Flash Back 2

TC Electronic
Flashback 2
Released
2017
Type
Delay + Looper
Modes
7+TonePrint×3
Bypass
True/Buff.
Power
9V DC
本ページには広告を含みます。
結論
  • 音の傾向 名機2290譲りのクリアなデジタルから、再設計されたTape/Analogの温かい揺らぎまで。感圧フットスイッチ「MASH」でリアルタイムに表情を付けられるのが最大の個性。
  • こんな人におすすめ 1台で幅広いディレイを賄いたい人、TonePrintで音色を作り込みたい人、ステレオやアンビエントを省スペースで組みたい人に。
  • 操作感 3ノブ+セレクターは直感的。ただしMASHの踏み加減とTonePrint Editorには慣れが要り、タップテンポは外部フットスイッチが必要。
向かない人:踏むだけで確実なタップテンポが要る人、純アナログの太い1音だけが欲しい人。多機能ゆえ「単純な3ノブ機」を求める向きには過剰になる。
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1. 三大特徴とサウンド傾向

MASH=感圧フットスイッチ

踏み込む強さに反応するフットスイッチ。TonePrint Editorで最大3つのパラメーターを割り当てられ、発振やモジュレーション、ミックスを足だけで動かせる。省スペースで擬似エクスプレッションを実現する本機の看板。

名機由来の音と再設計アルゴリズム

クリアなデジタルの基準機2290に加え、Tape/Analogは初代から全面再設計。wow&flutterやテープ特有の揺らぎまで作り込まれ、リバース、そしてオクターブ上がるCrystalまで7タイプを網羅する。

TonePrintと拡張性

アプリ経由で著名ギタリストのシグネチャー設定を無料で流し込め、自作も可能。空きは3スロット。ステレオ入出力を備え、コンパクトながらアンビエントやボード統合にも対応する。

レビュー分析スコア
DELAY
参照ソース
Thomann361
Sweetwater66
Total427

2. 世界のレビュー

🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“je suis toujours au temps bluffé par la qualité de cette pédale”
アナログもデジタルも山ほど通ってきた。自分で作ったことすらある。それでも、この一台の音にはいまだに毎回やられる。Hall of Fame 2とほぼ同じ作りで、こっちはディレイ版。値段を思えば、文句のつけようがない。
🇺🇸 Sweetwater(米)
“The Flashback has several high quality delays rivaling some pedals costing twice as much.”
高いブティックばかり渡り歩いてきた俺が言う。期待の、はるか上をいった。値段が倍するペダルと張り合える音が、この小さな箱から出てくる。スタジオ品質ってのは、こういうことだ。
🇺🇸 Sweetwater(米)
“a great workhorse, jack-of-all-trades delay pedal. Love this pedal!”
名機ディレイを一通り網羅して、TonePrintで自分好みが3枠。おまけにルーパーまで入ってる。何でもこなす働き者だ。これ一台で足りてしまう。文句なし。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“dans le mode tape, on a une véritable modulation wow et fluter!”
新しいTonePrint Editor 4.0が効いてる。Tapeモードに本物のwow&flutterが乗った。2つ目のディレイもマルチタップも足せる。旧型より発振も生々しい。テープエコー好きには、たまらない進化だ。
⚖️ 中立
🇩🇪 Thomann(独)
“Digital (2290), tape, reverse and mod modes all sound great to my ears.”
2290・tape・reverse・modどれも良い音で、特にTapeのアンビエントが好みだ。ステレオ入出力やMASHの発振も楽しく、ルーパーも簡単。ただしAnalogは暗すぎ、TonePrint Editorは高機能ゆえ迷いやすい。Crystalは自分には耳障りで、まだ使いこなせていない。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“A 99€, je ne lui connais pas de concurrence.”
99ユーロで、これと張り合える機種を俺は知らない。手持ちのBoss DD7と直接比べても、断然こっちが好みだ。……とはいえDD7も、いまだにある種の基準ではある。そこは、正直に認めておく。
🇪🇸 guitarristas.info(スペイン)
“Es un pedal bastante marciano y al que hay que echarle bastantes horas para exprimirlo.”
数ヶ月使って、正直かなり気に入ってる。ただしクセは強い。使いこなすには相応の時間が要る。刺さるのはCrystalとMASHだ。Orange Rocker 15のループに繋いでるが、ソロにはほぼ使わない。本気で追い込むには外部タップテンポが要る——それでも、満足してる。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“La fonction mash est sympa, mais c’est beaucoup moins précis qu’une pédale d’expression.”
完全デジタル機だ。MASHは面白い。“意図しないズレ”が創作の種になる。ただし精度は、ちゃんとしたボリュームやエクスプレッションペダルには遠く及ばない。しかもタップテンポには外部ペダルが要る。マーケが黙っている注意点だ。
🌶️ 激辛
🇺🇸 Sweetwater(米)
“the brand new replacement unit had a terrible whistling noise, JUST in the analog setting.”
1台目はフットスイッチが不良で、踏んでもまともにON/OFFできない。交換品が届いたら、今度はアナログ設定でだけ耐えがたいホイッスルノイズ。電源も絶縁も内部バッファも試したが消えない。他は良い音だけに、購入に二の足を踏んでいる。
🇪🇸 guitarristas.info(スペイン)
“no entiendo que tanta gente hable bien del flashback si da problemas en una configuración tan simple”
入力に直挿し、アンプはクリーンだけ。こんな単純な繋ぎで“変な音”がする。なぜこれだけ皆が絶賛するのか、正直分からない。俺が何か間違えてるのか——。ダメなら売って、ツマミ3つの単純なやつに買い替える。それで十分だ。
👍 🇺🇸上手い人が良い音のペダルを鳴らすデモは、聴いてるだけで楽しい。文句なしのサウンドだ。
👍 🇺🇸RVSでMASHを踏み込むとdryが消える。Beatles/Hendrix風の“リバースギター”ソロにぴったりだ。
👍 🇺🇸ステレオ出しも良い。これだけ評価されててunderratedとは言えない。この値段でこれ以上のディレイは探す方が難しい。
😐 🇺🇸手に入れて3週間。ディレイとルーパーを同時に使えないのが、ちょっと惜しい。
😐 🇺🇸プリセット2つでスラップバックと軽めをフット切替したいだけ……案外、見つからないんだよな。
👍 🇪🇸迷ったらディレイはFXループへ入れろ。そこが一番、性能を発揮する場所だ。

