Electro-Harmonix
Neo Clone
Neo Clone
Released
2010
Type
Analog Chorus
Controls
Rate + Depth SW
Bypass
True Bypass
Power
9V DC
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結論
- 音の傾向 名機Small Cloneと同一回路のBBDアナログコーラス。甘く立体的なうねりを、Rate1ノブとDepth2段スイッチだけで手軽に出せる。本家よりわずかに高域寄り・明るめのキャラ。
- こんな人におすすめ Small Cloneの音をコンパクト・低価格で手に入れたい人。設定を増やさず「踏めばあの音」で使いたい人に。
- 操作感 RATE1ノブ+2段DepthスイッチのみでNeoの潔さが魅力。細かく追い込む機能はない。
向かない人:ステレオ・タップテンポや多彩な音作りを求める人。踏んだ際のポップや音量変化は個体・設定で報告が割れる点も知っておきたい。
1. 三大特徴とサウンド傾向
▼Small Cloneの音をそのまま小型化
高品質なBBDチップと同一回路で、名機Small Cloneのリッチで立体的なコーラスを継承。大箱だった筐体はコンパクトになり、ペダルボードに載せやすくなった。
1ノブ+2段Depthスイッチの潔さ
操作はRATE1つとDEPTH2段スイッチのみ。控えめでクリスタルな揺れと、深く温かい揺れを一発で切り替えられる。設定に迷わず、踏めば即あの音。
明るめのキャラと、割れる評価
本家より少し高域寄り・アタック強めという声が多い。踏んだ際のポップや音量変化は個体や設定で報告が分かれ、賛否がはっきり出るのも本機の一面。
レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Thomann207
Sweetwater27
Audiofanzine6
Musician’s Friend16
Total256
2. 世界のレビュー
▼🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“Tout simplement le meilleur chorus du monde !”
世界一のコーラスだ。文句なしで、これ以上の言葉がいらない。Depthスイッチひとつで、深く温かい揺れと、控えめでクリスタルな揺れを出し分けられる。Gibsonのフロントで鳴らすと、最高に好みの音になる。予備をもう1台、買っておくつもりだ。
🇩🇪 Thomann(独)
“Besorg euch lieber einen NEO-Clone statt einen NANO-Clone”
迷ってるならNanoじゃなくNeoを買え。使える設定は3つある。クリーンの補強、ハイゲインの厚み付け、そして速めにDepthを上げたロータリー的なうねり。ステレオとタップテンポ以外は、必要なものが全部入ってる。
🇪🇸 Guitarristas.info(スペイン)
“yo tengo el neo clone, y estoy muy contento”
持ってるけど、大満足だ。Small Cloneより少し高域寄りで、アタックが強い。甘くクリーミーで、Policeのカバーには欠かせない。唯一の不満は高域が乗りすぎること。ギター側のトーンで少し丸めればいい。
⚖️ 中立
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“ce pop ce transforme en véritable BOOOOOOM quand la pédale est dans une boucle d’effet”
音そのものには完全に満足してる。Depthは上、Rateは9時で固定、あとは触らない。ただFXループに入れると、踏んだ瞬間のポップが本物の爆音に化ける。売る寸前まで行った。
🇩🇪 Thomann(独)
“gibt es jeweils einen lauten Knack durch den Amp”
ノブは値がリニアに変わるんじゃなく、キャラそのものが変わっていく。フェイザー的なところから、王道のうねり、ビブラート的な揺れまで。音は温かくてクリーンを引き締める。ただ電源を入れた直後に一度だけ、大きなノイズが出る。以後は出ないけどな。
🇪🇸 Guitarristas.info(スペイン)
“suena como un fuerte PAH! Como un golpe de sopetón”
素晴らしいペダルだ、90年代のあの音がする。ただ踏むと、強いポップが出る——不意打ちの一撃みたいに。ハイゲインで鳴らすと特に強くて、スピーカーやアンプを痛めないか心配になる。
🌶️ 激辛
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“le Neo clone ne m’a convaincu ni en clair ni en saturé”
クリーンでも歪みでも、こいつには納得できなかった。同じエレハモのNano Stone(フェイザー)は倍以上するMXRに迫る出来だったのに、このNeo Cloneは音質が明らかに見劣りする。M234もMAXON CS-9 Proも、廉価なIbanez CF-7と比べても、優位はなかった。名前は、NeoよりCheap Cloneのほうが合ってる。
🇩🇪 Thomann(独)
“Sowohl vor dem Amp als auch im FX-Loop hat es meinem Signal ekelige Höhen hinzugefügt”
小さい筐体にこれだけ詰め込んだのは認める。でも、音がすべてを台無しにした。アンプ前でもFXループでも、信号に不快な高域が乗る。レベルまで持ち上がった気がした。倍の値段でもMXR Analog Chorusにしたら、100%納得できたよ。
🇪🇸 Guitarristas.info(スペイン)
“queda corto, así de simple, hasta algo rayando en lo molesto”
動画じゃなく、実際に弾いて言う。音は及第点だが、射程が狭い。深くかけると、耳障りの域に入る。Small Cloneのほうが明るくて色があって、深さも明瞭さもつまみで追い込める。あの温かくクリーミーな質感は、NeoでもNanoでも出せなかった。
