ID:X FLOOR

BLACKSTAR
ID:X FLOOR
Released
2026
Type
Floor Modeler
Lineup
3 Models
Effects
35+
Power
9V DC
本ページには広告を含みます。
結論
  • 音の傾向 全モデル共通のサウンドエンジンで、ギターアンプ12+ベース3+アコ2を搭載。ISFでUS↔UKのトーンを行き来でき、パワーバルブResponseで真空管ライクな手応えを作れる。「数で殴らず12アンプに絞って質を取った」設計思想。
  • こんな人におすすめ 宅録・小箱ライブ・配信を一台でシンプルに回したい人、メニュー潜行を嫌いアンプ感覚で素早く音を決めたい人。標準9V電源で既存のペダルボードに馴染ませたい人にもハマる。
  • 操作感 ノブ中心で音作りが速く、USB-Cオーディオインターフェース内蔵。3モデルの違いは音質でなく拡張度(フットSW数・Exp・FXループ・MIDI)に集約される。
向かない人:10〜20機の名機を並べたい人、外部ステレオ空間系・MIDI連携・エクスプレッションを重視する人。最小構成のFloor OneはExp入力もFXループもMIDIも持たないため、拡張性重視ならTwo/Threeか競合上位機を検討したい。
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1. 三大特徴とサウンド傾向

全モデル共通のサウンドエンジン

One/Two/Threeの3モデルはサウンドエンジンが全機共通で、「下位モデルだから音が劣る」ということがない。component-levelモデリングによるギターアンプ12種(オリジナルBlackstar6+他社名機を再現したAmpton6)、ベース3種、アコースティック2ボイス+シミュレーターを全機が搭載する。3モデルの違いはハードの拡張度に集約される。

ISF+パワーバルブResponseの音作り

Blackstar特許のISF(Infinite Shape Function)でUS系↔UK系のトーンを無段階に振れる。パワーバルブResponseはEL84/EL34/6L6のフィールを切り替え、IRベースのCabRig(In The Room技術)でキャビ&マイキングまで作り込める。メニュー潜行ではなくノブ中心で素早く音が決まる操作系が核。

標準9V電源とUSB-CオーディオI/F

3モデルとも一般的な9V センターマイナスのペダルボード電源で動く。専用ACアダプターを要する競合が多い中、既存のパワーサプライにそのまま挿せる設計は珍しい。USB-Cでオーディオインターフェース化し、無償のArchitectで深い編集とパッチ共有に対応。99パッチを全モデルで扱える。

