シングルのTeleで使ってる。
👍 🇪🇸全ノブ12時、Toneだけ1時。これで最高に決まる。
👍 🇺🇸狙ってなかったのにsustainが魔法だった。予想外の、一番のお気に入り。
😐 🇺🇸シングルコイルには最高。ハムバッカーだと、他のコンプの方が好みかも。
😐 🇺🇸ハムだとsustainとblendを低めに抑えないと、不自然でクアッキーになる。シングルなら別かも。
👎 🇺🇸1か月で死んだ。ライブ中にポップノイズが出て、翌日には完全に沈黙した。
3. 競合比較
▼| 機種 | 方式 | コントロール | Blend | バイパス |
|---|---|---|---|---|
| Keeley Compressor Plus (本機) | アナログ(Ross系) | Sustain / Level / Blend / Tone +SC・HB | ○ | True Bypass |
| BOSS CP-1X | デジタル(MDP・多帯域) | Comp / Ratio / Attack / Level | × | Buffered |
| Xotic SP Compressor | アナログ(Ross系) | Volume / Blend +強度トグル・内部DIP | ○ | True Bypass |
| MXR Dyna Comp Deluxe | アナログ(Dyna Comp系) | Output / Sensitivity / Clean / Tone +Attack | ○ | True Bypass |
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:透明感とBlend+Toneの音作りで選ぶなら本機。潰さず自然に整えたい・持ち替え対応が要るならここが本命。とにかく音を色付けせず賢く効かせたいならCP-1X(デジタル多帯域)。極小サイズで足元を節約したいならSP Compressor。ヴィンテージらしい「スクイーズ感」も残したい定番派ならDyna Comp Deluxe。
現在の取扱・価格
4. 使い方Tips
▼常時掛けで自然に整える ALWAYS ON
SUSTAIN
11時
LEVEL
12時
BLEND
2時
TONE
12時
まず全ツマミ12時前後を起点に。Sustainは控えめ、Blendは原音多めにすると、掛かりを感じさせず音だけ前に出る“いつでもオン”の設定に。ノイズが気になればSustainを下げ、Toneで整える。
透明ブースト/芯を残す BOOST
SUSTAIN
9時
LEVEL
2時
BLEND
10時
TONE
1時
Sustainを絞りBlendを原音寄りにして、Levelを上げると、コンプ感を最小限にした透明なクリーンブーストになる。Toneをやや上げると抜けが増し、ソロやアンプの前段プッシュに向く。
5. 価格と相場
▼GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥21,800
サウンドハウス実売・2026/7
🇯🇵 国内中古
約 ¥15,000
中古市場の参考値・2026/7
🌍 海外新品 USD
$149
Sweetwater実売・2026/7
Gear Wise Diagnosis
中古相場:ブティックコンプの定番として人気が高く、中古はタマ数こそ多くないが値落ちしにくい。状態の良い個体は新品との差が小さく、急いで探すより手頃な出物を待つのが賢い。
長期トレンド:C2・C4から続く息の長いロングセラーで、生産も安定。近年は円安と輸入コストの上昇を受けて国内新品の実勢はやや高めの水準へ。ナチュラル系コンプの基準機として評価は定着している。
為替の影響:米国での定価に対し、国内は並行輸入・円安を反映してやや割高になりやすい。海外との価格差を意識するなら、為替の影響を受けにくい中古も現実的な選択肢になる。
現在の取扱・価格
6. Echo Notes
— さらに知るMEDIA/ メディア評価
🇺🇸 Premier Guitar
我々の見立てでは、これはRossの名回路を現代に翻訳し直した一台だ。BlendとToneという二つの新しいノブが効く。原音を混ぜて芯を残しつつ、コンプで失われがちな高域を取り戻す——その自由度が、旧来の“潰すだけ”のコンプとは一線を画す。シングルとハムを一発で切り替えるスイッチも実戦的で、価格ぶんの説得力は十分にあると感じている。
🇬🇧 Guitar.com
試してまず驚くのは、その静けさだ。サステインを上げても耳障りなノイズが乗りにくく、動作は上品そのもの。掛かりは自然で、弾いている本人が気づかないうちに音が前に出てくる——まさに“いつでもオン”にしておきたくなるタイプ。ナチュラル系コンプを一台選ぶなら、我々は真っ先に候補に挙げる。
PLAYERS/ 使用プロ
Noel Gallagher
◎ Oasis/ソロで知られるギタリスト。本機Compressor Plusの使用が確認されている。
Brad Paisley
○ カントリー界を代表するギタリスト。Keeleyのコンプレッサー(本機の源流モデル)愛用者として、ロバート・キーリー本人がメディアで言及している。
TRIVIA/ 豆知識・トリビア
- ルーツは1970年代の名機Ross Compressor(MXR Dyna Compの近縁)。Keeleyはそのアナログ回路を磨き上げ、C2・C4を経て、Blend/Tone/SC・HB切替を加えた到達点が本機Compressor Plus。
- Toneコントロールは、アナログディレイ等でBBDを通過した後の高域を取り戻す「エンファシス回路」から発想された、Keeley独自設計。
- 本体はオクラホマ州でハンドビルド。抵抗やコンデンサに金属皮膜パーツを使い、トランジスタを1%未満の精度でハンドマッチするなど、低ノイズのための作り込みが特徴。
VIDEO/ 動画
公式
DEMO
最終更新:2026年7月|価格・在庫は変動します。