👍 🇫🇷コスパが素晴らしい。手持ちのMXRより少し高域寄りだが、奥行きはこっちが上。古いBOSSに何か足したような音だ。
👍 🇩🇪この値段なら文句なしの選択。基本の音はちゃんと出る。
👍 🇩🇪操作が簡単なのが気に入ってる。音もこれで十分。また買うと思う。
😐 🇪🇸ポップはこのペダルでは正常。先にペダル、後からアンプの順で電源を入れれば避けられる。
😐 🇫🇷小箱でSmall Cloneの音が手に入るのは本当。ただ温かさは、本家に一歩譲る。
👎 🇫🇷音は綺麗で変化も滑らか。でも踏んだ瞬間に、音量がガクッと落ちた。
3. 競合比較
▼| 機種 | 方式 | コントロール | ステレオ | バイパス |
|---|---|---|---|---|
| EHX Neo Clone (本機) | アナログBBD | Rate+Depthスイッチ | モノ | True Bypass |
| EHX Small Clone | アナログBBD | Rate+Depthスイッチ | モノ | True Bypass |
| MXR M234 Analog Chorus | アナログBBD | 5ノブRate/Level/Depth/Hi/Lo | ステレオ | Buffered |
| TC Electronic Corona | デジタル | 4ノブ+TonePrint | ステレオ | 切替True/Buffered |
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:名機の音をコンパクト・低価格でなら本機。同じ音でもう一回り大きく、じっくり鳴らすなら大箱のSmall Clone。ステレオでEQまで追い込むならMXR M234。多機能・デジタルの拡張性ならTC Corona。
現在の取扱・価格
4. 使い方Tips
▼定番の揺れ(Depth 浅) LIGHT
RATE
11時
Depthスイッチを浅い側にし、Rateを11時あたりへ。クリーンを軽く揺らして厚みを足す、最も使いやすい定番セッティング。コード弾きやアルペジオが一気に立体的になる。
深い揺れ〜ロータリー的(Depth 深) DEEP
RATE
1時
Depthスイッチを深い側にし、Rateを速めの1時前後へ。うねりが強まり、レズリー的な回転感やヴィブラート寄りの揺れに近づく。かけすぎると耳障りになるので、Rateで加減するのがコツ。
5. 価格と相場
▼GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
¥15,400
国内実売・2026/8
🇯🇵 国内中古
約 ¥9,000
中古市場の参考値・2026/8
🌍 海外新品 USD
$86
海外実売・2026/8
Gear Wise Diagnosis
中古相場:流通量は多めで、中古はおおむね ¥8,000〜10,000で安定している。大箱のSmall Cloneより手頃で、コンパクト志向の入門機・サブ機として選びやすい。
長期トレンド:2010年発売のロングセラー。海外定価は $86前後で長らくほぼ据え置きだが、国内新品は円安を反映して上昇し ¥15,400前後に。大箱のSmall Cloneと、Depthスイッチを省いた廉価版Nano Cloneの中間に位置する。
為替の影響:海外 $86に対し、国内 ¥15,400は円安を反映した水準。中古は為替の影響を受けにくく、コストを抑えたい場合の現実的な選択肢になる。
現在の取扱・価格
6. Echo Notes
— さらに知るMEDIA/ メディア評価
🇬🇧 MusicRadar
我々の見立てでは、これはオリジナルのSmall Cloneと事実上区別がつかないほど近い。Depthスイッチを欠くNano Cloneでは決して出せなかったあの揺れを、同じ小型筐体で本物として鳴らしてくれる。回路はSmall Cloneと基本同じで、精度を上げるため電子回路に手を入れたとメーカーは説明する。操作はRateノブ1つと、深さを2段階で切り替えるマイクロスイッチのみ。エレハモらしい過剰な出力の機種もある中で、本機は控えめな揺れも作れるのが好ましい。
🇺🇸 Guitar World
名機Small Cloneの回路を、ペダルボードに無理なく載る小さな箱に収めた——それでいて、むしろ音は一回り大きく感じるほどだ。「Clone」一族の中でも、あの立体的なうねりを最も素直に受け継いだ一台だと我々は評価する。編集部のGold Awardを授けたのは、この完成度とコンパクトさを両立させた点にある。
PLAYERS/ 使用プロ
Nicole Fiorentino
— The Smashing Pumpkins『Oceania』期のベーシスト(現Garbageのツアーメンバー)。ベースにコーラスを積極的に使う数少ない一人で、Neo Cloneをライブとレコーディングの双方で使っているのが、本人インタビューで確認できる。
James Dean Bradfield
— Manic Street Preachersのギタリスト/ボーカル。2025年の最新作『Critical Thinking』で使ったコーラスにEHX Neo Cloneを名指ししているのが、Guitar Worldのインタビューで確認できる。
TRIVIA/ 豆知識・トリビア
- 2010年発売。カート・コバーンが愛用したのは大箱のSmall Cloneで、Neo Cloneはその音をコンパクト化した後継機。コバーン没後の登場のため、本人がNeo Cloneを使ったわけではない点は混同されやすい。
- 「Clone」一族が多い。大箱のSmall Clone、Depthスイッチを省いた廉価1ノブのNano Clone、ベース対応のBass Clone、ステレオのStereo Clone Theoryなど、同系がラインに並ぶ。Neoは「Small Cloneのコンパクト版」の位置づけ。
- 電源投入時のポップや、踏んだ際の高域・音量の変化がしばしば話題になる。プルダウン抵抗の実装差など設計に由来する事象とされ、個体や設定で出方が分かれるという報告がある。
VIDEO/ 動画
DEMO①
DEMO②
最終更新:2026年8月|価格・在庫は変動します。