2. 世界のレビュー

🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇩🇪 Thomann(独)| Floor One
“Kein Touchquatsch, kein Mausgeschiebe, einfach einstellen und losrocken.”
タッチパネル?いらん。マウスでチマチマ?いらん。ツマミを回して、踏んで、鳴らす。それでいいんだ。Blackstar6機種は文句なし。驚いたのはAmpton側——Dual Recto系も5150系も、ちゃんと”本物の顔”をしてやがる。この値段で、間違いようがないだろ。
🇫🇷 Thomann(仏)| Floor Two
“il conserve le grain Blackstar que j’apprécie, ce qui le démarque clairement des autres amplis.”
あのBlackstarの粒立ちが、ちゃんと残ってる。他とは違うんだ。PAとイヤモニに同時に送れて、音量競争からやっと解放された。pop/funk/rock/blues——掛け持つコピバンには十分すぎる。32kgのアンプを担ぐ日々ともおさらばだ。純粋主義者には少し合成的、くらいの話はあるけどな。
🇫🇷 Thomann(仏)| Floor Three
“sur un test à l’aveugle j’aurais du mal à repérer la pédale ou l’ampli d’origine”
目隠しで聴かされたら、こいつと本物のアンプ、正直当てる自信がない。それくらいいい音だ。何時間も設定を探さず、すぐ弾ける。ベースもいけるが、まあピック向き、コンプはもう少し欲しいかな。ディレイもリバーブも良い。競合と比べても満足度は高いよ。
🌐 Reddit r/guitarpedals| Floor One
“im using it now whith an XLR into my interface sounds pretty killer!”
今まさにXLRでインターフェースに直結してる。これがさ、かなりキラーな音なんだ。リハも卓に直挿しでいくつもり——もう重い機材で腰をやらかさずに済む(笑)。音は良いし、運用は軽い。最高だろ。
⚖️ 中立
🇫🇷 Thomann(仏)| Floor One
“Ce qui m’a vraiment déçu ce sont les trois minuscules boutons qui font vraiment cheap”
アンプの音は本当に気に入ってる。Boss GX1/GX10、ToneX、Valetonと比べても、こっちが好みだ。ただ——あの3つの極小ボタンには本気でがっかりした。安っぽいし、設定もできない。プリセット切替時のディレイ挙動にも、引っかかりがある。音が好きなだけに、惜しい。
🌐 Reddit r/guitarpedals| Floor One
“I found that it is best used as a self-contained setup rather than adding external drives.”
うちのはバジというより、static的なヒスが乗る感じ。色々試した結論——外部のドライブを足さず、こいつ単体で完結させるのがベストだ。モジュレーションやリバーブでは出ないから、原因はゲイン系ペダルだけらしい。そう割り切れば……問題はない。
🌐 Reddit r/guitarpedals| Floor One
“Digital gain is so harsh that 9 oclock gain is like equalvalent to like 1 oclock on my tube high gain amp”
強めに弾くとジジッ!とバジが乗る。9時のゲインでもう……だ。最初は参った。でも分かった——フルチューブ機から来た俺には、こいつを9時より上げる理由がそもそも無いんだ。デジタルのゲインは刺さる。9時でチューブの1時くらいに感じる。そう捉えれば付き合えるよ。
🌶️ 激辛
🇩🇪 Thomann(独)| Floor Three
“Die Endstufe separat zu emulieren macht hier echt den Unterschied.”
パワー段を別個にエミュレートしてるのが効いてる。大音量でギターキャブを鳴らして初めて”アンプの音”がするモデラーだ。そこは激賞する。だが——マスターボリュームが、低すぎる。GPA-100で4×12を鳴らしたらバンドで音量が足りない。マイクプリにPADを噛ませてやっとだ。音は最高なんだぞ。この出力不足だけは、本気で困る。
🇫🇷 Thomann(仏)| Floor Three
“elle semble ne proposer que 2 positions : ON ou OFF”
エクスプレッションペダルがONかOFFの2段しか出ない。中間が!無い!?どこにも無いんだ!Architectで再キャリブレして保存した!なのにっっまた戻る!これで2回目だぞ?もうソフトのバグだと確信して返金を請求した。踏んで表情をつける——その一点ができない時点でッッッこいつは役立たず!

3. 競合比較

機種アンプ数エフェクトフットSWIR対応駆動電源オーディオI/F
Blackstar ID:X Floor
(代表機 Three)
ギター12+ベース3+アコ235種以上8+Exp内蔵
(One/Two=3・OneのみExp無)
CabRig9V DCペダルボード電源USB-C
BOSS GX-10032170種以上8+Exp内蔵16スロット専用ACUSB
Line 6 POD Go70種以上200種以上8+Exp内蔵
(Mode/Tap含む)
128スロット専用ACUSB 4in/4out
HeadRush MX54663種以上3+Exp内蔵実質無制限専用ACUSB 96kHz/24bit
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:アンプ/エフェクトの”数”では競合に譲る。ID:X Floorの個性は標準9V電源でそのままペダルボードに挿せる手軽さ(競合は全機専用AC)と、12アンプに絞った「弾く」ための最短設計にある。IRは全機対応。フットSWはThreeが8基(One・Twoは各3基)で上位2機と対等だが、MX5の3基は少なく操作モードの切替が必要。全機エクスプレッションペダルを備える(ID:X Floorは上位2機=Two/Threeに内蔵、Oneのみ非搭載)。膨大なモデル数より操作の速さを優先する人、既存サプライに馴染ませたい人に向く。
現在の取扱・価格
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4. シリーズ比較

