NUX
Amp Academy
Amp Academy
Released
2022
Amp Models
18 (V4)
IR
1024-sample
Latency
1.2ms
Power
9V DC
本ページには広告を含みます。
結論
- 立ち位置 FXループ・XLR DI・IRローダー・USB録音を1台に収めたストンプ型アンプモデラー。この価格帯では機能密度が突出。
- こんな人におすすめ アンプを持たずボードで完結したい人、サードパーティIRで音を追い込みたい人、練習からライン出しまで1台で回したい人に。
- 使い勝手 TSAC-2K+1.2ms低レイテンシーで反応は良好。ただし深い設定はエディター前提で、本体だけでは完結しない。
向かない人:繋いですぐ弾ける直感性を最優先する人。PCエディターとの付き合いやIR選びに時間を割けないと、持ち味を引き出しにくい。
1. 三大特徴とサウンド傾向
▼機能密度がこの価格帯で突出
FXループ・XLR DI出力・IRローダー・USB録音インターフェースを1台に集約。同価格帯でこれらを同時に備えるストンプ型モデラーはほぼ本機だけだ。
TSAC-2K+1.2ms低レイテンシー
White-Boxモデリングで6種の名機系アンプを再現。1.2msの超低レイテンシーと110dBのダイナミックレンジが、チューブアンプに近い反応を生む。
IR前提で化ける/エディター依存
1024サンプルIRにサードパーティIRを読み込むほど音は伸びる。反面、深い設定はPCエディターが前提で、本体だけでは追い込みきれない。
レビュー分析スコア
ECHO
参照ソース
Thomann45
Audiofanzine3
Sweetwater1
Total49
2. 世界のレビュー
▼🏆 大絶賛※引用(斜体)は実在レビューの原文/日本語は意訳です
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“Je me revois, lors de la balance : QUEL SON !!! mais alors quel son”
リハのサウンドチェック、あの瞬間が忘れられない。音を出した途端「なんて音だ!!!」と声が出た。本当に、なんて音なんだこれは。それだけで十分だった。
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“Une petite merveille. Les canaux clair jusqu’au high gain sonnent très bien, mêmes avec les IRs d’usine”
ちょっとした傑作だ。クリーンからハイゲインまでどのチャンネルもよく鳴る。しかも工場出荷のIRのままで、だ。差し替えずとも最初からこの音が出てくれる。
🇪🇸 Guitarristas.info(スペイン)
“me ha solucionado mucho la logística de ir y venir con muchos cacharros”
この一台の可能性に、とにかく満足している。何よりありがたいのは——「機材をあれこれ抱えて行き来する」あの物流問題を、こいつがだいぶ片付けてくれたことだ。
🇺🇸 The Gear Page(米)
“I have several gigs on mine and it is working fine.”
現場で何度も使ってるが問題なし。初日に組んだ6シーンを今もそのまま使ってる。スーパーリバーブ系+スーパーキャブで欲しい音が出るし、プリアンプも一台減らせた。ライブはPA直、これとドライブ/時間系ペダルで俺の音は完成だ。
⚖️ 中立
🇫🇷 Audiofanzine(仏)
“les modélisations du Dual Rectifier et du JCM 800 m’ont semblé bien plates”
クリーンの音はかなり気に入っていた。ただDual RectifierとJCM800のモデリングは、どうにも平板に聞こえた。良い所ははっきり良い。刺さらない所もはっきりしていた。結局は手放したよ。
🇪🇸 Guitarristas.info(スペイン)
“el resultado es sorprendente. Había, eso sí, más ruido del normal y un volumen exagerado”
出てきた結果には驚いた。悪くない、いやむしろ大したものだ。ただし正直に言えば、ノイズは普段より多く音量も過剰なくらいだった。感心と引っかかりが同じだけ残った。
🇺🇸 The Gear Page(米)
“I have probably spent as much buying IRs as I have on the unit itself.”
もう数ヶ月使ってる。JCM800とVibro Kingが主力だ。音は良く録音もこなす一台で、IRの読み込みも簡単。ただ本領を出すには質の良いIRが要る。IR代は本体と同じくらい注ぎ込んだし、ハズレも多かった。古いトランジスタラジオみたいな音になったこともある。
🌶️ 激辛
🇩🇪 Thomann(独)
“UPDATE 2026: Wow, now it costs 150€! This turned obsolete fast! NUX we’re not your beta testers!”
2026年、追記させてくれ。今や150€だと?あれだけ出したのに、こいつはあっという間に「時代遅れ」だ。NUX——はっきり言わせてもらう。俺たちはお前らのベータテスターじゃない。
🇺🇸 The Gear Forum(米)
“All dirt amps didn’t impress me at all, too much compression.”