3. 競合比較

機種方式モード数最大ディレイステレオルーパー
Flashback 2
(本機)
デジタル7+TonePrint37秒40秒20秒(ステレオ)
BOSS DD-8デジタル1110秒40秒20秒(ステレオ)
MXR Carbon Copy Deluxeアナログ1+Bright/Mod1.2秒×なし
EHX Canyonデジタル10+Loop可変×62秒
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:MASHの表現力とTonePrintの拡張性なら本機。モード数と接続性ならBOSS DD-8。純アナログの太い温かみに加え、Bright/Modスイッチで音色に幅を持たせられるMXR Carbon Copy Deluxe。1万円台で多機能・長尺ルーパーならEHX Canyon。※モード数はメーカー公表のタイプ数(ルーパーは別列)。方式のアナログ/デジタルで音の質感が変わる。
現在の取扱・価格
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4. 使い方Tips

テープエコーの揺らぎ TAPE

DELAY
1時
FEEDBACK
12時
LEVEL
11時
Tapeモードはwow&flutterの揺らぎが持ち味。長めのディレイタイムで空間を作り、MASHを踏み込むとディレイタイムが伸びて発振=スペースエコー的な飛び道具に。原音を濁さず馴染む。

クリアな2290ディレイ 2290

DELAY
12時
FEEDBACK
10時
LEVEL
12時
名機2290ベースの、粒立ちの良いクリアなデジタルディレイ。原音を濁さずアルペジオやリードを彩る王道設定。付点8分の“跳ねる”リピートはサブディビジョンのトグルで切り替える。

5. 価格と相場

GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥19,800
国内実売・2026/8
🇯🇵 国内中古
約 ¥15,000
中古市場の参考値・2026/8
🌍 海外新品 USD
約 $150
海外実売・2026/8

Gear Wise Diagnosis

中古相場:人気の現行定番で流通量が多く、中古は約 ¥15,000前後。新品(約 ¥19,800)との価格差が小さめで、状態の良い個体でも底堅い。安く済ませたいなら中古も現実的だが、差額は数千円に収まりやすい。

長期トレンド:2017年発売のロングセラー。海外定価は $169.99スタートから現在 約 $150前後へ緩やかに下落。一方で国内新品は円安を反映し、約 ¥19,800で安定している。値崩れは小さい部類。

為替の影響:海外 約 $150に対し国内 約 ¥19,800は、円安分がやや上乗せされた水準。中古は為替の影響を受けにくく、コストを抑えたい場合の選択肢になる。

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6. Echo Notes

— さらに知る
MEDIA
🇬🇧 MusicRadar
本機の核はMASHだと我々は見る。感圧フットスイッチでエクスプレッション的な操作ができる——ロッカー式ほど精密ではないが、それを補って余りある面白さがある。音はtape/analog/crystalが白眉で、特にtapeとMASHの組み合わせによるテープストップや発振で延々と遊べる。Hall of Fame 2ではMASHがピンと来なかったが、本機では“良い”を“素晴らしい”へ引き上げる決定打だ。アップデートされた万能ディレイ、というのが我々の結論だ。
🇺🇸 Premier Guitar
ディレイの名門として知られるTCが、初代に安住しなかった一台だと我々は捉えている。Analog/Tapeのアルゴリズムを一から作り直し、wow&flutterの揺らぎや温かなモジュレーション、リピートごとの自然な高域・低域の減衰まで、旧来機の“音楽的なクセ”を丁寧に再現している。そして本機は、Shimmerリバーブの発想をディレイへ移し替えたCrystalディレイ——Sub ‘N’ Up由来のポリフォニック・オクターブ・アルゴリズム——を初めて搭載したペダルでもある。
TRIVIA
  • TonePrintでは、John Petrucci・Paul Gilbert・Guthrie Govan といった著名ギタリストが設計したシグネチャー・ディレイ設定をアプリ経由で無料で流し込める。専用エディターを使えば自分だけの設定を一から作ることもでき、コーラスやフランジャー的な音まで作れる。
  • Crystal(CRYS)モードは、TCのオクターバー「Sub ‘N’ Up」と同一のポリフォニック・オクターブ・アルゴリズムを流用したもの。フィードバックのループごとに音を1オクターブ上げ、シマー(きらめき)系のディレイを生み出す。
  • フットスイッチはMASHとタップテンポを切り替えて使える(TonePrintアプリで選択・初期ファームは要アップデート)。ただしタップは初代のようなピッキング入力ではなく、ステレオ入力端子に繋いだ外部フットスイッチで行う方式に変わっている。
VIDEO
公式
DEMO
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最終更新:2026年8月|価格・在庫は変動します。

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