機種フットSWExp.ペダルFXループMIDIその他
Floor One3(パッチ呼出のみ)最小構成・最軽量
Floor Two3内蔵表現力をプラス
Floor Three8(2列)内蔵モノIn/Thru最上位・拡張性◎
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方の目安:サウンドエンジンは全モデル共通=音質に上下はない。違いは拡張度だけ。最軽量・最安で十分ならFloor One(ただしExp入力・FXループ・MIDI非搭載)。エクスプレッションを足したいならFloor Two。パッチとエフェクトを個別に踏み分け、FXループ・MIDIまで使うならFloor Three
※FXループはThreeでもモノラル。外部ステレオ空間系を活かしたい場合は内蔵エフェクトで対応する前提になる。各モデルの最新仕様は記事化時に要確認。

5. 価格と相場

Floor One
¥37,400
希望小売価格(税込)・実勢 約¥29,920〜/海外 約 $239〜270・2026/6
Floor Two
¥46,200
希望小売価格(税込)/海外 約 $279〜320・2026/6
Floor Three
¥57,200
希望小売価格(税込)/海外 約 $349〜400・2026/6

Gear Wise Diagnosis

中古相場:2026年1月発売から日が浅く、中古はほぼ流通していない。当面は新品実勢が基準になる。国内はコルグ扱いの希望小売価格(One ¥37,400/Two ¥46,200/Three ¥57,200・税込)に対し、量販・通販の実勢はOneで約¥29,920〜と既に値引きが入る。値が動くとすれば、最小構成のFloor Oneが拡張性の都合で早めに手放されるケースが想定される。

長期トレンド:9V駆動・比較的手頃な価格帯という性格上、急な値崩れは起きにくいと見られるが、競合の新製品やファームウェア更新の評価次第で動く余地はある。トレンド判断に足るデータの蓄積はこれからだ。

為替の影響:海外定価は機種で $239〜400 のレンジ。国内希望小売価格はこれに円安分と国内流通コストを乗せた水準で、並行輸入は送料・関税を載せると国内実勢との差が縮みやすい。3年保証の付く国内正規(コルグ扱い)が現状は無難だ。

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6. Echo Notes

— さらに知る
MEDIA
🇬🇧 Guitar World(Floor Three)
最上位のFloor Threeを試した。箱から出した瞬間、ずしりと重い——前モデルより1kg近く重く、思わず取り落としかけたほどだ。だが弾けば納得する。アンプとキャビのモデルは、もっと高価な大手ブランドの機種を上回る質を持っている。ライブ機として見ると操作性に引っかかる点はあるが、音の良さがそれを補って余りある。BOSS GXのようにモデル数や機能で攻めるタイプではないものの、選択肢が少ないぶん音作りに迷わず、弾く時間が増える。Blackstarが今後アップデートを重ねれば、相当いいものになる予感がある。
🇬🇧 MusicRadar(Floor Two)
Floor Twoは、細部に深入りするより「とにかく弾きたい」人のための機材だ。Pre-FXのTube Screamer系やKlon系、モジュレーション・ディレイ・リバーブまで、価格を超えた”高価な”風味の音が揃う。箱出しのプリセットも実用的で、マニュアルを読み込まずに使える。画面は小さいが、2つのノブの操作に慣れれば十分機能する。最大の不満はプリセット切替——曲中で歪みやエフェクトを踏み替えるには、ギターから手を離してボタンを押すしかない。そこが要るならMIDIフットスイッチか、各セクションにフットスイッチを持つFloor Threeを選ぶことになる。
TRIVIA
  • ID:X Floorは2026年のNAMMで発表された、Blackstar初の高性能デジタル・フロアモデラー。元Marshallのエンジニアが2007年に立ち上げた同社は、既にフロアボード型アンプ「Amped」シリーズを持つが、ID:Core/ID:Xコンボで培ったアンプモデリングをフロア型に本格移植したのはこのシリーズが初めてだ。
  • 3モデルとも一般的な9V センターマイナスのペダルボード電源で動く。専用ACアダプターを要するフロア・モデラーが多い中、既存のパワーサプライにそのまま挿せる設計は珍しく、発売時に各メディアが競合への一手として注目した。
  • 2026年発売の新製品ゆえ、実名アーティストの常用実績はまだ確立段階にある。現状は専門メディアや販売店による公開デモが評価の中心で、ユーザー評価とともにこれから固まっていく段階だ。
VIDEO
公式デモ
紹介動画
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最終更新:2026年6月|価格・在庫は変動します。

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