今もAmp Academyは持ってる。でも正直、前のボードでは「クリーン専用の一発屋」としてループの一枠に放り込んで終わりだった。歪み系アンプはどれもダメ。コンプ感が強すぎる。本当に良くなったのかは知らないが、俺の中でこいつはクリーンの一芸機で終わった。
👍 🇩🇪HX Stomp級の音が半額で出る。IridiumやACS1より、機能はむしろ豊富だ。
👍 🇬🇧コスパは最強クラス。持っていたペダルの何本かが、これのおかげで不要になった。
👍 🇺🇸AC30やOrange OR15の音にかなり肉薄する。XLRから直接PAへ送れるのもいい。
😐 🇩🇪ミニマル設計。音は良いが、エディターでもコーラス等は足せず、項目に制約がある。
👎 🇫🇷結局、Strymon Iridiumに戻った。値段は違うが、音は明確にあっちが上だ。
👎 🇺🇸デジタルに移った頃にNux Amp Academyを試したが……正直、感心しなかった。
3. 競合比較
▼| 機種 | アンプ | IR自ロード | FXループ | XLR DI | MIDI |
|---|---|---|---|---|---|
| NUX Amp Academy (本機) | 6種 (V4で最大18) | ○ 1024-sample | ○ | ○ | × |
| Strymon Iridium | 3種 | ○ 9スロット | × | × | ○ |
| IK TONEX One | AIキャプチャ 20プリセット | ○ | × | × | × |
| BOSS IR-2 | 11種 | ○ | ○ | × | × |
→ 横スクロールできます※価格は「価格と相場」に集約
選び方:FXループとXLR DIを同時に備えるのはこのクラスで本機のみ。ボード後段の空間系を活かしつつPA直結したいなら本機。純粋な鳴りとステレオ再現ならIridium。膨大なキャプチャ資産で音を選ぶならTONEX One。単体で11アンプ+電池駆動の手軽さならIR-2。
現在の取扱・価格
4. 使い方Tips
▼ペダルプラットフォーム運用 BOARD
Amp AcademyをクリーンなアンプベースにしてFXループを活用し、前後に好みのOD・空間系を組み込む。アンプを持たずボードで完結させたいプレイヤーの基本形。前段のドライブを歪みの主役に、本機はアンプ+キャブの土台として使うと安定する。
カスタムIR前提のライン運用 IR
York AudioやOwnHammer等のサードパーティIRをユーザースロットに読み込み、ビルトインを超えたリアリティを引き出す。XLR DIでPAへ直結でき、ステージのライン音をコントロールできる。IR選定に時間をかけるほど音は伸びる。
ヘッドフォン練習・サイレント HOME
AUX入力に音源を繋いで一緒に弾き、ヘッドフォン出力で完結。夜間やアパートでの練習に向く。AUX入力はIridiumにはない実用機能で、日常の使い勝手で差が出るポイント。
USB録音インターフェース REC
USB-CでPCに直結し、オーディオIFとしてDAWへギターを録音できる。外部IF不要で機材構成をシンプルに保てる。Normal / Dry Out / Reamp / Loopback のルーティングを備え、リアンプや配信にも対応する。
5. 価格と相場
▼GEAR ECHO
※正確な年次価格ではなく、傾向を示す参考イメージです。現在値のみ実数。
🇯🇵 国内新品
約 ¥24,200
サウンドハウス実売・2026/7
🇯🇵 国内中古
約 ¥14,000
中古市場の参考値・2026/7
🌍 海外新品 USD
約 $179
海外実売・2026/7
Gear Wise Diagnosis
中古相場:発売から数年が経ち、中古は¥14,000前後が参考水準。流通量はそれほど多くないが、状態の良い個体なら新品との差額を考えて中古も現実的な選択肢になる。
長期トレンド:2022年5月発売。発売時の海外定価は約$199だったが、欧州では約€150まで軟化し実勢は下落傾向。上位機Amp Academy Stompの登場で、本機はノーフリルの手頃なプラットフォームとして位置づけが明確になった。
為替の影響:海外実売 約$179に対し、国内新品 約¥24,200(島村など定価¥29,100)は円安を反映した水準。並行輸入との価格差には注意したい。
現在の取扱・価格
6. Echo Notes
— さらに知るMEDIA/ メディア評価
🇺🇸 Delicious Audio
$189でこの機能密度は圧巻だ。8ノブ・3トグル・2フットスイッチ、TSAC-2Kの6アンプ、Dirt Box系エフェクト、USB録音、Neutrik/Alphaの部品まで、まさに全部入り。結論はシンプルで、この音が気に入りさえすればもう迷う理由はない。ベスト・アンプモデリングペダルの一角に、迷わず本機を挙げたい。
TRIVIA/ 豆知識・トリビア
- 2022年5月発売。TSAC-2K(White-Box)で6種のアンプ(Vintage=Fender Twin Reverb系/Red=Mesa Dual Rectifier系ほか)を再現。V4ファームウェアでは各スロット3択・最大18アンプに拡張できる。
- Neutrikジャック・Alphaポット・1GHzのNXP RT DSP・TI/AKMのAD/DACなど、価格帯を超えた部品構成。1.2msの低レイテンシーと110dBのダイナミックレンジが廉価モデラーの中で際立つ。
- 信号ブロックの並べ替えや深い設定は専用エディター前提。後にディスプレイ/MIDI対応の上位機「Amp Academy Stomp」が登場し、本機はノーフリルのペダルプラットフォームとして位置づけが明確化した。
VIDEO/ 動画
DEMO①
DEMO②
最終更新:2026年7月|価格・在庫は変動します。
